所蔵ビデオ・LD・DVDが視聴できる東京23区の公立図書館リスト
東京23区立図書館のうち、館内でビデオ・LD・DVDを視聴できる図書館をリストアップしてみました。
「図書館は本がある場所」とばかり思っている人もいるかもしれませんが、ビデオ・LD・DVDを所蔵している図書館も少なくありません。そして、下に挙げた図書館では、図書館の中で視聴することができます。せっかくの所蔵資料をぜひ活用してください。
足立区
荒川区
板橋区
江戸川区
大田区
葛飾区
北区
江東区
品川区
渋谷区
新宿区
杉並区
墨田区
世田谷区
台東区
中央区
千代田区
豊島区
中野区
練馬区
文京区
港区
目黒区
タイトルをわざわざ「所蔵ビデオ・LD・DVDが視聴できる」としましたが、図書館の視聴機で見られるのはあくまでも図書館が所蔵している映像資料だけ。家などから見たいビデオ・LD・DVDを持ってきて図書館で見ることはできませんので、ご注意ください。
視聴方法も図書館によってさまざまで、利用者が自分で再生操作をする場合もあれば、バックヤードで職員さんが再生操作をしたのをモニタで視聴する場合もあります。後者の場合は巻き戻しや早送りができないので、目的のシーンだけみたい、目を離してしまったから同じシーンをもう一度みる、といったことはできませんので、それを踏まえてご利用ください。
こうして図書館に視聴設備を設置しておくことは、技術の進歩によるメディアの変化を考えると重要です。というのも、皆さんの中には既に家にはビデオデッキを持っていない、つまり、DVDやブルーレイなどもっと新しいメディアのプレーヤーしか持っていない人もいますよね。図書館でいくら貴重な映像資料を所蔵していようと、それを再生するプレーヤーがなければ意味がありません。
逆にいうと、資料そのものの保存に問題がなくても、プレーヤーのメンテナンスが難しいために、資料の収集や保存をやめてしまう場合もあります。その例がLDで、デジタルメディアなのでビデオテープのような激しい劣化はないものの、プレーヤーの部品の入手が難しいようで、プレーヤーが故障したまま直せなくなっている例が都内でもいくつか見られます。存在しさえすれば読める紙の本と比べて、閲覧に機械などが必要な資料の扱いの難しさを感じます。