トップ図書館訪問記杉並区杉並区立方南図書館 > 「なるにはBOOKS」&「スタジアムの臨場感」

「なるにはBOOKS」&「スタジアムの臨場感」

―2006年9月の展示
visit:2006/09/08

毎月行っている杉並区立方南図書館、2006年9月の特集はと、方南BOOKステーション(方南図書館の図書館だより)を手に取ると「なるにはBOOKSフェア」。

まさかと思ったけど、奥の特集コーナーに行ってみたら本当にそうだった。「なるにはBOOKS」というのはペリカン社が発行している職業のガイド本で、「建築家になるには」「司書・司書教諭になるには」といった感じでいろんな職業をとりあげた本がシリーズで発行されているのです。青少年向けなので図書館ではよく中高生コーナーに置かれている本。今回の特集コーナーはそのシリーズが展示されているのみ。

これはちょっと手を抜きすぎじゃありません?書店の出版社フェアじゃないんだから…。働くということについて考察する本を一緒に展示するとか、もっと工夫のしようがあろうものの。方南BOOKステーションの方には、そういった関連本も掲載されていたのですが、特集コーナーにはなかったと思う。まあ、借りられてしまったのかもしれないけど

前回前々回の特集の充実っぷりを考えると、何かあったんじゃないかとさえ思ってしまいますよ。何か違う特集を組もうと思っていたら、偶然にもリストアップした本が全て貸出中になってしまったとか。毎月特集を考えて、本のリストを作って、、、というのは確かに大変だとは思いますが、これでは方南図書館の大きい特集コーナーがもったいない。とにかく、来月の特集に期待するのみです。

もう一方の小さい特集コーナー、新着図書の隣の方南図書探偵団!の方は「スタジアムの臨場感」。この間の甲子園の熱闘を思い出させるタイトルですが、もちろんこの特集はもっと広く野球全般の本を集めています。プロ野球の記録本、野球選手の書いた本、野球が舞台の小説などなど。

このコーナーには紙工作の野球場も作られています。永福対方南の試合の7回裏という場面で、ちゃんと方南がリードしていますね(笑)。

この特集コーナーでまず目に入った本が『神様、仏様、稲尾様―私の履歴書』。この頃はプロ野球選手でさえ連投に次ぐ連投だったんだから怖ろしい。神様、仏様と並び称された稲尾に比べたら、ハンカチ王子なんて全然青いですね(つまらん駄洒落になってしまった)。

この本、立ち読みしてきたのですが、野村克也とオールスターで組んだときの話とか面白かったです。野村克也って一緒にいて楽しい人かどうかわからないけど、この人と勝負するのは面白いだろうなあ。裏の裏を探りあう、とかって結構好きなんですよ、私。

それに、私は最近の野球はほとんど見ていなくて、桑田が巨人に入団した年から芝草宇宙が日ハムに入団した年くらいまでなら結構見ているので、『あの頃こんな球場があった―昭和プロ野球秘史』という本にも興味をそそられたのですが、残念ながらこちらは貸出中。私は後楽園球場は行ったことあるけど、東京ドームはいまだに中に入ったことないんですよね。

野球って例えばサッカーなんかに比べて一呼吸一呼吸置くスポーツなので、小説や読み物になりやすいところがあるのかもしれませんね。一球一球の合間をどう書き埋めるかってところなど、書き手が想像力を膨らませる見せどころで。