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書籍だけではありません

今時の公立図書館にあるのは、書籍だけではないんですね。CDやカセット、ビデオもありますし、DVDも所蔵している図書館もあります。貸出ももちろんOK。

LDを所蔵しているところもありますが、東京23区の区立図書館で貸出をしているところはありません(品川区が2005年5月まで貸出していたようですが今はやっていません。それが最後かな)。所蔵していて貸出していないところは、館内の視聴機で見ることができるようになっています。

館内の試聴・視聴はLDに限らず、CD・カセット・ビデオ・DVDの視聴機が置いてある図書館もありますね。ただ、たいていは時間制限や点数制限があります。

また、レコードを所蔵している図書館もあります。小石川図書館のレコード室なんて、もうすごいですよ!点数もとても多くて、開架なんです。ジャケットを見ているだけでも楽しいですよ!

ちなみに、所蔵対象でなくなったものはどうなるかというと、例えば品川区の図書館で所蔵対象から外したレコード・LDは「貴重な資料として区内施設での再利用や他自治体等への寄贈を検討しております。」とありました(当時の品川区図書館公式ホームページより)。

また、書籍といっても、いわゆる小説や実用書だけではなく、漫画や外国語図書を所蔵しているところもあります。外国語図書も、英語の本が一番多いですが、中国語・ハングルなども東京の図書館ではよくみかけます。ニーズがあるんでしょうね。図書館によっては、タイ語やイスラエル語なんかの本まで所蔵しているところもありますよ。

一般書籍だけでなく、外国語の絵本を所蔵している図書館もあるので、絵を手がかりに未知の言語の本をめくるのも面白いでしょう。

児童用で書籍以外の資料としては、紙芝居なんかもよく置いてありますね。また、北区の東十条図書館や目黒区の洗足図書館では、おもちゃの貸出もしています。

東京ではこんなところですが、全国的にはもっといろいろあるようです。私が知っているところでは、奈良県生駒市立図書館では電子書籍の貸出も試験的にやっているとか。

もし、変わったものを貸出している図書館をご存知でしたら、ご一報くださいね。このページで紹介したいと思います。