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「本の本」&「大空へ! 旅客機の魅力"」

―2006年11月の展示
visit:2006/11/10

毎月訪問している杉並区立方南図書館、2006年11月の特集は「本の本」&「大空へ! 旅客機の魅力"」です。

まず一般書架入ってすぐ左の「方南図書探偵団!」コーナーは「大空へ! 旅客機の魅力」。私はメカとしての飛行機には詳しくないので、飛行機といえば旅行となりますね。以前、臨海副都心に複数ビルを所有するところ(って限られているな 笑)で働いていたころがあり、昼間にビル間を自転車で移動することがたびたびあったのですよ。で、あの辺は羽田に入ってくる飛行機が見えるんですよね。それもかなり低空で。その飛行機を見ては、「旅行に行きた~い」と思ったものです。

さて、「方南図書探偵団!」コーナーの方は、紙工作の「方南国際空港」が作られていて、飛行機がぶんぶん飛んでいます(笑)。このコーナーは毎回工作が凝っていて、それも楽しみなんですよね。

この紙工作の飛行機が、飛行機の写真をコピーしたものを裏返しに使っていて(コピー面ではなく裏の白面が表にしてある)、「実際の写真のコピーは何かマズいのかな」と思ったけど、たぶんそれが理由ではなく、白い方が映えるからじゃないかな。方南図書館の本棚は棚板が黒いので、真っ白の方が映えるのですよ。

で、展示本の方はと言えば、旅客機の本から空港の本までいろいろな本が展示されています。が、ほとんどが貸出中。このコーナーは本当に人気が高いんです。それだけ展示がうまくされているってことですね。残っていた本の一つ、『消えたエアライン―陰の航空会社物語 「航空会社はこうして消えてゆく!」』を手に取ってみました。企画は面白いと思うんですが、残念ながら私、この本を楽しめるほど航空会社のことを知らない。目次を見るとかなりの航空会社が取り上げられているのですが、私が知っている会社は一つもありません…。面白そうな企画に自分の知識がついていけないというのは、何とも無念ですね。

そして、奥の特集コーナーの方は「本の本」。10月27日から11月9日までの読書週間にちなんだ特集です。これはもう、参りました、という感じ。この特集コーナーは、先々月がかなりがっかり、先月は先々月ほどでもないけど以前のような輝きはないなぁなんて思っていたのですが、今月はもし許されるなら「すみません、ここにある本全部借りていいですか」って言いたくなるほど。もう目移りしちゃって悩ましい特集です(笑)。

コーナー内で「書評・ブックガイド」「本エッセイ」「本小説」「古本・雑誌」「その他」と分かれているのですが、読みたくなる本ばかりなんですよね~。荒俣宏とか斉藤美奈子とか好きなんですよ。いろいろ手にして印象に残ったのは、『半分は表紙が目的だった―100冊のペーパーバックスにアメリカを読む』『パルプマガジン―娯楽小説の殿堂』。この2つはともに洋モノの本が表紙の写真入りで紹介されているのです。片岡氏の方のタイトル通り、表紙って読む気を左右する大きい要素ですよね。和書とは違う雰囲気が面白い。

あと、私、ブックカフェってまだ一度も行ったことないのですが、『ブックカフェものがたり』を読んでいたら行きたくなった。と言っても、私は一人でお茶したり外食したりすることがよくあり、その際のお店の選択は「本を読んで長居できること」を必須項目にすることが多いので、特にブックカフェでないお店も勝手にブックカフェ・ブックレストランとして利用しちゃってるんだけど(笑)。でも、特に「ブックカフェ」とうたっているところはまた違った雰囲気があるのでしょうかね。このサイトを読んでくださっている人で、どなたかブックカフェに行ったことある方いらっしゃいます?

それにしても、やっぱり本っていいですよね~。本を読むという行為は、その文章を読んでいるんだけど、それを通して著者を読んでいて、それによって何かを感じることで自分を読んでいるんだと思う。そして、他の人と同じ本の感想を話すことを通じて、その方をも読む。読書と図書館巡りが趣味って、すごくいい趣味なんじゃないかと思ってしまった特集でありました。