東京図書館制覇!へようこそ

東京図書館制覇!

東京23区の区立図書館約250館を全て制覇(訪問)し、現在は多摩地域、島しょ部の図書館巡りをしています。いろんな視点での図書館ランキングやリストも掲載しています。
トップ図書館訪問記板橋区 > 板橋区立赤塚図書館

CurrentIcon 板橋区立赤塚図書館

板橋区立赤塚図書館 訪問記

last visit:2011/02/01

板橋区立赤塚図書館は、2011年2月1日に改築オープンした図書館です。「みどりのあかつか」コーナーでは、農業や園芸の資料を集めています。DVDの館内視聴も行っています。

§ 図書館の場所

赤塚図書館の最寄り駅は、東武東上線の成増駅。でも、道のりにして1km以上歩きます。成増駅は駅のすぐそばに成増図書館があるので、急いでいるときは成増図書館へ、たまには散歩を兼ねて赤塚図書館へ、と使い分けるのもいいですね。

成増駅から徒歩で行くとしたら、北口を出て、バスロータリーのある地上へと降りて、東武東上線の線路に沿って池袋方向に向かって進みます。少し行くと宝くじ売場があるので、その手前の左斜めに伸びている道に入り、500mほど道なりに歩きます。「六道の辻」交差点に出たら、左折して大きい道に入り、600mほど歩くと右に板橋区の赤塚庁舎があります。その2階が赤塚図書館です。

駅からは遠いですが、赤塚図書館から200mほど北には赤塚植物園、さらに北に行くと赤塚城址や板橋区立美術館、赤塚図書館の北東には千葉自胤の菩提寺である松月院など、この辺は散歩スポットがいろいろあるんですよね。休日の赤塚散歩の中に、赤塚図書館を組み込んで訪れるのもお勧めです。

§ 図書館内の様子

赤塚庁舎の2階全体が赤塚図書館です。図書館エリア入口入って、右前方にカウンター、左手前に新聞コーナーや視聴覚室があり、左前方に大きな書架が広がっています。児童室は一番奥の右寄りに別室であります。一般書架のうち、カウンター対面辺りはCDやDVD、その先には雑誌コーナーがあります。

棚と棚の間も広く、ゆっくり本を見られるのがいいですね。駅に近い分、せわしない雰囲気のある成増図書館に比べて、のんびりできるのも赤塚図書館の利点といえそうです。図書館エリア外のエレベーターホールにも椅子があり、1階ロビーにも椅子とテーブルがあるので、図書館で座って読書や調べものをしているのに飽きてきたら、そちらでちょっと休憩することもできます。

赤塚図書館には女の子のマスコットキャラクターがいて、特設コーナーや配布している図書館案内に登場しています。改築オープン時には、この女の子が大きく描かれたバッグを、貸出した人に記念に配布していました。地域で多く生産されている柿をモチーフにしたキャラクターだそうですよ。改築開館時の図書館案内には「地域のみなさまに親しまれる名前があるといいな」とあるので、そのうち名前を公募するのではないでしょうか。開館日時点では募集していませんでしたが、今のうちから考えておきましょう(笑)。

§ 一般書架

一般書架の棚を見ていると、家事関連本や医学はジャンル内でさらに細かく分類しているものの、「36 社会」や「37 教育」は3桁の見出しもありません。この辺は、開館してから徐々に充実させていくのかもしれませんね。

小説は著者名の五十音順に並んでいます。但し、アンソロジーなど複数の著者による小説本はタイトル名で分類されます。例えば、瑞智士記(ミズチ シキ)が書いたの本の隣に、5人の作家の共著である『ミステリ魂。校歌斉唱!』という本が並び、その隣に水野敬也が書いた本がある、といった具合になります。この並べ方は、板橋区立図書館共通の並べ方ですね。

児童室との仕切りに沿った棚には、外国語図書と中高生コーナーがあります。ただ、この棚は2段の低い棚なので、中高生を含む大人にはちょっと見づらい。ぜひ棚上部も活用して、本を目立たせて欲しいところです。外国語図書は英語の資料で、PENGUIN CLASSICSの古いものが多い中、大型の美術書などもありますよ。

雑誌は、扉面に最新号を置いて、扉を開けた中にバックナンバーを置く形の雑誌ラックです。この棚がちょっと小さくて、『CanCam』『Non-no』といった女性誌やスポーツ誌の大きい雑誌は入れにくい。大きくて厚い『家庭画報』にいたっては、やや歪めてどうにか収納しています。新しい図書館なのに、最近の大型雑誌に対応しているとは言いがたい雑誌ラックなのは残念です。

視聴覚資料としては、CDとDVDを所蔵しています。CD付きの語学本なども、CDコーナーにあります。CDは借りられますが、DVDは館内閲覧のみ。平均的な図書館所蔵DVDラインナップって、一般公開された映画ではないもの(「世界遺産」とか「プロジェクトX」とか)の割合が多いのですが、赤塚図書館のDVDは、日本映画:外国映画:映画以外:児童向け=1:1:1:2 という具合で、一般公開映画の割合が図書館にしては高いです。思うに、改築開館してしばらくの間は混みそうですが、時間がたてば駅から遠いこともあってDVDが見られる穴場になるかもしれませんね。混み具合を伺いつつ、利用しましょう!

パソコンに関する本は、日本十進分類法に従うと別の分類になってしまう、パソコンソフトのマニュアル本、インターネットに関する本などが、ひとまとめになってDVD・CDコーナーの隣にあります。DVD・CDコーナー棚のパソコンとは反対側の隣にはハヤカワ文庫が揃っています。赤塚図書館は、改築前の旧赤塚図書館時代に、ハヤカワ文庫のNF、SFなどの各シリーズが1から開架で揃えていたと記憶していますが、今は開架の一つの棚の表裏両面に並べているほかは閉架で所蔵しているようです。

ちなみに、ハヤカワ文庫を所蔵する23区立図書館では、文京区の水道端図書館が圧倒的。何と、SF、NV、FT、NF、HM、JA各シリーズの第一巻から揃っています。検索機で検索しみたところ、赤塚図書館はさすがに全ては揃えていないようですね。ハヤカワ文庫の棚は、普通の文庫コーナーと違って、著者名五十音ではなく、epi、NF、SF、NV、JA、FT、HMなどのシリーズごとにハヤカワ文庫の番号順で並んでいるので、ご注意ください。

§ 児童室

図書館エリアの右奥にある児童室は、中央壁沿いにカウンターがあり、カウンターから見て右に広い板張りの読み聞かせコーナーがあり、カウンター正面から左に掛けてが書架になっています。絵本はタイトルの五十音順、児童の読みものは著者の五十音順に並んでいます。開館まもないこともあり、装飾などは少なく、シンプルな児童室という印象です。

児童室は、改築オープン日だった2月1日には、18時を過ぎたところで「児童室は午後6時でおわります」という看板が出ていたものの扉は開いており、18時を過ぎても入ることはできて、実際に入っている人もいました。たぶん、18時になったら児童室のカウンターに職員がいなくなるという意味で、利用するのは自由だと思います。児童向けの赤塚図書館利用案内にも、「こどもだけで りようできるのは、 3がつから 9がつは ごご5じ30ぷん まで、 10がつから 2がつは ごご4じ30ぷん まで」としか書いていないし。

公立図書館には、児童室を図書館全体の閉館時刻より早く閉めるところも多いのですが、これって児童の利用のことしか考えていないルールだと思うんですよね。児童向けの資料は児童だけが利用するかというと、仕事帰りに自分のお子さんに読み聞かせする本を選ぶ大人も使うし、子どもに接する仕事をしている人が仕事の資料として利用することもある。もちろん、児童書や絵本を好んで読む大人もいますよね。児童室だからといって早く閉めるのは、図書館側がそうした利用を制限する行為ですし、ぜひ多くの図書館で児童コーナーを閉館時刻まで開放して欲しいです。

§ 緑あふれる赤塚を紹介する特設コーナー

赤塚図書館の特設コーナーは、新聞コーナー近くにある「みどりのあかつか」コーナー。農業・園芸の本や、赤塚地域の伝統芸能、周辺の観光名所に関する本を集めています。そういえば、成増駅からの道のりにも、JA東京あおば赤塚支店がありますね。

「みどりのあかつか」コーナーの農業・園芸の本には、木のマークが入った緑色のシールが貼られています。一般書架の方にも農業・園芸の本があるので、それぞれどんな本があるのか比べてみると、『都会の百姓です。よろしく』『だれでもできる新エクセルで農業青色申告』など、実際に板橋区で農業をするのに参考になりそうな本が「みどりのあかつか」に、『田舎暮らしはもうたいへん』『国民のための百姓学』といった首都圏外や全般的な農協に関する本が一般書架の農業のコーナーにあるといったかたちですね。あ、「みどりのあかつか」コーナーには、そうした職業としての農業の本だけでなく、作り方の実用的な本もあるので、自家製野菜を作る人も参考になる本がたくさんありますよ。

また、伝統芸能の紹介もあり、改築開館日の2011年2月1日には、2月に徳丸北野神社や赤塚諏訪神社で行われる「田遊び」の紹介をしていました。資料の一部に田遊び関連の情報が掲載されているものには、輪ゴムをつなげたものに紙の説明文をつけて、該当ページにかかるように輪ゴムをかけて、他のページを見た後でも該当ページがすぐわかるような工夫をしています。

赤塚地域の雰囲気もあってか、急いで必要な目的を果たす図書館というよりは、長時間ゆったりと本の世界に浸りたくなる図書館です。ぜひ、せわしない日常から離れて、赤塚図書館でゆっくり時間を過ごしてください。

板橋区立赤塚図書館 データ

住所東京都板橋区赤塚6-38-1 赤塚庁舎2階 →大きい地図を開く
Tel03-3939-5281
開館時間9:00~20:00
定休日第3月曜(祝日は開館し、翌日を休館)
月末日(祝日は開館し、翌日を休館)
12月29日~1月4日
最寄駅東武東上線 成増駅から徒歩19分
東武東上線 下赤塚駅から徒歩20分
東京メトロ有楽町線 地下鉄成増駅から徒歩21分
東京メトロ有楽町線 地下鉄赤塚駅から徒歩26分
最寄バス停「赤塚庁舎」停留所から徒歩1分
国際興業バス 赤02(赤羽駅西口~志村三丁目駅~成増駅北口)
「赤塚庁舎入口」停留所から徒歩5分
国際興業バス 下赤03(下赤塚駅~高島平操車場)
コミュニティバス りんりんGO(新高島平駅~下赤塚駅 循環)
駐輪場建物向かって左に駐輪場あり
駐車場建物手前に一般用駐車場が少しありますが、整備半ばといったところ。2011年2月1日現在、赤塚庁舎を出て左に行ったところにある赤塚体育館の駐車場を、赤塚庁舎の臨時駐車場としています。
赤塚庁舎正面手前に障害者用駐車場2台分あり
備考指定管理者・TRCによる赤塚図書館・高島平図書館・成増図書館のサイトあり
所蔵資料
図書所蔵数2013/04/01現在 108,545冊
漫画なし
外国語新聞The Japan Times/International New York Times(英語)あり
外国語雑誌Newsweek(英語)あり
外国語図書英語あり
外国語児童書外国語図書の棚に、スヌーピー漫画の日本語・英語併記版や英語児童読みものあり
外国語絵本なし
音声資料
CDカセットレコード
ありなしなし

試聴設備CD試聴機2台あり。1人1回1時間5枚まで。次の予約がなければ、もう1時間延長可能。
映像資料
DVDビデオLD
ありなしなし
※ DVD・ビデオは広報DVD・ビデオを除いた市販ビデオ・DVDの有無を表しています
視聴設備DVD視聴機2台あり。1日1作品まで。
資料のリサイクル開館したばかりなので、ありません。開館してしばらくしたら、期間限定の本のリサイクルを行うと思います。
設備
検索機3台(全てキー&マウス入力機)
検索結果印刷機能あり
資料の複写カウンター対面の柱のそばにセルフ式コピー機あり。A4・B4・A3モノクロ10円。
ブックポスト赤塚庁舎の正面入口向かって右の壁面にブックポストあり。開館中の使用については明記なし。
自動貸出機なし
座席数一般用59席、児童用27席
児童用椅子席16席
児童用机席11席
新聞コーナー(椅子)8席
雑誌コーナー(椅子)9席
机席42席
図書館エリア外のエレベーターホールに椅子14席あり
飲食設備
  • 赤塚庁舎1階ロビーに飲料自販機1台あり
  • 蓋付き容器(ペットボトル・水筒など)の飲料に限り、閲覧席での摂取可能。但し、飲むとき以外は鞄にしまってくださいとのこと。
ネット閲覧PCネット閲覧PC2台あり。1回1時間、次の予約がなければもう1時間利用可能。受付時間は9:00~19:30、利用時間は9:00~19:50。
データベース・CD-ROM閲覧「BOOKPLUS」の利用可能
持参PC利用雑誌コーナー壁沿い左端のパソコン優先席(2席)で持参PCの利用可能。電源あり。
児童用資料・設備等
紙芝居あり
布絵本なし
児童向け視聴覚資料CD・DVDコーナーに児童向けCD・DVDもあり
おはなし会子ども向けおはなし会週2回あり
靴脱ぎスペース児童室入って右に板張りの靴脱ぎスペースあり
授乳室カウンター向かって右に授乳室あり
バリアフリー
障害者用駐車場建物正面手前に障害者用駐車場2台分あり
エレベーター建物入口入って右にエレベーターあり
車椅子用閲覧席なし
誰でもトイレカウンター向かって左の男性用・女性用トイレの間に誰でもトイレあり
1階の赤塚支所向かって右奥の男性用・女性用トイレの間にも誰でもトイレあり
大活字本カウンター向かって左の棚2列目(17番の棚)に大活字本あり
拡大読書器・老眼鏡なし
その他バリアフリー設備等館内用車椅子あり

板橋区立赤塚図書館 カレンダー

が休館
11月
12345
6789101112
13141516171819
20
212223242526
27282930

12月
123
45678910
11121314151617
18
192021222324
2526272829
30
31

Copyright(c) 東京図書館制覇! All Rights Reserved.