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東京図書館制覇!

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CurrentIcon 新宿区立西落合図書館

※新宿区立西落合図書館は、長期休館の予定があります。詳細はこちらをどうぞ。

新宿区立西落合図書館 訪問記

last visit:2013/06/16

新宿区立西落合図書館は、新宿区立図書館の中で最北にして最西の図書館です。住宅街の中にある図書館で、施設としては古くて小さいのですが、アットホームな雰囲気を感じる図書館です。落合周辺に住んだことのある文豪を紹介する「おちあい文豪散策まっぷ」を配布しています。

§ 図書館の場所

西落合図書館は新宿区立図書館の中で最北にして最も西にある図書館です。新宿区って、私には動物のサイが左を向いた形に見えるんですけど、サイの角の部分にあたる場所に西落合図書館があります。

最寄り駅は都営大江戸線の落合南長崎駅。A3出口がiTerraceというショッピングセンターにつながっているのでそこから地上に出て、目の前を通る目白通りを北(左)へ進みます。200mほど進んで前方に歩道橋が見え始めたあたりで、道の左側にレンガ調の壁に白い螺旋階段のついた石材屋さんのビルが現れるので、その手前の道を斜め左に入り、突き当ったらもう一度斜め左へ。そこから3区画進んだ先の右側に、西落合図書館の白い建物が現れます。

西武池袋線の東長崎駅からも歩いていけます。改札出て右の南口に出て、前方にあるソフトバンクショップの手前の道へ右折し、長崎銀座商店街へ入ります。商店街の突き当りまで出たら左折し、最初の信号で右折、そのまま目白通りを横切って直進していくと、目白通りから250mで西落合図書館に辿りつきます。

§ 図書館内の様子

建物は小さい2階建てで、四方のうち北側と西側の二方が公園に接しています。図書館の周囲は静かな住宅地で、図書館の看板が見えるまで、本当にここに図書館があるのかなぁって思ってしまうくらい。図書館の入口に、土を落としてから入ってくださいというお願いが書いてあるのも、公園で遊んでから図書館に来る子どもがいることの反映なのでしょうね。

各階の配置は、1階が児童エリアと一般書架、2階が新聞・雑誌と辞典類。古い建物なのでエレベーターなどもなく、昔ながらの図書館のイメージを形にしたような雰囲気です。

§ 1階の一般書架

1階に入ると、正面に文庫と新書の棚があり、奥が児童エリア、児童エリア手前右にカウンターがあり、カウンターから右の一帯が一般書架です。入口正面の空間にはキャスターのついた棚が固定してあり、この棚を特集コーナーとして活用しています。

1階右側一帯の一般書架は、ずばり言って狭いです(笑)。ずらっと並ぶ背の高い本棚をよくみると、本棚の上2段には地震対策バーがついています。設置されているのはブックキーパーIIという製品で、普段は本棚の板に沿ったところに位置しているバーが、震度4レベルの揺れを感知すると自動的に上がって、本が落ちるのを防ぐとのこと。狭くて背の高い書棚が地震の際に危険だからといって、そう簡単に図書館を改築するわけにはいきませんが、その分こうした設備を追加してカバーしてくれているのは、利用者としても嬉しいです。

一般書架の見出しがモダンな書体で、デザインとしては素敵なのですが、見出しの機能を果たすには文字の線が細すぎて見難いのがやや難点。新宿区立図書館では、請求記号のラベルの枠色を、0類(総記)が橙、1類(哲学)が灰色、2類(歴史)が緑…といった具合にジャンル別に色分けしていて、見出しの色もそれに合わせているので、そちらも手掛かりにしながら棚を見るとわかりやすいかもしれません。一般書架のすぐそばにカウンターがあるので、お探しのジャンルの場所がわからなかったら、遠慮なく職員さんに聞きましょう。

日本の小説は、著者名の五十音順。複数の作家による作品集の場合、奥付に編者が明記してある書籍は、本のタイトルで五十音順の並びに入れられ、奥付に編者のない本は、奥付に書かれた作家達の一番先頭の著者名をとって、五十音順の並びに入れられています。外国の小説は、英米文学・ドイツ文学・フランス文学…と国別に分類された上で、著者姓名の五十音順に並んでいます。

一般書架入ってすぐ右にある家事関連本の棚は、「衣服・裁縫」を更に細分化して「和裁・着物」「洋裁」「編み物・レース編」「アクセサリー」等々、「食品・料理」も「おべんとう・野外料理」「家庭料理 肉」「家庭料理 野菜」「イタリアン」「中華料理」 などなど細かく分類してくれています。分類が細かいと、これを作ろうと決まっているときにも探しやすいし、項目名を見てたまにはアクセサリーを作ってみようかなという気になったりもして、家事がますます楽しめます。

家事関連本の棚向かって左にはパソコン関連の本のコーナーがあります。ワードやエクセルのノウハウ本はこちらになりますが、インターネット関連の本は「547 電気通信」という分類になり別の棚に置いてあるので、お探しの方はご注意ください。

書架とは話がずれますが、1階カウンター対面のお手洗いは、男子用のドアにアトムの絵、女子用のドアにウランちゃんの絵が貼っていて、あれ?子ども用のお手洗いかな?と思ってしまいますが、大人もしっかり使えます(笑)。鉄腕アトムは御茶ノ水博士の手で高田馬場で誕生したという設定なので、新宿区立図書館では手塚治虫関連の資料には力を入れており、新宿区立図書館全館で手塚治虫全集の豆本を所蔵しています。西落合図書館も、一般書架入って左にある漫画の棚の一番下にこの豆本を置いているので、ぜひ見てみてください。

ちなみに、漫画は一般書架と児童コーナーの両方に置いてあります。一般書架に置かれている漫画は、『あさきゆめみし』『陰陽師』『アドルフに告ぐ』『BANANA FISH』、児童コーナーに置かれている漫画は『タッチ』『ときめきトゥナイト』『キャプテン翼』といった具合に、内容が大人向けか子ども向けかで分かれています。

§ 児童コーナー

児童コーナーも広くはないですが、全体面積に占める割合でいうと広いです。平均的な図書館は、児童コーナーよりも一般書架の方が広いのですが、西落合図書館は1階の一般書架と児童コーナーが同じくらいの面積です。

児童コーナー内の配置は、ざっくりといって、絵本などの対象年齢が低い本が右側、読みものやちしきの本などの対象年齢が上の本が左側にあるというかたちです。絵本は、日本のおはなしも外国のおはなしも一緒にして、タイトルの頭文字で分類されています。英語で書かれた絵本も20冊ほどあります。児童読み物は、日本人作家の作品と外国人作家の作品に分けたうえで、著者姓名の五十音順に並んでいます。

紙芝居の棚には、布絵本や仕掛け絵本、大きいサイズの本があり、仕掛け絵本は図書館の中でしか見られませんが、布絵本は借りることもできます。ここ以外に、カウンターの裏手にあたる小さい絵本が並んでいる棚に、ふかふか絵本もありますね(布絵本はアップリケで作られた絵本、ふかふか絵本は絵がプリントしてある布に綿を詰めてつくられた絵本)。ちなみに、小さい絵本の棚で使われているブックエンドのうち、一番小さい本が入っている段のブックエンドだけがくまさんのブックエンドになっていて可愛いので、児童コーナーに入ったらちょっと覗いてみてください。

児童コーナーの壁では、「にちおちあいとしょかんイベントニュース」と題して、これまで行ったイベントが写真入りで紹介されています。ただ単に、イベントを告知して開催するだけでなく、こうして過去のイベントの雰囲気が伝えてくれると、行きたい気持ちが増しますね。おはなし会のあとに折り紙をしたり、楽しそうな様子が伝わってきます。

§ 2階の参考調査室

2階は、階段を上がった突きあたりに事務室があり、その右隣に辞典類や新聞・雑誌コーナーがある参考調査室があります。ネット閲覧PCもこの部屋にあります。机席はこの部屋にしかないので、書架で選んだ本を机に座ってじっくり読みたい場合は、2階のこの部屋に来ることになります。

この部屋を入ってすぐの雑誌棚の側面には、指サックとかみめくりクリームがあります。新聞や雑誌は指が乾いているとめくりにくいですが、そうしたときにこれを使うと便利。間違っても図書館の資料を、指につばをつけてめくったりはせず、こうしたものを活用してください。

§ 「おちあい文豪散策まっぷ」

西落合図書館は、地域密着のこじんまりとした雰囲気で、周辺の住民だけが利用する図書館だと思われがちかもしれませんが、落合の人にもそれ以外の人にもぜひ見てもらいたいものがあります。それが「おちあい文豪散策まっぷ」。図書館入ってすぐ右の壁の上に掲示されているマップで、落合地域に住んだことのある文豪をイラストレーター・高松啓二さんによる文豪の似顔絵入りで紹介しています。館内に掲示しているだけでなく、その下の棚で印刷したものを配布もしているので、ぜひ手に取ってみてください。

紹介されている文豪の例を挙げると、吉川英治、壺井栄、武者小路実篤、林芙美子など。住んでいた大体の場所もわかるようになっているので、文豪が暮らしていた頃を思い浮かべながら散策するのもいいですね。但し、林芙美子のように住まいが記念館になっているケースもあれば、現在一般の人が住んでいるケースもあるので、配慮して散策してくださいとのこと。

ちなみに、イラストをご担当している高松啓二さんは、文京区本郷図書館で配布している「谷根千ゆかりの文人まっぷ」のイラストも担当しています。本郷図書館の方では、各文人の大きなイラストが書架に展示されてもいるので、高松さんの絵がお好きな方はぜひ本郷図書館へも足を運んでみてください。

図書館でこういうマップを作ってくれると、図書館に来たついでに散歩してみようかなと思ったり、地域にゆかりにある人の作品を読んでみようかという気にもなりますね。このマップを配布している棚は「地域情報コーナー」と題して、ほかにも新宿区の各エリアの観光マップや、林芙美子記念館のチラシ、2013年3月16日にオープンする中村彝アトリエ記念館のチラシなども配布していて、図書館を出た後に落合地域を歩きたくなること間違いなし!落合という町と文学・アートをつなげてくれる西落合図書館をぜひお楽しみください。

新宿区立西落合図書館 データ

住所東京都新宿区西落合4-13-17 →大きい地図を開く
Tel03-3954-4373
開館時間
火曜~金曜9:00~19:00
土・日曜・祝日9:00~18:00
定休日月曜・第3木曜(祝休日と重なる場合は開館し、翌日を休館)
年末年始
最寄駅都営大江戸線 落合南長崎駅から徒歩9分
西武池袋線 東長崎駅から徒歩12分
最寄バス停「南長崎五丁目」停留所から徒歩5分
都営バス 白61(新宿駅西口~落合南長崎駅前~練馬車庫前)
「水道タンク前」停留所から徒歩6分
関東バス 中12(江古田駅~中野駅北口)
駐輪場建物入口手前(北側)に駐輪場あり
西落合図書館西隣の西落合北公園の南にも駐輪場ある
駐車場なし
所蔵資料
図書所蔵数2014/03/31現在 49,324冊 出典『しんじゅくの図書館 2014』
漫画あり
外国語新聞なし
外国語雑誌なし
外国語図書なし
外国語児童書なし
外国語絵本英語絵本が約20冊あり(数字は開架の冊数)
音声資料
CDカセットレコード
なしなしなし

試聴設備なし
映像資料
DVDビデオLD
なしなしなし
※ DVD・ビデオは広報DVD・ビデオを除いた市販ビデオ・DVDの有無を表しています
視聴設備なし
資料のリサイクル1階の階段そばに除籍蔵書を提供するコーナーを常設で設置
設備
検索機3台(全て1階。タッチパネル&キー&マウス併用機)
検索結果印刷機能あり
資料の複写1階の一般書架エリア左端(南端)にセルフ式コピー機あり。B5・A4・B4・A3モノクロ10円、B5・A4・B4カラー50円、A3カラー80円。
ブックポスト建物入口向かって左の壁面にブックポストあり。開館中の使用は不可。
自動貸出機1階入口入って右先、児童エリア入口手前左に自動貸出機あり
座席数一般用41席、児童用19席
1階椅子席6席
児童用椅子席7席
児童用机席12席
2階新聞閲覧コーナー(机)4席
椅子席10席
机席22席
飲食設備なし
ネット閲覧PC2階にネット閲覧PC1台あり。利用は1回30分。
データベース・CD-ROM閲覧「聞蔵Ⅱビジュアル」「日経テレコン21」「ポプラディアネット」の利用可能
持参PC利用不可
その他設備
児童用資料・設備等
紙芝居あり
布絵本7点あり。貸出可能。
児童向け視聴覚資料なし
おはなし会子ども向けおはなし会週1回、小さい子ども向けおはなし会月1回あり
靴脱ぎスペースなし
授乳室なし
オムツ交換台なし
児童用トイレ児童用トイレは特に設置されていないが、児童エリア出た正面やや左寄りにトイレあり
バリアフリー
障害者用駐車場なし
エレベーターなし
車椅子用閲覧席なし
誰でもトイレなし
大活字本なし
視覚障害者向け資料ネット閲覧PCでマルチメディアデイジーの閲覧が可能
拡大読書器・老眼鏡なし
対面朗読室なし。対面朗読サービスは行っているようなので、専用の対面朗読室ではなく会議室等で行っているのではないかと思います。
その他バリアフリー設備等カウンターに筆談ボードあり

新宿区立西落合図書館 カレンダー

西落合図書館は、空調更新工事のため、2017年10月23日から11月24日まで休館します
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