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文京区立真砂中央図書館

文京区立真砂中央図書館 訪問記

last visit:2015/05/30

文京区立真砂中央図書館は、本郷三丁目駅と春日駅の中間付近にある文京区立図書館の中央館です。地域資料の充実ぶりが素晴らしい!また、障害に関する本を集めた「ハンディキャップ図書コーナー」は、多くの人に見てもらいたいコーナーです。

§ 図書館の場所

真砂中央図書館の最寄り駅は本郷三丁目駅。本郷三丁目駅と春日駅の中間付近にあるので、春日駅からも1kmありません。ただ、春日駅からだと長い上り坂をあがることになります。本郷三丁目駅からだったら、春日通りを後楽園に向かう方向に進み、「真砂坂上」交差点で右折します。しばらく進むと、右側に真砂中央図書館があります。春日駅からだったら、A2出口を出て左の、尚美学園の建物がある方向の坂を上り、「真砂坂上」交差点で左折、しばらく進むと、右側に真砂中央図書館があります。

この辺りは、真砂中央図書館が高いところにあって、北や東に向かって下っていくかたち。坂道も春日通りのような大きい道もあれば、路地の小さい坂道もあり、「坂の多い文京区」を実感できる場所ですよね。真砂中央図書館から北に向かって下っていく坂も炭団坂(たどんざか)という名前がついています。毎日坂を昇り降りしている人は大変かもしれないけど、小さい坂や階段をくねくねと進むのって、散歩道としていいですよね。上の道のりはわかりやすいシンプルな道のりですが、ぜひ路地に入ってのくねくね散歩も楽しんでください。

ここから下は、2015(平成27)年6月から2016(平成28)年6月にかけての改修工事の前の様子です。近いうちに訪問して、現在の状況を反映させたいと思います。
§ 図書館内の様子

真砂中央図書館は地下1階から3階まである建物です。地下1階が視聴覚ホールと読み聞かせ支援室。1階が児童コーナー、中高生コーナー、家事関連本、文庫、小説、ハンディキャップ図書コーナー。2階がその他の一般図書と新聞・雑誌コーナー、CD・DVD。ただし、家事に関連する雑誌は1階の家事関連本のコーナーにあります。3階はフロア全体が閲覧室。L字型の敷地で、隣接した公園を囲むかたちで建物が建っています。カウンターは1,2階両方にありますが、CDの貸出・返却は2階カウンターでのみ受け付けています。

真砂中央図書館は職員さんのご挨拶がいいんですよね。図書館に入ったときはもちろん、館内でふと目があったときにも、挨拶や会釈をしてくださいます。気分よく利用できるし、ちょっと聞きたいことがあったときにも、気軽に声をかけられますね。

§ 1階の様子

1階の入口に近い方が児童コーナー、奥が小説などの大人向け読みものとなっていて、入口に近い方から順に、絵本、児童よみもの・ちしきの本、中高生コーナー、一般向けの小説と並んでいるので、1階は奥に進むにつれて、対象年齢が上がっていくかたちで棚が並んでいます。L字の区画の曲がり角のあたりに、家事関連本や女性誌・家庭雑誌などがあるコーナーがあります。

絵本は出版社の五十音順に並んでいます。但し、偕成社と福音館の絵本は、冊数が多いせいか、靴脱ぎスペースに配置されています。同じ出版社の本の中での並び順は特に決まっていないようですね。児童向け読みものは、日本人作家の作品も外国人作家のものも一緒にして、タイトルの五十音順に並んでいます。

ちなみに、真砂中央図書館で資料を借りるときにもらう貸出票は、くまの「まさごろう」くんのイラストが入った貸出票です。文京区立図書館は、昔は図書館システムが印刷する貸出票でしたが、今の図書館システムは貸出票印刷機能がないようで、日付スタンプを押したアナログな貸出票なんですよね。

大人の調べものについては2階にレファレンス(調べもの相談)カウンターがありますが、1階の児童コーナーにも子どものための調べもの相談カウンターがあります。時間によっては職員さんがいないこともありますが、すぐそばに1階カウンターがあるので、子どもさんもぜひ図書館でいろいろ調べてみましょう!

児童向け資料については、1階の児童コーナーのほか、地下1階に読み聞かせのための本選びの支援をしてくれる「読み聞かせ支援室」があるとのことです。普段は地下への階段が閉鎖されているので、読み聞かせ支援室を利用する際には、職員さんに申し込むかたちなのだろうと思います。

中高生コーナーは、1階の子ども向けから大人向けへ順に並んでいる棚の並びの途中にあるし、すぐ隣が家事関連の図書や雑誌が並んでいるコーナーであることもあって、中高生しかダメ!というよりは、自由に利用できる雰囲気です。セット漫画は、棚に「美味しんぼ 51~60巻」「あしたのジョー 11~16巻」といった代本シートがあり、そのシートをカウンターに持っていくと、複数巻をまとめて利用できるという仕組みになっています。文京区立図書館で発行している中高生向け広報誌「yomitan」は、大人も読んでみたくなる本も紹介されているので、中高生に限らず大人も活用しましょう!

中高生コーナーの隣の家事関連コーナーは、真ん中に雑誌棚があり、周囲の本棚に料理・手芸や家庭医学、家族問題やジェンダー、老人や性といった専門的な本もあります。右手前あたりは「子育てコーナー」となっていて、「妊娠・出産」「食べもの」「健康」「遊び」「エッセイ」「育児」という分類で、子育てに関する本が集められています。棚上には、文京区発行の病院ガイド・子ども関連のガイドブックなどもあるので、文京区で生活している人なら定期的にチェックしておきたいコーナーですね。

日本人の書いた読みものは、小説も随筆も一緒にして、著者姓名の五十音順に並んでいます。但し、アンソロジーなど複数の著者による小説・随筆集は、「合」というラベルをつけて、小説・随筆の並びの前にまとめて置いてあります。外国人の書いた小説は、「中国文学」「英米文学」「ドイツ文学」等の国・地域別に分類された上で、著者姓名の五十音順に並んでいます。

児童コーナーから小説エリアへと向かう曲がり角内側の壁には、朝日・読売・日経・毎日・産経・東京の各新聞の書評欄のコピーが掲示してあります。単に書評をコピーして貼っているだけでなく、文中に登場する書籍全てについて、ISBNコード、図書館での請求記号、文京区立図書館での所蔵館を記入してくれているんです。文京区立図書館にない場合も、単にないのか、発注中なのかまで書いてくれるという丁寧さ。壁に貼られているのは最近の書評欄で、過去の書評欄はカウンターに近い棚にファイリングされています。また、文庫本の棚脇には各出版社の文庫解説目録がぶら下がっています。これらの情報をもとに、いろんな本に出会いたいです。

§ 多くの人に見て欲しい「ハンディキャップ図書コーナー」

1階の書架で最も見て欲しいのが、「ハンディキャップ図書コーナー」。小説の棚のうち、一番手前の左半分がハンディキャップ図書コーナーとなっており、障害に関する本が集められています。分類を見ると、「雇用・職業」「社会福祉」「自立支援」「児童福祉」「教育」「自閉症」「アスペルガー」「精神医学」「小児医学」「障がいと生きる」「エッセイ・小説等」「聴覚障がい関係」「わたしたちの手話」「手話」「障がいと生きる(聴覚障がい関係)」「エッセイ・小説等(聴覚障がい関係)」と細かく、さらに向かって左壁沿いの棚にも視覚障がい関係の本が集められています。分類を見てもわかるように、概念的・学問的な本よりも、実践的具体的な本が多いです。点字絵本も100冊強あり、もともと点字付きで発行されている絵本のほか、市販の本に点字シートが貼られているものもあります。

このハンディキャップ図書コーナー、図書の充実度ももちろんですが、こうしたコーナーを文庫の棚と小説の棚の間に置いたということも素晴らしい。図書館でこうしたコーナーを作っているところでも、その多くは書架の端っこだったりして、そのコーナーを見てみようと思う人しか来ない位置にあることが多いんです。もちろん、車椅子での生活について書かれた本を車椅子が入れない狭い場所においても必要な人に届かないし、そうした場所的制約などもありましょうが、隅においやっているようにも見えてしまう。

ですが、真砂中央図書館では、文庫か小説の棚を見ようとする人なら必ず目に入る位置にハンディキャップ図書コーナーを設けているのです。今の社会はまだまだ障害に対する理解があるとは言えない、そうした理解を広めるためにも、利用の多い棚のそばにこうしたコーナーを置くっていいことだと思います。現に私も、少し立ち読みしたら涙腺がうるんできて、これは借りてちゃんと読もうと思って借りましたもん。

もちろん、こうした場所に置かないで欲しいという人もいるかもしれません。というのも、障害を抱えていること、身内に障害を抱えている人がいることなどを隠したい人の中には、誰も来ないような場所の方が安心して本を選ぶことができるという人もいる。本当は隠さないで済む、気にしないで済む社会ならいいのでしょうが、まだ偏見や差別があることも事実ですから。でも、真砂中央図書館の場合、少し横にずれれば小説の棚なので、そうした人も小説を読んでいる振りをして本選びをすることもできると思います。現実的に情報を求めている人にも、障がいに対する理解を深めたいという人にも、ぜひ利用して欲しいコーナーです。

§ 2階の様子

2階は、階段・エレベーターで上がった辺りからみて左に新聞・雑誌コーナーや音楽・映画に関する本、右にCD・DVDやカウンター、その先の一般書架で右直角に曲がると、レファレンスカウンターや辞典類・地域資料が並んでいます。

新聞・雑誌は中央館だけあって種類も多いし、新聞は英字新聞2紙のほか、Le Monde(フランス語)、人民日報(中国語)、東亜日報(ハングル)など、雑誌も英語・ドイツ語・フランス語・ハングルと外国語の雑誌もいろいろあります。外国語雑誌の多くはカウンターにあるので、少し手間ですが、ぜひ手に取ってみてください。ちなみに外国語図書は、レファレンスカウンターの対面の壁に、英語・中国語・ハングル・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語で書かれた本が並んでいます。

新聞コーナーの工夫で嬉しいのは、過去の新聞が1~5日、6~10日、11~15日…といった具合に、5日ごとに小分けに保存されていること。半月分で一つに綴じられている図書館が多いと思うのですが、半月分って厚くて重くて、取り出すのも大変、めくるのも大変なんですよね。5日分くらいだと扱いやすいし、過去の新聞を見たい人が複数いる場合も、うまく日にちがずれればどちらの人も閲覧できるし、かなり便利です。

音楽資料は、CDも点数が多いし、新聞・雑誌コーナーの奥の角にある楽譜も冊数が多いです。楽譜の半分以上はクラシックで、作曲家ごとに見出しをつけて整理されています。もちろん、クラシック以外の楽譜も、ビートルズ、ディズニー、みんなのうた、ハワイアンなどなど幅広く取り揃えています。私は小学生の頃にピアノを習っていた以来、楽器演奏から遠のいてしまっていますが、こんなに楽譜が並んでいるのを見ると、また弾いてみたくなりますね。

2階の奥は、レファレンスカウンターや辞典類・地域資料など。レファレンスカウンターの近くには、ネット閲覧PCも4台設置されています。文京区のネット閲覧PCは、未使用時は電源がOFFになっていて、利用者が電源をつけるところから始めるんですよね。いろんな図書館を回っていて、使われていないネット閲覧PCがずっと電源入れっぱなしなのを見て、これってどうなんだろうと思うことも多いのですが、文京区立図書館は震災の影響で節電意識が高まる前からこの方式です。この方法をとっているだけあって、立ち上げにもそれほど時間がかかりませんよ。

§ 3階の閲覧室

3階はフロア全体が閲覧室です。62席ある閲覧机のうち、入って左の一画には持参PCが使えるパソコン利用席、また右の奥には弱視者専用の拡大鏡がついた席も1席用意されています。パソコン利用席は向かい合って座る2席分の机、それ以外の机の多くは、片側2人計4人が向かい合って座るタイプの机で、1人分のスペースも大きめです。

§ 地域資料の充実っぷり

さて、もったいぶって最後に回しましたが(笑)、真砂中央図書館で最も注目したいのが地域資料の充実ぶり。文京区の資料、東京の資料、都内の他区・市にいたるまで、行政資料からエッセイ・写真集まで数多く揃っています。地域雑誌も各種収集していて、『東京人』『谷中・根津・千駄木』といったよく知られているものから、『ふるさと ぶんきょう』『四季本郷』『WAVE文京』『坂まち通信』といった地域雑誌まで、こんな雑誌もあるんだ~とあれこれ手に取ってしまいます。

ゆかりの人物として、森鴎外と樋口一葉の資料も充実しています。森鴎外に関しては、同じ文京区内の本郷図書館の方が充実しているし、2012(平成24)年11月1日には本郷図書館のそばに森鴎外記念館が開館する予定なので、鴎外好きな方はそちらがお薦めです。

一方、樋口一葉の方は、3階の階段上がったところに「ぶんきょう一葉まっぷ」が貼ってあるのですが、それを見てもわかるように真砂中央図書館から歩ける場所にゆかりの地がいろいろあるんですよね。2階の樋口一葉コーナーにも、作品や研究本などが並んでいるのですが、これらの資料に目印としてつけられたシールが可愛いんです。本棚にあった説明によると、2004(平成16)年に文京区が行った「文の京一葉物語」事業の共通キャラクターとして全国から募集し、323点の作品の中から選ばれたイラストとのこと。一葉の名にちなんで、葉っぱに乗っているのが何とも可愛いです。

もう一つ触れておきたいのが、樋口一葉コーナーと森鴎外コーナーの間に飾られている一枚の写真。明治40年の本郷三丁目の風景を撮った寄贈写真で、火の見櫓っぽい(あるいは市電の交通整理用?)高台があったりしてこれだけでも面白いのですが、私の土地勘に間違いがなければ、今同じ場所から写真を撮ったら東京スカイツリーが景色に入ると思うんですよね。どなたか同じ場所から現在の写真を撮って真砂中央図書館に寄贈して、真砂中央図書館が二つの写真を並べて飾ってくれないかな(私は普段から写真を撮らない方なので、うまく撮れる自信がない)。この写真に写っている明治の人が東京スカイツリーを見たら何と言うだろうと想像するのも楽しいです。

本郷三丁目の写真の上に飾られた地図も面白いですよ。地図に升目をつけて、横にA、B、C…縦に1、2、3…といった具合に記号を振り、「東京スカイツリー…C2」みたいに升目記号で地図上の場所を示す方法は、今や一般的ですよね。それを欧米から日本に持ち込んだのは森鴎外だそうです。真砂中央図書館に展示されているのは、それを持ち込んだ『東京方眼図』という地図で、確かに「発案 森林太郎」と書いてあります。

文京区立図書館は、「中央集中型」ではなく「各地分散型」というかたちで、中央館である真砂中央図書館も、所蔵数はそれほど大きいわけではないんですよね。東京都立中央図書館発行の『平成23年度 東京都公立図書館調査』を見てみると、真砂中央図書館の図書総数が173,401冊であるのに対し、区内で2番目に多い水道端図書館が165,201冊と、ほとんど変わらないといっていい冊数。他の自治体は、中央館とそれ以外の館の差がかなり大きいんです。

そんな中央館らしくない(?)真砂中央図書館が中央館らしさを見せているのが、この地域資料の棚と言えると思います。スペース的にとても広いわけではないのですが、棚の高さに少しでも余裕があるところには、狭くていいから段を作って、本を寝かせて収納しているくらい。限られたスペースを余さず使う心意気を感じます。場所も昔からの町並みが残っている雰囲気で、地域の歴史を知りたい気分が盛り上がるんですよね。図書館で昔の本郷のことを読んだり、写真でみたりした後、気分のままに散歩したら、頭の中でタイムスリップできるかも?!

文京区立真砂中央図書館 特集・行事・図書館だより感想記

  図書館探偵 石川啄木~消えた「一握の砂」~
―2012年10月26日~11月11日のイベント
2012年の読書週間イベントとして、真砂中央図書館で行われた館内クイズラリーです。石川啄木に関するクロスワードの問題が館内のあちこちで出題されていて、楽しみながら啄木に関する知識や調べもののコツを学ぶことができました。

文京区立真砂中央図書館 データ

住所東京都文京区本郷4-8-15 →Google Mapで見る
Tel03-3815-6801
開館時間
月~土曜9:00~21:00
日曜・祝日、12月29日9:00~19:00
定休日第4月曜(祝日の場合は開館し、翌日を休館)
12月30日~1月4日
最寄駅 東京メトロ丸ノ内線都営大江戸線 本郷三丁目駅から徒歩6分
東京メトロ丸ノ内線南北線 後楽園駅から徒歩9分
都営三田線都営大江戸線 春日駅から徒歩9分
都営三田線 水道橋駅から徒歩12分
JR総武線 水道橋駅から徒歩17分
駐輪場図書館入口向かって左手前に駐輪場あり。そちらが満車のときは、建物向かって右の公園と図書館の間の通路に駐輪してくださいとのこと。
駐車場なし
所蔵資料
図書所蔵数205,471冊(2017/04/01現在、出典『平成29年度 東京都公立図書館調査』)
音声資料
CDカセットレコード
ありなしなし

映像資料
DVDビデオLD
ありなしなし
※ DVD・ビデオは広報DVD・ビデオを除いた市販ビデオ・DVDの有無を表しています
設備
ブックポスト図書館入口向かって左の壁面にブックポストあり。開館中は使用不可。
自動貸出機なし
自動返却機なし
セルフ予約受取なし
図書の除菌1階中高生コーナー入口脇に、書籍消毒機「デンネツ殺菌ブッククリーンCOCOCHI」1台あり
音声試聴設備2階にCD試聴機1台あり。利用には申込が必要で、30分間、5枚まで。
映像視聴設備なし
ネット閲覧PC3階にネット閲覧PC4台あり。利用は1回1時間、次に待っている人がいなければ30分のみ延長可能。小学生以下は保護者同伴で利用してくださいとのこと。
持参PC利用パソコン利用可能席(2階18席、3階10席)にて持参PCの使用可能。電源あり。
LAN接続
  • 文京区公衆無線LAN「Bunkyo_Library_Free_Wi-Fi」の利用可能。利用は1回2時間、開館時間内は何回でも利用可能。利用の際は、メールまたはSNSアカウント(Google、Facebook、LINEのいずれか)での認証が必要。利用方法の詳細はこちらをどうぞ。
  • 2,3階に「docomo wifi」「ソフトバンクwifi」のアクセスポイントあり
飲食設備等着席時の蓋付き容器(ペットボトル・水筒など)からの飲料摂取はOK。飲むとき以外は、机の上に置かず、鞄の中へしまってください。