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移設中に設置されていてた葛飾区立新宿図書サービスコーナー

新宿図書センターがにいじゅく地区図書館へ生まれ変わる間に開設された窓口業務施設で、2021年4月30日を最後に終了しました。2021年6月2日からは、東京かつしか赤十字母子医療センター(仮称)の中ににいじゅく地区図書館が開館する予定です。
以下は、移設中に設置されていてた葛飾区立新宿図書サービスコーナーの訪問記です。

移設中に設置されていてた葛飾区立新宿図書サービスコーナー 訪問記

last visit:2017/10/17
§ 図書サービスコーナーの場所

新宿図書サービスコーナーは、荒川と江戸川の間を通る中川を水戸街道がまたぐ中川大橋の東側にある、新宿憩い交流館の中にあります。最寄り駅でいうと京成・JRの金町駅になりますが(駅からの道のりはこちら)、当サイトの徒歩時間算出基準の時速4kmで計算すると徒歩25分もあり、歩くのが困難な方はバスで行くのが現実的かな。とはいえ、最寄りバス停の「新宿一丁目」を通る2つの路線、都営バスの草39も、京成タウンバスの京成タウンバスの小54も、ともに1時間に3本程度と少ないのが難点です。

そんな場所に図書サービスコーナーが設置されたのは、新宿憩い交流館から南西に500mのところにあった新宿図書センターが、移転のために業務を休止しているから。「移転」というとどこか離れた場所への移動をイメージしがちですが、新宿図書センターの場合は、それまであった場所に葛飾赤十字産院が移転してきて、その病院の中に新宿図書センターが設置される予定になっています。厳密には、新宿図書センターがあったところと、その隣の道路補修課・道路保全事務所の敷地を合わせて産院の移転地とするので、かなり大きな病院になりそうです。

工事としても、旧・新宿図書センターと道路補修課・道路保全事務所の建物を取り壊してから整備することになり、旧・新宿図書センターが業務を終えたのが2017(平成29)年9月30日、新しい葛飾赤十字産院の中でリニューアル開館するのが2020(平成32)年度と、休止期間がかなり長くなります。そこで、比較的距離が近い区の施設である新宿憩い交流館に、休止している間の臨時施設が作られました。

§ 図書サービスコーナーの様子

新宿憩い交流館の入口を入って右のロビーに行くと、その一画が新宿図書サービスコーナーになっています。新宿憩い交流館は入口で靴を脱いで上がる施設なので、できれば脱ぎにくい靴で行かない方がいいでしょう。ちなみに、新宿憩い交流館の入口向かって右手前にブックポストがあるので、返却だけなら靴を脱ぐ手間なしにそちらでできます。

施設としては、図書館のカウンターだけを持ってきたかたちで、蔵書などはありません。検索機はカウンター向かって左に回り込んだところにあるので、そちらを使って検索・予約ができます。裏を返せば、この図書サービスでできるのは、カウンターと検索機でできることのみです。開業時間は、新宿図書センターと同様に、金曜だけが20時まで、その他の曜日は17時まで、月曜・第4木曜・祝日は休みです。

新宿近辺の方が、どうしても本棚の中から自分で本を選びたくなったら、やはり葛飾区立中央図書館がいいでしょう。本の多さだけでなく、平日と土曜は22時まで開館、定休日は第4木曜のみと、開いている時間の長さも葛飾区立中央図書館のメリットなので、うまく使い分けたいです。

§ ついでに交流館も利用するといいかも

新宿憩い交流館は、2017(平成29)年2月に大規模改修工事を経てリニューアルされたばかりで、外観では築年数(1983年=昭和58年開設)を感じるものの、内部はきれいです。一画に図書サービスコーナーが設置されていても尚広々としているロビーでくつろげますし、大広間や和室に団体利用がないときには一般開放しているそうなので、開いていたら借りた本をそのままそこで読むこともできそう。ただ、交流館なので賑わいがあり、私が行ったときにも利用者の皆さんがカラオケを楽しんでいましたし、静けさは望めないと思います。

また、葛飾区立図書館の蔵書はありませんが、新宿憩い交流館の蔵書はあり、交流館の受付で台帳に記入すれば貸出もできるそうです。かなり古い本ばかりですが、図書館にはない本・漫画もあったので、興味がある人はちょっと覗いてみてください。

葛飾赤十字産院の移転先からも、バス停1つ分と近いので、新宿図書サービスコーナーへの行き帰りに、工事の進捗もチェックできそう。約3年後の新しい図書館も楽しみです。