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江戸川区立篠崎図書館

江戸川区立篠崎図書館 訪問記

last visit:2019/05/03

江戸川区立篠崎図書館は、「大人のための図書館」という一風変わった、でも大人の図書館利用者には嬉しいコンセプトを持つ図書館です。正真正銘大人である人はもちろん、早く大人になりたい中高生も、篠崎図書館で「大人の時間」を過ごせます。

§ 図書館周辺の様子

篠崎図書館は、都営新宿線篠崎駅すぐそばの複合施設にある図書館。以前は駅の東を流れる江戸川の近くにあったのですが、駅のそばに新しいビルができたのに伴い、2008年7月から現在の場所へ移設されました。ビルの1,2階にスーパーや書店などの商業施設があり、3階がしのざき文化プラザという江戸川区の施設で、その一画に篠崎図書館があるというかたちになっています。

3階に上がってしのざき文化プラザに入ると、まず目に入るのが「企画展示ギャラリー」。3ヶ月おき程度で内容を入れ替えて、江戸川にちなんだ展示を行うエリアで、これまでの展示例を挙げると、江戸川区小松川が名前の由来になっている「小松菜」に関する展示や、江戸川区の名産物の一つである金魚の展示など。毎回江戸川区にこんな面があるんだという発見があり、私も篠崎図書館に来るたびに覗いています。

また、しのざき文化プラザ入口を入って右に回り込むと、「伝統工芸 Cafe Artisan」があります。ここはお茶やケーキがいただけるカフェと、江戸川区の伝統工芸品ショップが一つになったようなお店です。江戸川区の伝統工芸品として販売されているのは江戸切子やこぎん刺しなど、また、小松菜そばや金魚関連グッズといった特産品も買うことができます。

カフェにも小松菜ジュース・小松菜スムージーといったここならではのメニューがあり、飲んでみるとなかなかいいお味なのでぜひ。ワインも飲むことができるので仕事帰りにゆったりしているらしき人もいらっしゃいます。カフェ中央には伝統工芸品の展示コーナーを囲うようにカウンター席があり、展示品をよく見ると値札がついていて、こちらも購入できます。お茶を飲みながら展示品を見ていると、食器や装飾品などの細かい作りまで見えて、職人芸に見入ってしまいます。

しのざき文化プラザの奥には講義室があり、ここで「江戸川総合人生大学」が開催されています。「江戸川総合人生大学」は高校卒業後に進学する普通の大学ではなく、江戸川区の社会貢献のための学びと実践の施設だそうで、専攻した学部・学科について2年制で学ぶというもの。区の生涯学習施設としては、かなり本格的な「学びの場」のようです。

こんなかたちで、「しのざき文化プラザ」内に学びの場、くつろぎの場、見て楽しむ場があり、更に篠崎図書館もあるという構成です。図書館に行った後にお茶をしたり、江戸川総合人生大学の授業の後に必要な資料を図書館で見たり、フロア全体を活用したくなる施設です。

§ 図書館内の様子

併設施設の説明が長くなってしまいましたが、いよいよ本題の篠崎図書館へ入りましょう。篠崎図書館の特徴は「大人のための図書館」。現在の場所に移設される前の旧篠崎図書館は、大人向け資料と児童向け資料のある一般的な公共図書館だったのですが、移設にあたって旧篠崎図書館の資料のうち大人向け資料だけを持ってきたのがこの篠崎図書館なんです。そして、旧篠崎図書館跡地に、子どもの探求活動を支援する子ども未来館を建て、その1階に子ども向け資料を揃えた篠崎子ども図書館を作りました。大人向け資料と児童向け資料を所蔵していた一つの図書館を二館にわけたようなかたちになるわけです。

東京23区内で、児童向け資料を置かずに大人向けに特化している図書館は、この篠崎図書館と千代田区の日比谷図書文化館のみ。もちろん入館するのは大人も子どももOKで、お子さんが篠崎図書館を受取館にした予約資料を借りにきた光景も見られます。親子で来館して本棚から選びたいときは、大人向け図書館と子ども向け図書館が別々の場所にあるのは不便かもしれませんが、大人に付き合って篠崎図書館に来たお子さんが思わぬ本に出会えるかもしれないし、どうしても一般・児童両方の資料がある図書館がよければ、区内の別の図書館に行けばいい。大人向けという特徴ある図書館をうまく使いこなしたいところです。

館内の配置は、入口からみて右手前にカウンター、左手前に新聞・雑誌コーナーがあり、奥一帯に一般書架が並んでいます。カウンター前の自動貸出機・検索機の先にCD・DVDコーナーがあり、その右にはCD・DVDの試聴機とネット閲覧PCが並んでいます。閲覧席は左側と奥側の壁沿いにずらりと並ぶかたちで、右奥には別室で持参PCを利用できるメディアワークルーム、左奥には二人以上で話しながら調べものなどができるグループ研究室があります。

内装がグレーの絨毯に黒の書棚で、確かに大人の雰囲気。あまりにシックな雰囲気で、美容室か何かと間違えてしまいそうです(笑)。落ち着いた雰囲気とはいえ、書棚側面に2つおきに配置図が貼ってあるなど表示はしっかりわかりやすく、図書館としての使いやすさもバッチリです。

§ 新聞・雑誌コーナー

新聞・雑誌コーナーは、一人ずつの大きいソファで居心地よく、ゆったりと新聞・雑誌が読めます。各テーブルにページをめくる際のすべり止めになる紙めくりクリームが置かれているのも嬉しい配慮。手が乾燥して新聞などのページがめくりにくいという方は、ぜひ使ってみてください。

雑誌ラックも少し変わっていて、本棚の各段の手前上に横棒を渡して、そこにブックスタンドを吊り下げて横にスライドするようになっています。最新号はそのブックスタンドに立てて、バックナンバーは本棚の中に入れているというわけですね。このタイプの棚は他の図書館でも見たことありませんが、もしかして特注なのでしょうか。DIYをする人なら簡単に作れそうな面白い棚です。

新聞ラックを見ると「千葉日報」があり、1駅東に行けば千葉県の本八幡駅であるという立地を感じます。全国の地域紙を揃えている東京都立図書館にも千葉日報はありますが、都内の市区町村図書館で千葉日報を購読しているのは篠崎図書館と江戸川区立中央図書館のみ。「全国の地域紙コーナー」のようなかたちではなく、一般紙と同じ棚に入っているので、気軽に手に取ることができます。

新聞・雑誌コーナーと一般書架の境目となる棚は展示棚として使っており、英語で書かれた美術書や写真集が並んでいることが多いですが、ときには図書館と同じフロアの「企画展示ギャラリー」と連携した展示などもしてます。英語のビジュアル本は、閲覧用というよりインテリアとして置いてある感じですが、美術書や写真集なら英語が苦手な人でも見て楽しめますね。

この展示棚の裏面には、図書館だよりや新聞各紙の本に関する記事の切り抜きなど、図書館の発行物や図書館が収集した情報が集まっています。図書館だよりは、篠崎図書館が発行している「ぷらっつ☆篠崎」だけでなく、葛西地域の4館(葛西西葛西東葛西清新町)協同で発行している「ことのは」など、江戸川区の他館の図書館だよりもあるので、そちらもぜひ。面白そうなイベント・展示を見つけて別の図書館に足を運ぶきっかけになるかもしれません。

§ 一般書架

一般書架は低めの棚(163cmの私の目線くらいの高さ)が並んでいる空間。上に書いたように、配置図が点在しているので、書棚を回っている途中で急に「あのジャンルの本も見たい」と思いついても、すぐに場所がわかります。

掲示されている配置図も便利ですが、図書館に入る際には、入口入ってすぐ右で配布している配置図をぜひ手に取ってください。というのも、篠崎図書館では、通常の簡易版配置図・詳細版配置図のほか、「趣味・読書」「ビジネス・仕事探し・資格」「シニア」「子育て・日常生活」という切り口で書棚を紹介する配置図も配布しているんです。具体例を挙げると、「ビジネス・仕事探し・資格」の配置図では、「言語」の中に「809 話し方・挨拶・スピーチ」というジャンルがある、「工業」の中に「507 特許・商標」がジャンルがある…といったように、一般書架のあちこちに散らばるビジネス関連の資料について、どこに何があるかを注記してくれるというわけ。図書館の分類に慣れていない人でも、この配置図を片手に書架を巡れば、図書館分類の通になれること請け合いです。

日本の小説は、著者名の五十音順に並んでいます。但し、複数の著者による作品集は、著者名ではなくタイトルの頭文字で分類され、分類の先頭に配架されています。つまり、小説の「ア」の棚に行くと、最初に書名が「ア」で始まる共著小説本があり、その次に著者名が「ア」で始まる小説が、著者名の五十音順に並ぶという方式。外国の小説は、英米文学・ドイツ文学・フランス文学…と地域別に分かれた上で、著者名の五十音順に並んでいます。

CDは6000点強、DVDは1000点強という所蔵数。「大人の図書館」たる篠崎図書館ですが、児童向けCDやDVD は所蔵しています。逆も同じで、篠崎子ども図書館も児童向け以外のCDも所蔵しています。書籍は、中高生・大人向けが篠崎図書館、児童向けが篠崎子ども図書館と分かれていますが、CD・DVDは子ども向け・大人向けをすぱっと分けたわけではないようです。

展示も充実していて、入口入ってすぐ左に大きな特集展示コーナー、また、CD・DVDの隣の列にも展示コーナーがあり、後者は「ぷらっつ☆篠崎」と連動した展示をしていることも多いです。この2つは常設の展示コーナーですが、秋の読書週間や冬休みなどには書架のあちこちで小さな展示を行い、どこでどんな特集をしているかがわかる特集MAPを配布して、展示を辿って書架をお散歩できる企画を開催しています。書架を探検するような気分になれる企画で毎回楽しみにしています。

§ 中高生コーナー

「大人向け図書館」の篠崎図書館ですが、中高生コーナーもあります。場所は入口から見て左の壁沿い。一般的な図書館は、中高生に読書の楽しさを伝えようと、賑やかでカラフルな中高生コーナーが多いのですが、篠崎図書館はシックで大人っぽい中に可愛らしさがキラリという雰囲気です。中高生向け書籍が並んでいるほか、「ビブリオバトル・高校生書評合戦」「少年の主張 全国大会」といった中高生を対象としたイベントのチラシも配布しているので、読んだ本をもとにそうしたイベントに参加するのも面白そう。

一般書架の説明で、さまざまな切り口で書棚を紹介する配置図を配布していると書きましたが、中高生コーナーにはティーンズ向け配置図も配っています。修学旅行の下調べに使える旅行ガイドがあるのはこの棚、部活で役立つスポーツの本はこの棚、最新の受験案内はこの棚と、中高生も活用できる一般書架の棚を案内してくれるので、中高生コーナーだけなく篠崎図書館の書架全体を使いこなしたくなります。

ところで、児童向け資料って何かの概要を早く知りたい場合の入門書として使えるんですよね。池上彰さんが出演していたNHKの「週刊こどもニュース」が、大人にとってもわかりやすいニュース解説番組になっていたことを考えると、児童向け資料が大人にも通用することがわかってもらえますでしょうか。例えば、急に裁判員に選ばれて、「そもそも裁判員制度ってちゃんとわかっていない、どうしよう!」と思ったら、大人向けの小難しい資料を読むより、児童向けにしっかり作った資料の方が早く概要をつかめることもあります。

児童書がない篠崎図書館では、この中高生コーナーが、そうした各ジャンルの入門書的な書籍が集まっているコーナーになります。篠崎図書館の図書館だより「ぷらっつ☆篠崎」2009年5月1日号によると、中高生コーナーでは「大人への階段」を意識した本を選んでいるとのこと。それを活かして、難しいことを噛み砕いて説明してくれる資料が欲しいときには、大人もこの中高生コーナーを利用するという手もありますね。

§ 図書以外の設備

壁沿いの閲覧席は申込制で、9:00~12:50、13:00~16:50、17:00~21:30という単位での利用になっています。一単位が4時間というのは長くて嬉しい。もちろん、席が開いていれば、単位時間の途中からでも利用可能です。次の時間帯も引き続き使う場合は、一度席を立って再度次の時間の利用を申し込むかたちになります。申し込みには、江戸川区立図書館カードか、持っていない人は身分が証明できるものの提示が必要です。

ネット閲覧PCは7台あり、1回30分、待っている人がいなければもう30分延長利用することができます。使ってみたところ、ブログはブロックされて見られないようになっています。公共図書館のネット閲覧PCは、あくまでも閲覧用ということで投稿などができるページは利用できないようにしてあるものも多いですが、情報としては私のブログをはじめ(? 笑)として有益なブログも多いので、ブログは全てブロックというのは残念な気もします。

右奥のメディアワークルームは持参PCを利用できる部屋で、こちらも閲覧席と同様に、9:00~12:50、13:00~16:50、17:00~21:30という単位で利用するかたちです。メディアワークルームは公衆無線LAN・フリースポットのアクセスポイントになっているので、それを使ってネットアクセスをすることも可能です(以前は、フレッツ・スポットも使えましたが、現在は不可)。

左奥のグループ研究室はA,B,Cの3部屋あり、2人以上で話し合いながらの学習に使えます。ただ、研究室Aは教室のように机が一定方向で並んでおり、閲覧席が満席になったときの臨時閲覧席として使っているようです。だから、実質的なグループ研究室は2部屋といえるかな。図書館のグループ研究室は都内にもいくつかあり、友達と一緒に自習する中高生の利用をよく見かけますが、篠崎図書館の場合は同じフロアにある江戸川総合人生大学の受講者が一緒に研究するなどの利用もありそう。せっかくの設備ですし、大人にも活用して欲しいです。

§ 篠崎図書館ならではの資料・コンテンツ

大人向けに特化しているだけでなく、篠崎図書館ならではの所蔵資料なのが、中高生コーナー向かって左にある「江戸川総合人生大學文庫」コーナー。学長である北野大氏の著書に始まり、江戸川総合人生大学の各学科、「江戸川まちづくり学科」「国際コミュニティ学科」「こども支援学科」「介護・福祉学科」の関連資料が置いてあります。一般書籍だけでなく、実際に江戸川総合人生大学で使ったと思われるテキストや、学生さんたちによる研究結果をまとめたものも。これから江戸川総合人生大学に入ろうとしている方や、過去の講義について知りたい方などにも参考になるコーナーです。

また、地域資料の棚では、過去に企画展示ギャラリーで行った展示の掲示物を縮小したものをファイルにして所蔵しています。一般に向けた展示で使用するパネルなので、絵や図を使ってわかりやすく説明しており、江戸川区に関するトリビア知識も得られます。

地域資料コーナーでもう一つ紹介したいのが、小さな掲示板「江戸川区よもやま情報コーナー」。江戸川区に関連する新聞記事をスクラップしたコーナーなのですが、「保存すべき記事」というよりは<スポーツランドのスケートリンクの準備が始まりました>といった「今の江戸川区の様子」を切り取ったコーナーで、読んでいてほっこりした気分になります。

また、上でも触れましたが、篠崎図書館では「ぷらっつ☆篠崎」という隔月発行の図書館だよりを配布しており、毎号楽しい記事を掲載しています。職員さんが書籍やCDを思い入れたっぷりに紹介する文章は読んでて楽しいですし、篠崎周辺の史跡や施設を紹介してくれるコーナーなどもあります。「ぷらっつ☆篠崎」は、しのざき文化プラザ公式サイト内のページを通じてネット上からも読めますので、篠崎以外の地域の方もぜひご覧ください。編集員の皆さんがペンネームで誌面に登場するので、篠崎図書館の職員さんを観察して、「風雲ふわふわ丸」さんってこの人かな、「かき氷職人」さんってあの人かな、と想像するのもいいかもしれません(笑)。

また、同じサイト内で、篠崎図書館のスタッフさんによる「ブログしのざ記」も運営しています。館内展示やイベントの様子、ときにはスタッフさんのお薦め本などが掲載されており、私も楽しみにして定期的にチェックしています。このブログを拝見したところ、現在の館長さんは、F1好きという私と共通する趣味をお持ちのようなので、いつか話をしてみたいです(笑)。

§ 静かで集中できる雰囲気

最近建てられた図書館はそうしたところが多いのですが、篠崎図書館も吸音性が優れていて、ほとんど音が響きません。加えて、児童コーナーがないから子どもの来館も少なくて、本当に静か。集中して読書や調べものをしたい人には嬉しい図書館です。

篠崎図書館は閉館音楽がないので、気がつくと閉館時間になっていることも。閉館の合図となるものは、閉館15分前頃と閉館時間ぴったりにアナウンスが流れるだけなんです。これ、慣れるまでは時間の目安となるものがなくて不便だなあと思っていたのですが、ギリギリまで静かなおかげで集中できるので、最近は気にいっています。でも、読書に夢中になってしまう方は、あっというまに閉館時間になってしまうので気をつけましょう(笑)。

賑やかで本に親しみが湧く図書館は、読書に苦手意識を持っている子どもを本好きにさせるきっかけにもなったり、それはそれで楽しいけど、大人には静かに本と対峙したいときがありますよね。そんなときはぜひ篠崎図書館へ。大人の空間で、本とじっくり向き合う時間が過ごせる図書館です。

江戸川区立篠崎図書館 特集・行事・図書館だより感想記

  展示「スタッフわがまま図書館」「図書館報 ぷらっつ☆篠崎 スタッフのセレクション!」
―2018年7月の展示
江戸川区立篠崎図書館のリニューアル10周年記念の展示、「スタッフわがまま図書館」「図書館報 ぷらっつ☆篠崎 スタッフのセレクション!」を見てきました。普段からスタッフさんのお薦めを紹介している篠崎図書館らしさ溢れる企画です。
  ガチャ本(ポン)で出合う運命の一冊
―2017年10月28日から11月26日までの企画
コインを入れてダイヤルを回してカプセルを出す、あのガチャポンで出てきた本を読む企画。ふだん自分から読まないジャンルの本との出会いが楽しめます。
  つながる読書
―2014年10月28日から11月30日までの企画
図書館職員さんからの「お薦めの本」と「その次に読んで欲しい本」を紹介する企画です。展示コーナーにはお薦めの本と次の本のヒントがあり、気になる本をカウンターに持っていくと「次の本」を紹介してくれます。
  ビブリオバトル in 篠崎図書館
―2014年1月12日のイベント
お薦めの本を持ち寄って発表し、皆の投票でチャンプ本を決める「ビブリオバトル」が、篠崎図書館で開催されました。企画展示ギャラリーで展示されている「熱中!えどがわスクールグラフィティ」に合わせて「学校」をテーマに設定。6人のバトラーがバラエティ豊かな本を紹介しました。
  旅する図書館
―2013年10月27日から11月15日までの企画
世界地図に散りばめられたカードを持っていくと、その場所・カードに書かれた川柳に応じた本を貸してくれる企画「旅する図書館」を見に行ってきました。どんな本かは借りてからのお楽しみ。
  2012年夏の館内展示
―2012年夏の展示
江戸川区篠崎図書館の館内全体で2012年に行っていた夏の館内展示の紹介です。
  2011年秋の読書週間から11月にかけての展示
―2011年11月13日訪問時の展示
篠崎図書館では、読書週間を中心とした2011年11月に、本の一節から目隠しで本を選ぶ「ひと言選書」やあらすじにちなんだイベントが起こる「外国小説すごろく」など楽しい企画をいろいろ行っています。
  「家族」
―2011年10月1日から10月31日までの展示
「家族」がテーマの展示…というと、ほっこりする本が集まる様子を想像する人も多いですが、深刻な家族関係を描いた本も多数含まれており、さまざまなかたちの家族がわかる展示でした。
  ぷらっつ☆篠崎 特集「結婚」
―図書館だより 2010年6月号
篠崎図書館の図書館だより「ぷらっつ☆篠崎」の第12号。篠崎図書館の職員さんが「結婚したい人物」「結婚したくない人物」が出ている小説を紹介しています。
  「本の本」
―2008年10月1日から10月31日までの展示

江戸川区立篠崎図書館 データ

住所東京都江戸川区篠崎町7-20-19 しのざき文化プラザ3階 →Google Mapで見る
Tel03-3670-9102
開館時間9:00~21:30
定休日第4月曜(祝日は開館し、翌日を休館。振替休日は休館)
12月31日~1月2日
最寄駅 都営新宿線 篠崎駅から徒歩1分
駐輪場建物地下1階に駐輪場あり。利用時間は4:30~25:00、当日利用100円。
駐車場一般用駐車場はなし。障害者用駐車場3台分あり。
SNS等
所蔵資料
図書所蔵数79,578冊(2023/04/01現在、出典『江戸川区図書館 事業概要 令和5年度』)
CD所蔵数7,975点(2023/04/01現在、出典『江戸川区図書館 事業概要 令和5年度』)
カセット所蔵数なし(2023/04/01現在、出典『江戸川区図書館 事業概要 令和5年度』)
DVD所蔵数1,814点(2023/04/01現在、出典『江戸川区図書館 事業概要 令和5年度』)
ビデオ所蔵数なし(2023/04/01現在、出典『江戸川区図書館 事業概要 令和5年度』)
設備
ブックポスト建物東側のサミット商品搬入口向かって右の壁面にブックポストあり。開館中の使用も可能。
自動貸出機ICタグ式自動貸出機2台あり
自動返却機なし
セルフ予約受取なし
図書の除菌図書館エリア入口入って右に、LIVA図書除菌機1台あり
音声試聴設備CD・DVD試聴機3台あり
映像視聴設備CD・DVD試聴機3台あり
ネット閲覧PCネット閲覧PC7台あり
持参PC利用メディアワークルームで持参PCの使用可能。電源あり。
LAN接続
  • メディアワークルームに「FREESPOT」のアクセスポイントあり
  • 館内に「ソフトバンク wifi」のアクセスポイントあり。緊急時(災害などのとき)は他の携帯電話会社のユーザーにも回線を開放するとのこと。
飲食設備等
  • 図書館と同じフロアに伝統工芸CAFE Artisanあり。9:00~20:30。
  • 館内での蓋付き容器(ペットボトル・水筒など)からの飲料摂取はOK
その他設備グループ研究室あり。2名以上のグループ学習に利用できるが、小学生以下だけのグループの利用は付加。利用の際は、江戸川区立図書館カードか身分証明書の提示が必要(少なくとも代表者1人は江戸川区立図書館カードを持っている必要あり)。