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秋の図書館フェア「来(らい)!ぶらり日本一周」 ~関東・甲信越エリア

―2005年10月22日から11月13日の展示
visit:2005/11/05

荒川区立図書館の全5館共通で行っている秋の読書週間の企画「秋の図書館フェア 来(らい)!ぶらり日本一周」。期間中の図書館フェア制覇の最後を飾るのは尾久図書館です。

この日12時に家を出て、自転車で荒川図書館町屋図書館→尾久図書館と周って、最後の尾久図書館を見終わったのが15:30くらい。もっと早く出れば、一日で南千住図書館日暮里図書館を含んだ全5館を周ることもできそうですね。この企画は11月13日までやっているので、次の週末予定のない荒川区近辺の方は、お子さんと一緒にサイクリングがてら回ってもいいと思います。

尾久図書館の担当は関東・甲信越ですね。雑誌ラックの上に、江戸の本と富士山の本のコーナーがあります。

さくらももこの『富士山 第1号 』があって、久し振りにちびまるこちゃん読みました。ちびまるこちゃん、続けて読むパターンが同じで飽きちゃうのですが、たまに読むとやっぱり笑っちゃいますね。図書館で立ち読みして笑っている怪しい人になっちゃった。

そのそばの棚には、「天下取り! 戦国大名列伝」というコーナーもありました。こちらは図書館の方のまとめた文章が主で、関連書籍はそんなに置いてなかったです。この雑誌コーナー近辺は場所が狭いので、展示もキツキツって感じでしたね。

後は1階の廊下付近に「古地図浪漫」と「お祭り」コーナー。ここにあった『縁日お散歩図鑑』。この本、すごすぎです。著者の方が毎月何度も縁日に行く(そんなにやっているものなのですね)かなりの縁日マニアらしいのですが、大國魂神社のくらやみ祭りなんて「参道西側の屋台全て」とか言って、どこに何の屋台があるって全部書いてある地図が掲載されています。すごい!

そのほかにも、あんずあめ、綿がしなどの食べ物から金魚すくい、お化け屋敷などのお遊びものまで、縁日アイテムがイラスト入りで紹介されています。縁日に行くのに必要な持ち物とか、縁日にふさわしい格好とか。この著者のあまりのマニアっぷりに、いい歳して図書館のスタンプラリーをしているくらい大したことないと勇気づけられました(?笑)。

展示としてはこれで全部。それ以外に棚の側面に関東甲信越一言豆知識があちこちに貼ってありました。「縄文時代の頃までには埼玉県にも海があった」とか、「神奈川県にある相模湖は日本初の人造湖」とか。東京のネタは結構知っていることが多かったですが、その他の県のネタはへぇ~ってことが多かったです。

スタンプラリーの方は、尾久図書館もスタンプをカウンターで保管していたのですよ。町屋図書館も尾久図書館も、一番人が集まっている雑誌コーナーとカウンターが近いので、非常に恥ずかしかった(笑)。人が途切れた頃を狙ってカウンターに行ったのですが、顔が赤くなっちゃいましたね。

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用紙を差し出すと、最後のスタンプだということに気づいた職員さんが気を遣って、「お客様が押しますか?」なんて言ってくれまして。そこまでこだわってはいなかったので、職員さんに押していただきました。 尾久図書館は富士山のスタンプです。


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というわけで、これでスタンプラリー制覇してしまいました。これ、実際制覇した方ってどれくらいいるんでしょうね。もしいらっしゃったら、ぜひメールなどいただければ。特に大人の方、羞恥心を乗り越えて集めた健闘を讃えあいましょう(笑)。お子さんが集めた話などでも大歓迎です!