東京図書館制覇！

東京都内の公立図書館の年末年始開館状況一覧：2017年度版

区・市・町・村ごとに、図書館カードを使って予約受取ができる施設を含めた全図書館の年末年始の開館状況をまとめました。これまでは開館 or 休館だけの表でしたが、今年度分は開館時間も入れてみました。休が休館日、時間帯が書かれているのが開館日で、その日の開館時間を表しています。時間が赤字になっている部分は、通常開館日と時間が変わっている部分なので、ご利用の際はご注意ください。

今年度の年末年始も、東京都内はどこかの図書館が空いています。12月29日から1月3日までの日別で、開館している図書館のリストをページ下の「年末年始に開いている図書館一覧」を掲載しています。

23区

多摩地域

島嶼部

都立・国立

既にお馴染みとなりつつありますが、葛飾区立中央図書館と立石図書館が年末年始開館するため、東京には「全ての公共図書館館が休みである日」は存在しません。開館しているところが少ない12月29日から1月3日までの間に開館している図書館をまとめますと、以下のようになります。

年末年始に開いている都内の公立図書館一覧：2017年度版

昨年度と比較しての変化は、通信ネットワーク変更作業のため昨年度取りやめていた品川区の年末開館（一部の館が12月29、30日に開館）が復活した以外はありません。この表を作り始めた2009年度から数年、どこかが開館日を拡張してきた年末年始の状況も少し落ち着いてきたでしょうか。図書館が便利になることも大切ですが、働く人にその犠牲が行くような仕組みでは意欲のある人が辞めていき、ひいては図書館の質も劣化します。年末年始のあり方に限った話ではありませんが、利用者の利便性と図書館員の労働環境をともに維持できる仕組みを構築することを望みます。

図書館巡り好きとしては、この表を使って普段は行かない図書館に行く際には、その楽しさを存分に味わってほしいです。図書館はもちろん、建っているのがどんな場所なのか、お時間があれば周辺も散策してみてください。サービスや棚のラインナップを自分が普段使っている図書館と比較するのも面白いですし、あらためて棚をじっくりみることで本との出会いもありそう。自分が利用登録ができない図書館でも面白そうな本を見つけたらメモしておいて、普段利用している図書館で借りてみましょう。いつもと違う図書館に行くことで、今まで図書館の常識だと思っていたことが、いつも使っている図書館だけの特徴だったことに気づくことがあるかもしれません。こうした「違い」をぜひ楽しんでください。

別の年度の開館状況と比較したい方は、こちらをどうぞ。
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