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DVD貸出可能点数ランキング

東京都内の区市町村立図書館を、DVDを借りる際の貸出点数上限の多さでランキングしました。各館ごとに貸出可能数を規定している区の場合は、全館合計の貸出可能点数を使用しました。

順位貸出可能
DVD数
自治体
1位6点
大田区
※カセット・CD・ビデオ・DVDの合計が6点までなので、DVDを6点借りるにはカセット・CD・ビデオの貸出が0点であることが必要
府中市
※府中市在住・在勤・在学の登録者は6点、その他の登録者は3点。視聴覚資料の合計が6点までなので、DVDを6点借りるにはカセット・CD・ビデオの貸出が0点であることが必要
3位5点
中野区
※カセット・レコード・CD・ビデオ・DVDの合計が5点までなので、DVDを5点借りるにはカセット・レコード・CD・ビデオの貸出が0点であることが必要
4位4点
品川区
5位3点
青梅市
※CD・DVDの合計が2点までなので、DVDを3点借りるにはCDの貸出が0点であることが必要
調布市
※視聴覚資料の合計が3点までなので、DVDを3点借りるにはカセット・CD・ビデオの貸出が0点であることが必要
八王子市
※カセット・CD・ビデオ・DVDの合計が3点までなので、DVDを3点借りるにはカセット・CD・ビデオの貸出が0点であることが必要
町田市
※カセット・CD・ビデオ・DVDの合計が3点までなので、DVDを3点借りるにはカセット・CD・ビデオの貸出が0点であることが必要
檜原村
※視聴覚資料の合計が3点までなので、DVDを3点借りるにはDVD以外の視聴覚資料(CD等)の貸出が0点であることが必要
八丈町
※ビデオ・DVDの合計が3点までなので、DVDを3点借りるにはビデオの貸出が0点であることが必要
11位2点
足立区
※ビデオ・DVDの合計が2点までなので、DVDを2点借りるにはビデオの貸出が0点であることが必要
荒川区
※ビデオ・DVDの合計が2点までなので、DVDを2点借りるにはビデオの貸出が0点であることが必要
江戸川区
葛飾区
※ビデオ・DVDの合計が2点までなので、DVDを2点借りるにはビデオの貸出が0点であることが必要
新宿区
※ビデオ・DVDの合計が2点までなので、DVDを2点借りるにはビデオの貸出が0点であることが必要
墨田区
台東区
※ビデオ・DVDの合計が2点までなので、DVDを2点借りるにはビデオの貸出が0点であることが必要
中央区
※ビデオ・DVDの合計が2点までなので、DVDを2点借りるにはビデオの貸出が0点であることが必要
千代田区
※ビデオ・DVDの合計が2点までなので、DVDを2点借りるにはビデオの貸出が0点であることが必要
豊島区
※ビデオ・DVDの合計が2点までなので、DVDを2点借りるにはビデオの貸出が0点であることが必要
練馬区
※ビデオ・DVDの合計が2点までなので、DVDを2点借りるにはビデオの貸出が0点であることが必要
文京区
※文京区在住・在勤・在学の登録者は2点、その他の登録者は1点
港区
あきる野市
※視聴覚資料の合計が2点までなので、DVDを2点借りるにはカセット・CD・ビデオの貸出が0点であることが必要
稲城市
※視聴覚資料の合計が2点までなので、DVDを2点借りるにはCD・ビデオの貸出が0点であることが必要
日野市
※カセット・CD・ビデオ・DVDの合計が2点までなので、DVDを2点借りるにはカセット・CD・ビデオの貸出が0点であることが必要
武蔵野市
※ビデオ・DVDの合計が2点までなので、DVDを2点借りるにはビデオの貸出が0点であることが必要
瑞穂町
※図書・雑誌・紙芝居・CD・DVDの合計が10点までなので、DVDを2点借りるにはDVD以外の資料が8点以下であることが必要
29位1点
北区
江東区
※ビデオ・DVDの合計が1点までなので、DVDを1点借りるにはビデオの貸出が0点であることが必要
清瀬市
※視聴覚資料の合計が10点までなので、DVDを1点借りるには他の視聴覚資料の貸出が9点以下であることが必要
狛江市
※種類に関わらず全資料の合計が20点まで、DVD・ビデオの合計が1点なので、DVDを1点借りるにはDVD以外の資料(図書等)の貸出が13点以内で、かつ、ビデオの貸出がないことが必要
羽村市
※ビデオ・DVDの合計が1点までなので、DVDを1点借りるにはビデオの貸出が0点であることが必要
東久留米市
※ビデオ・DVDの合計が1点までなので、DVDを1点借りるにはビデオの貸出が0点であることが必要
福生市
※ビデオ・DVDの合計が1点までなので、DVDを1点借りるにはビデオの貸出が0点であることが必要

DVDの貸出をしている35自治体の貸出可能点数の平均を計算すると、2.3点になります。

CD貸出可能点数ランキングでは、1位がが品川区・目黒区の20点という結果でしたが、DVDは最も多く借りられる図書館でも6点。CDにも増してDVDの所蔵数が限られているために、それにともなって貸出点数も少ないです。

また、DVDの貸出をしている図書館の数も少なく、DVDを所蔵していても館内視聴のみで貸出していない図書館もあります。なかには、区・市立図書館のうち「DVDを所蔵する館はこの館」と決めて、その館でしか貸出していない(つまり、その他の館での予約受取ができない)仕組みにしているところもあります。これも所蔵数が限られていることから、何らかの制約をしているのでしょうが、区・市内での公平性を考えると、本来は「この館だけ~」という制限はない方がいいのではないかとも思います。

その一方、中野区立図書館では2014年11月に行ったシステム入替にともなって、それ以前は1点だったDVD貸出上限点数が5点へと増えました。今後、DVD資料数が増えるにともなって、中野区立図書館のように貸出点数を増やすところも出てくると思います。

ただ、こうしてDVDの所蔵数を増やして充実させることが絶対的にいいかというと、そうとも言い切れません。というのも、映像保存媒体の主流がDVDからブルーレイ・ディスクなど別のメディアになる可能性もあるからです。LDを充実させた図書館が現在その状態になりつつありますが、主流でなくなったメディアの館内視聴機が故障した場合、資料があるのにプレーヤーが修理できずに見られなくなることがある。本は物体として存在していれば時代を越えて読めますが、再生機器が必要な視聴覚資料は、こうした問題が付きまといます。技術の進歩自体は喜ばしいことですが、図書館のように古い資料を保管・維持する施設としては、なかなか難しいところですね。