東京都内の図書館の新設・移築・改築・長期休館予定リスト
東京都内の図書館の新設・移築・改築(休館を伴うもの)・長期休館の予定をリストアップしています。特別整理期間のような休館は含まず、場所が変わったり工事をしたりすることによる1か月以上の休館を中心としたリストです。
各図書館のウェブサイトで公表している情報や、自治体ウェブサイトで公表されている情報をまとめたもので、区市町村議会議員や市民団体が要望・提案しているといった段階のものは含んでいません。
現状では、どれくらい新しい情報を追えているかは、当サイト管理人のそのときの状況に左右されています(私に時間の余裕があるときは、1か月に1度各図書館のウェブサイトを確認していますが、忙しいともっと頻度が落ちる)。リスト内の自治体名の下に記載している最終確認日が図書館ウェブサイトの情報を最終確認した日です。この日付が古いものはその他にも新しい動きがあるかもしれないと思っていただくのがいいです。
23区
足立区
- 新設や移築ではありませんが、2024年7月1日から貸出延長期間が7日から14日に変更になります。この件に関する図書館からの公式情報はこちらです。
- 2024年3月に足立区の商業施設3つに足立区立図書館の返却ポストが設置されました。設置される場所と開設日は以下の通りです。
開設日 商業施設 設置場所 2024年3月18日(月) アリオ西新井 アリオモール1階インフォメーション横 2024年3月27日(水) ポンテポルタ千住 1階くまざわ書店前 2024年3月28日(木) ライフ扇大橋駅前店 1階レーンレジ後方 - やよい図書館が大規模改修工事のために2023年9月1日(金)から2025年3月31日(月)まで休館しています。休館中の臨時窓口等は設置されません。
この件に関する図書館からの公式情報はこちらです。 - 梅田図書館に移転の計画があります。
梅田図書館・子育てサロン関原・NPO活動支援センターの複合施設を、都営梅田八丁目アパート跡地に整備する予定で、2023~2025年度に基本設計・実地設計、2025~2026年度に建築工事、2027年1月に開館という計画です。
この件に関する図書館からの公式情報はこちらです。 - 花畑図書館が大規模改修工事のために休館する予定がありそうです。
足立区中期財政計画(令和5年度から10年度)の44ページに、令和8,9年度に花畑地域学習センター(花畑図書館が入っている建物)の大規模改修工事と令和9年度に花畑図書館の書架等の更新をする計画が記載されています。おそらく、休館を要する規模の改修工事と思われます。 - 新田コミュニティ図書館が大規模改修工事のために休館する予定がありそうです。
足立区中期財政計画(令和5年度から10年度)の44ページに、令和9,10年度に新田地域学習センター(新田コミュニティ図書館が入っている建物)の大規模改修工事と令和10年度に新田コミュニティ図書館の書架等の更新をする計画が記載されています。おそらく、休館を要する規模の改修工事と思われます。
荒川区
板橋区
江戸川区
大田区
葛飾区
- 図書館の新設・移設ではありませんが、2024年4月1日から葛飾区立図書館のDVD貸出・予約点数、地区図書館の開館時間、及び、一部の図書館の児童室の利用時間が変わりました。詳細は、以下の通りです。
DVDの貸出・予約の変更 対象 2024/3/31まで 2024/4/1以降 貸出点数 1点まで 2点まで 予約点数 1点まで 2点まで 図書館全体の開館時間の変更 対象館 2024/3/31まで 2024/4/1以降 四つ木
西水元
青戸
奥戸
こすげ火~木・土・日曜10:00~17:00金曜10:00~20:00火~土曜10:00~18:00日曜・祝日10:00~17:00にいじゅく 9:00~17:00 月~土曜10:00~18:00日曜・祝日10:00~17:00児童室の開館時間の変更 対象館 2024/3/31まで 2024/4/1以降 お花茶屋
上小松
亀有
水元
鎌倉9:00~17:00 火~土曜9:00~18:00日曜・祝日9:00~17:00
北区
江東区
- 東大島図書館が、2024年7月25日(木)から10月10日(木)まで、排水管改修工事のため休館します。休館期間のうち、8月7日(水)から9月23日(月)までは、東大島図書館入口向かって左隣の区画(2023年5月までブリッジスクール東大島教室があったところ)に臨時窓口を設置し、予約受取・返却などの窓口業務を行います。
この件に関する図書館からの公式情報はこちらです。 - 改修工事のため休館していた東雲図書館が、2024年5月1日(水)から通常開館しています。
- 有明こども図書館が2024年3月17日(日)に有明スポーツセンター内に開館しました。場所は有明スポーツセンター7階のレストランだった区画です。
品川区
渋谷区
新宿区
杉並区
- 蔵書点検及び空調設備工事のため休館していた成田図書館が、2024年7月8日から通常開館しています。
- 高円寺図書館に移転の計画があります。
杉並区ウェブサイト内の「旧杉並第八小学校の跡地活用」によると、高円寺南2-40-20(現在の高円寺図書館から西へ250mほどのところ)の旧・杉並第八小学校の跡地に高円寺図書館・(仮称)コミュニティふらっと高円寺南・高円寺東保育園が入る複合施設が新設されます。跡地全体の半分以上は公園にする計画で、公園の脇に地下1階・地上3階建ての複合施設が建ち、その2,3階が高円寺図書館となります。スケジュールとしては、2024年度に移転後の高円寺図書館が開館する予定です。
墨田区
- 2024年4月1日に、すみだ女性センターが「すみだ共生社会推進センター」へと名前を変更しました。
- 2024年3月25日に、錦糸町駅北口ブックポストが設置されました。
世田谷区
- 2024年4月1日、下北沢駅に予約資料が受け取れる図書館ブックボックスが設置されました。
- 梅丘図書館が、改築工事のため、2023年5月25日(木)から休館しています。休館期間のうち、2023年6月1日(木)からは松原6-41-8に仮事務所を設置して、予約貸出・返却・利用登録などの窓口業務を行います。この件に関する図書館からの公式情報はこちらです。
また、改修工事後の新しい図書館については、世田谷区立図書館ウェブサイト内の「図書館の計画・規定・広報等」ページの「梅丘図書館基本構想報告書(平成28年)」に資料があります。3階建ての建物で、従来通りの南側入口に加えて、羽根木公園から建物3階に通じるかたちの図書館を計画しています。 - 奥沢図書館が、2023年3月27日(月)から、耐震化工事のために休館しています。休館期間のうち、2023年4月4日(火)からは、世田谷区奥沢3-5-7(旧・奥沢まちづくりセンター)に仮事務所を設置し、予約受取・返却・予約を行っています。仮事務所には新聞・雑誌閲覧用の小スペースも用意しているとのこと。この件に関する図書館からの公式情報は、世田谷区立図書館ウェブサイトの奥沢図書館のページに仮事務所の運営の記載があるのみです。
上の梅丘図書館の件もそうなのですが、世田谷区立図書館は仮事務所での業務実施の終わり(本来の図書館での業務に戻る)がいつなのかを明記していません。予定が変わる可能性があるから明記しないのかもしれませんが、予定が変わったらその都度その旨を発信すればいいだけので、予定を明記すればいいのにと思います。革新寄りの区長を擁する区なのに情報開示が足りない。世田谷区立図書館さん、もう少し積極的に情報公開しましょう。 - 中央図書館に改築の計画があります。世田谷区立図書館ウェブサイト内の「図書館の計画・規定・広報等」ページの「中央図書館機能拡充基本構想報告書(平成29年)」に資料があり、それによると、現在、教育センターとの併設施設になっているのを、教育センターが移転し、 建物全体が中央図書館となります(プラネタリウムは残ります)。平成32年度まで調査・設計を行い、平成33年度に改修工事をする予定です。各フロアのゾーニング案も記載されているので、世田谷区立図書館をご利用の方はぜひご一読ください。
台東区
- 中央図書館が、2025年9月1日から2026年11月末(予定)まで、改修工事のため休館します。休館中は中央図書館が入っている生涯学習センター内に予約受取・返却・予約・利用者登録ができる臨時窓口を設置します。尚、改修工事自体は2024年度から2026年度にかけて行うとのことなので、休館期間前後も工事による利用制限等あるかもしれません。
この件に関する図書館からの公式情報はこちらです。
中央区
- 2024年7月1日に、晴海図書館が新規開館する予定です。
中央区 広報誌 2024年4月1日発行 晴海特集号によると、いわゆる「晴海フラッグ」と呼ばれる晴海5丁目から1本道路を挟んだ晴海4-8-1に晴海区民センターが新設され、その3,4階が晴海図書館となります。晴海特集号にほんの少し館内写真も掲載されています。
当サイトをご覧いただいた方に、晴海特集号のことを教えていただきました。ありがとうございます。
千代田区
- 四番町図書館が、隣接する保育園・児童館・区営住宅等と複合して(仮称)四番町公共施設へと整備されます。そのため、旧来の四番町図書館は、2020年1月15日から長期休館に入り、3月31日までは完全休館、2020年4月1日から四番町図書館仮施設が開館しています。
豊島区
- 上池袋図書館が、2025年2月上旬から2026年3月下旬まで、大規模改修工事のため休館します。
この件に関する図書館からの公式情報は、豊島区立図書館ウェブサイトの「上池袋図書館 館内について」ページに掲載されています。 - 千早図書館を改修・改築する計画があります。もともと、旧・平和小学校跡地への移設の計画があったのが、2020(平成32)年の東京オリンピック前後を目途に複合施設整備計画を凍結していましたが、2021年10月7日に行われた旧平和小学校複合施設に関する説明会によると、「敷地の売却を行わず、現地での改築や改修などにより設備更新やバリアフリー対応を行う」とのことです。2021~2022年度を検討期間、2023~2024年度以降に検討を踏まえた事業化をする予定です。
中野区
- 中野区役所の移転に伴い、中野区役所ブックポストも2024年5月7日に新庁舎に移設されました。新しい設置場所に関する図書館からの公式情報はこちらです。
練馬区
- 貫井図書館に改築の計画があります。
練馬区立図書館ウェブサイト内のお知らせ「再整備後の練馬区立貫井図書館への期待についてアンケートを実施します」に「練馬区立貫井図書館は練馬区立美術館と一体的に、令和7年度中に再整備工事を開始し、令和9年度中に再開館する予定です」とあります。練馬区ウェブサイト内の「練馬区立美術館・貫井図書館改築等基本設計業務委託の受託事業者の選定」にて事業者向け資料として公開されている「練馬区立貫井図書館の再整備に係る基本的な考え方」を見ると、事業者募集に向けて区が明らかにした考え方がわかります。また、改築に際して行っていた練馬区立美術館・貫井図書館の設計をみんなで考えるワークショップの様子は、こちらから確認できます。
文京区
- 小石川図書館と隣接する竹早公園を一体的に再整備する計画があります。文京区ウェブサイト内の「小石川図書館の改築について」ページに掲載されている竹早公園・小石川図書館一体的整備基本計画(中間のまとめ)によると、公園と繋がりを持つ建物が計画されています。2024年6月にこの資料のパネル展示型説明会の開催、及び、意見募集をしており、それについても「小石川図書館の改築について」ページに掲載されています。
- 湯島図書館が入っている湯島総合センターの建て替えが検討されています。建物老朽化のため建て替えするにあたって新しい湯島図書館に何を求めるか、2024年6月23日まで「湯島図書館の改築について」ページにあるリンク先にてアンケート募集を行っています。また、同じページに2024年6月15日(土)開催のワークショップの案内があります。ワークショップ申し込み締め切りが6月5日(水)なので、ご興味ある方はお早めに。
港区
- 台場図書館(2023年3月31日までは「台場区民センター図書室」の名称だった)が、2024年2月29日(木)からリニューアル開館しています。新しい図書館は3階なので、改修前の2階の図書室を知っている方はご注意ください。
- 給排水設備・冷温水配管・ガス設備等の大規模改修のため仮設窓口での開館をしていたみなと図書館が、2024年3月1日から通常開館しています。
目黒区
多摩地域
昭島市
あきる野市
稲城市
青梅市
- 青梅駅前に開発されるビルに図書館が新設される予定があります。青梅市ウェブサイト内の「青梅駅前地区第一種市街地再開発事業」ページにある資料によると、青梅駅の駅前広場の先に、1~3階に店舗・公益施設、3~15階に住宅が入る建物が建設される予定で、その2階に図書館が入る予定です。建物の竣工が2026年2月の予定、その後設備や蔵書を搬入して新しい図書館が開館するはずです。
清瀬市
- 清瀬市立図書館を、移転・閉館による再編成により、「一般的な(=貸出ができる)図書館6館」から「一般的な(=貸出ができる)図書館2館+書庫図書館1館」という構成にする予定があります。具体的には以下の通りです。
駅前図書館 2025年4月1日から現・中央図書館から中央館としての機能を引き継ぐ 中央図書館 2025年3月31日を最後に閉館、2026年2月1日に「清瀬市立南部図書館」として中央公園内の複合施設に移転オープン。 野塩図書館 2025年4月1日から、カウンターのない書庫図書館となる(利用者は立ち入れない保存庫のような図書館と思われます)。現在野塩図書館が入っている野塩地域市民センターには、図書館ではなく地域市民センターが管理するサロン(新聞・雑誌が置いてあって読める空間)を設置。 竹丘図書館
下宿図書館2025年3月31日を最後に閉館。現在この2館が入っている竹丘地域市民センター・下宿地域市民センターには、図書館ではなく地域市民センターが管理するサロン(新聞・雑誌が置いてあって読める空間)を設置。 元町こども図書館 2025年3月31日を最後に閉館 以下、長文ですが、上の予定があることの証左となる資料を複数紹介します。
清瀬市ウェブサイト内の「これからの清瀬の図書館を創造する会」ページにある各会議事録を見ると、第2回の議事録に事務局職員による以下の発言(No.8)があります。
令和7年度オープン予定の南口複合施設の図書館と、駅前図書館の2館を貸出カウンターのある図書館とし、野塩図書館を書庫図書館としたい。また、下宿、野塩、竹丘の地域市民センターには新聞や雑誌を読むことができるサロンを設け、継続して滞在型の利用も可能なサービスを考えており、「④の(1)と(2)」の中でお示ししている。
上の引用内の「④の(1)と(2)」は、【資料2】これからの清瀬の図書館を創造する会(第2回)の最終ページの記載を指しており、以下のように記されています。
④ニーズをとらえたサービス
(1)他の公共施設と連携しながら利用環境の向上を図り、「学びの場」 「憩いの場」「居心地のよい空間」としての機能を果たす。
① 自習スペース
② 新聞・雑誌コーナー
③ 閲覧スペース
(2)図書館機能を再構成する。
① 6館の機能の見直し同じく第2回の議事録の発言No.44,45、及び、48,49に、以下のやり取りがあります。
副会長:ところで、6館を2館にした後は中央図書館としての機能はどちらになる のか。
事務局:駅前図書館が中央図書館としての機能を担う考えである。南口複合施設の図書館は児童書や新聞、雑誌を所蔵し、館内での利用も可能にする。副会長: 地域市民センターのサロンへの図書館の関わり方を教えてほしい。
事務局:図書館は関わらないつもりである。各地域市民センターの所管課との連携が必要である。また、このように図書館が減りアクセスが悪くなることへの代替サービスとしてでしょう、第2回の議事録や資料2にて、すべての市民を対象とした無料の宅配サービスが検討されています(図書館資料の宅配サービスをしている自治体では、その多くで、障害者や高齢者など図書館に出向くことが困難な人へは無料、そうでない人には郵送料利用者負担としています。対して、清瀬市はすべての清瀬市民で無料とすることを検討しています)。
更に、きよせ市議会だより 2024年5月15日号には、令和6年第1回定例会で可決・同意した主な議案として「清瀬市立図書館設置条例の一部を改正する条例」の説明があり、中央公園内に「清瀬市立南部図書館」を設置する条例の施行日が2026年2月1日であること、中央図書館及び地域図書館の一部を整理して駅前図書館を中央図書館とする条例の施行日が2025年4月1日であることが記載されています。
中央図書館の移転に関しては、清瀬市ウェブサイト内の「清瀬駅南口地域児童館・中央図書館等複合施設及び中央公園整備基本計画を策定しました」ページにて基本計画が読めます。それによると、清瀬市立中央公園の中(北西寄り)に複合施設を新しく設置し、現在の中央図書館をその複合施設に移転します(児童館との複合施設)。現在、中央図書館があるところ(中央公園の南東隣)は、拡張された中央公園の広場・多目的利用のスペースになる予定です。
当サイトをご覧いただいた方に、この再編成の情報を教えていただきました。ありがとうございます。
国立市
- 東分室が、2024年5月1日(水)から2025年3月31日(月)まで、本来は14:00~17:00としている開館時間をは10:00~17:00に延長します。
この水曜の開館時間延長は2023年4月から実施しているのですが、くにたち図書館ウェブサイトの東分室のページや図書館カレンダーの東分室のページには水曜の開館時間を「14:00~17:00」としているままで、お知らせ記事として水曜の開館時間延長の記事を掲載するだけ、そしてそのお知らせ記事は新しいお知らせが入るたびに表示順位が下がり、延長していることがわかりづらくなるという状態をずっと続けています。せっかく利便性を上げているのにその情報が伝わりづらくてもったいない。くにたち図書館さん、東分室ページやカレンダーページの記載を変えてはいかがでしょうか。
小金井市
- 図書館の新設や移築ではありませんが、本館と緑分室の定休日・開館時間が2024年4月1日(月)から以下のように変わりました。緑分室は開館日も開館時間も増えるかたちの変更、本館は開館時間が増える曜日と減る曜日があり利便性が上がったとも下がったともいえない変更です。
2024/3/31まで 2024/4/1以降 本館 開館時間 1階 10:00~17:00
但し、祝日でない水・木・金曜は10:00~20:0010:00~19:00 2階 10:00~17:00 10:00~17:00 定休日 毎週月曜、第1金曜 毎週月曜、第2火曜 緑分室 開館時間 10:00~17:00 9:00~19:00 定休日 毎週火曜、第1金曜、祝日 第1,3火曜
国分寺市
- 本多図書館駅前分館が、現在建設中・2024年9月竣工予定の市役所新庁舎(国分寺市泉町2-102-9、東京都立多摩図書館・東京都公文書館の南隣)に移転する予定です。
国分寺市ウェブサイト内の「令和6年度予算記者会見資料の公表」ページに掲載されているPDFファイル・(2)令和6年度における主な取組の7ページに、本多図書館駅前分館を新庁舎に移転する旨の記載があります。
また、「国分寺市新庁舎建設基本設計がまとまりました」ページに掲載されているPDFファイル・国分寺市新庁舎建設 基本設計の概要※を見ると、広場や武蔵国分寺公園が見渡せる1階の北東角に情報公開コーナーを設置し、そこで予約資料の受け渡しを行う計画になっています。※ファイルサイズが大きいです。データ通信容量が気になる場合は、同じページにある市報同時配布用要点抜粋資料でも概要がわかります当サイトをご覧いただいた方に、この情報を教えていただきました。ありがとうございます。 - 恋ケ窪図書館に移転の計画があります。上記のように国分寺市役所が移転した後、現在の市役所の跡地に建てられる複合公共施設の中に恋ヶ窪図書館が移設される予定です。
国分寺市ウェブサイト内の「国分寺市現庁舎用地利活用基本計画の策定及びパブリック・コメントの実施結果の公表について」ページに掲載されているPDFファイル・国分寺市現庁舎用地利活用基本計画を読むと、現在の市役所の敷地のうち1/4程度の区画に複合施設を建てて、この中に市民サービスコーナー、恋ケ窪公民館、恋ヶ窪図書館、福祉センター、生きがいセンターとくら、市民本多武道館が入る予定。3階まである建物の1階に恋ヶ窪図書館が入る計画です。
スケジュールとしては、現在の市役所庁舎を解体するのが2024年度末から2026年度前半、2026年度後半から2027年度にかけて建物を建設し、2027年度末から使用できるようになる、という流れです。
この計画については、アンケートやパブリック・コメント募集、ワークショップ、ヒアリングが行われており、その結果は「現庁舎用地の利活用について」ページや「国分寺市現庁舎用地複合公共施設に関すること」ページから辿ることができます。
こちらについても、当サイトをご覧いただいた方に情報を教えていただきました。ありがとうございます。
小平市
- 小平市立小川西町図書館に移転の計画があります。
小平市ウェブサイト内の「小川駅西口新公共施設・(仮称)小川にぎわい広場 概要(まとめ)」ページに、2026年度完成予定の小川駅西口再開発ビルに、現在の西部市民センターにある機能(図書館、公民館、出張所)を移転する旨の記載があります。また、「小川駅西口再開発ビル公共床 基本設計レイアウトをご紹介」ページには、イメージ画像やイメージ動画、基本設計レイアウトなどがあり、これらを見ると図書館エリアと公民館エリアが明確に分かれるのではなく、それらが一体的に広がるような施設となるようだということがわかります。 - これも図書館の新設や移転ではありませんが、中央図書館の周囲を整備する計画(中央図書館は今のまま)があります。
小平市ウェブサイト内の「中央エリアの整備 設計案に関する利用者・利用団体ヒアリング」ページに掲載されている設計案によると、中央図書館の隣にある中央公民館が、交差点を挟んた南東の区画に建てる予定の複合施設に移転します。また、中央図書館前の広場が、現在はブロックを並べて歩道と市有地の境目が明確になっているのを、歩道と繋げて散歩道やベンチを配置した「まちかどひろば」に整備するそうです。
狛江市
- 2024年8月1日(木)から中央図書館が再整備のため休館します。休館期間のうち2024年9月1日(日)からは市役所敷地内の旧市民食堂に臨時窓口が設置される予定ですが、広報こまえ 2024年5月15日号によると「開架約5,000冊と市役所地下書庫(閉架)に約3万冊の貸し出し用図書を用意する他、おはなし会ができるスペースも設けます」とのことなので、臨時窓口の枠を越えた<仮図書館>といえる設備となりそうです。
整備計画の全体像としては、現在の商工会と駄倉地区センターの敷地に新しい図書館を移設し、かつ、現在の中央図書館が入っている市民センターにも小規模な図書館施設を残す計画になっています。計画については、狛江市立図書館ウェブサイトの「新図書館整備基本設計が完了しました」ページに市民センター改修基本設計・新図書館整備基本設計が掲載されています。また、広報こまえ 2024年5月15日号の2ページ目にも新しい市民センターのイメージ図が掲載されています。
その後のスケジュールとしては、2025年11月頃に新市民センター図書コーナーが開設、2026年10月頃に新しい中央図書館が開館、という予定です。
立川市
多摩市
調布市
- 宮の下分館の移転が検討されています。
調布市ウェブサイトの「「調布市公共施設マネジメント計画」を策定」ページで公開されているPDFファイル・第3章 個別施設の状況・方向にて施設分類No.53 施設番号175として挙げられた宮の下分館に「第七機動隊跡地への移転を検討」の文言があります。
また、「令和6年度予算概要」ページで公開されているPDFファイル・令和6年度市政経営の概要の35ページに「◆第七機動隊跡地を活用した公共施設機能移転に向けた取組⇒造成工事と併せて,図書館宮の下分館の移転に向けた実施設計に取り組みます」との記載があります。
2024年度に設計、その後実際の工事→移転と進んでいくと思われます。 - 緑ケ丘分館に移転の予定があります。
調布市ウェブサイト内の「令和4年度第4回調布市立図書館協議会会議結果」ページの資料8として、2022年12月16日に利用者・地域の人向けの説明会で使用した資料が掲載されています。それによると、緑ケ丘団地の別の旨に移転する予定で、スケジュールとしては2026年4月以降に移転のための休館をし2026年夏ごろに開館、床面積にして現在の緑ケ丘分館の2.7倍の図書館となるようです。 - 若葉分館を第四中学校・若葉小学校と一体的に整備する計画があります。
調布市ウェブサイトの「調布市総合計画(令和5年度から令和12年度まで)」ページで公開されているPDFファイル・調布市総合計画05-1(第5編地域別計画_東部地区)の3ページ(基本計画全体に振られたページでいうと345ページ)に、「学校施設の老朽化及び不足教室への対応,施設機能の集約・複合化や民間活力活用をはじめとする市の公共施設マネジメントに関する基本的な方針への対応として,第四中学校及び若葉小学校,図書館若葉分館の一体整備を進めます」の文言があります。また、PDFファイル・調布市総合計画03-1(第3編分野別計画_第1節・第2節)の50ページ(基本計画全体に振られたページでいうと124ページ)に、第四中学校・若葉小学校の設計を2024年度、建設工事を2025,2026年度に実施する旨の記載があるので、若葉分館の設計・工事も同じ時系列で進むと思われます。 - 国領分館の移転が検討されています。
調布市ウェブサイトの「「調布市公共施設マネジメント計画」を策定」ページで公開されているPDFファイル・第3章 個別施設の状況・方向にて施設分類No.53 施設番号171として挙げられた国領分館に「第五保育園の移転検討と並行して,整備の方向を検討」の文言があります。 - 染地分館の移転が検討されているようです。
調布市ウェブサイトの「「調布市公共施設マネジメント計画」を策定」ページで公開されているPDFファイル・第3章 個別施設の状況・方向にて施設分類No.53 施設番号179として挙げられた染地分館に「第三中学校改築に伴う集約の検討」の文言があります。
また、PDFファイル・第5章 計画期間I期における取組の18ページ(マネジメント計画全体に振られたページでいうと129ページ)に、「計画期間Ⅱ期における主要な取組」として第三中学校の基本構想,基本計画,PFI(事業者選定,実施設計,改築工事,既存解体,校庭整備)が挙げられています。この資料におけるⅡ期は2021年度から2028年度までを指しています。
調布市立第三中学校は第一体育館の改修工事を行って2024年2月に竣工したばかりなのですが、それとは別に校舎の改築が計画されており、そこに染地分館を集約する(市・区立の小学校校舎の一画に公共図書館を整備する例は都内にもいくつかあります)ことを構想しているのではないかと思われます。 - 高架下資料保存庫に移転の計画があります。
調布市ウェブサイトの「「調布市公共施設マネジメント計画」を策定」ページで公開されているPDFファイル・第5章 計画期間I期における取組の5ページ(マネジメント計画全体に振られたページでいうと116ページ)にある表に、高架下資料保存庫について「整備内容:移転、更新」と記されています。この表には2025年度に解体工事をするという記載があるだけなのですが、これに伴って保存庫の資料を閲覧したり借りたりできない期間が生じるかもしれません。
西東京市
八王子市
- 川口図書館が、2024年4月1日(月)から2025年4月30日(水)まで、大規模改修工事のため休館しています。休館期間のうち、2024年6月3日(月)から2025年4月30日(水)までは近隣施設に川口図書館予約資料受取所を開設しています(川口やまゆり館の臨時窓口は204年5月31日で終了しました)。
この件に関する図書館からの公式情報はこちらです。
羽村市
東久留米市
東村山市
東大和市
- 桜が丘図書館が、2024年7月1日(月)から11月30日(土)まで、空調及び照明設備等更新工事のため休館しています。休館中はロンドみんなの体育館のロビーに予約資料受取と返却ができる臨時窓口を設置しています(検索、予約申込、利用登録は臨時窓口ではできません)。
この件に関する図書館からの公式情報はこちらです。
日野市
府中市
- 府中市立宮町図書館に移転の計画があります。
東京都府中市ウェブサイトの「第3次府中市公共施設マネジメント推進プラン」ページにある第3次府中市公共施設マネジメント推進プランに「府中駅周辺施設の再編」の方針が挙げられており、そのなかで宮町図書館の移転が示されています。
また、「第3次府中市公共施設マネジメント推進プランの進行管理シート」ページにある進行管理シートの14ページにある表によると、2022~2025年度は「宮町図書館の移転に向けた取組の実施」となっているので実際の移転は2026年度以降になると思われます。
福生市
町田市
- 鶴川図書館が2025年度から民設民営のつるかわ図書コミュニティ施設に転換されます。既に鶴川図書館の中にコミュニティスペースを設置する工事が行われていて、「勉強や読書、パソコンを使っての調べものなど、様々な用途でご利用いただけます」とのことです。また、2024年6月1日(土)から6月30日(日)の間、つるかわ図書コミュニティ施設の愛称を募集しています。
みんなのコミュニティスペースに関する図書館からの公式情報はこちら、愛称募集に関する図書館からの公式情報はこちら、また、2025年度からつるかわ図書コミュニティ施設を運営する「つるかわ図書コミュニティ施設運営協議会」のウェブサイトはこちらです。
私は2005年からこのサイトを運営していますが、図書館があった場所を住民が引き取って民営の図書館的施設にする例は初めて知りました。公立図書館が減るのは残念ですが、つるかわ図書コミュニティ施設のことはぜひ応援したいです。 - さるびあ図書館と中央図書館の集約化、木曽山崎図書館と他の公共施設の複合化、金森図書館と他の公共施設の複合化が検討されています。先に具体的な検討事項を挙げてしまいましたが、要は図書館全体の配置も含めた在り方を見直ししています。「町田市立図書館のあり方見直し方針」に、詳細がまとまっています。
三鷹市
武蔵野市
武蔵村山市
奥多摩町
日の出町
瑞穂町
- 殿ケ谷会館改修工事のため休館していた殿ケ谷図書室が、2024年4月2日(火)から通常開館しています。