東京図書館制覇!へようこそ

東京図書館制覇!

東京23区の区立図書館約250館を全て制覇(訪問)し、現在は多摩地域、島しょ部の図書館巡りをしています。いろんな視点での図書館ランキングやリストも掲載しています。
トップ図書館訪問記葛飾区 > 葛飾区立新宿図書センター

CurrentIcon 葛飾区立新宿図書センター

葛飾区立新宿図書センター 訪問記

last visit:2011/05/27

葛飾区立新宿図書センターは、葛飾区立中央図書館ができる前の中央館(葛飾図書館)だった建物を利用した施設。元中央館だけあって大きい建物ですが、図書館としての施設は1階だけなんです。地下は食堂、2階から上は保管書庫や講習会会場として使われています。

§ 図書館の場所

新宿図書センターの最寄り駅は京成金町駅。でも、京成金町駅なら、すぐそばに葛飾区中央図書館があるので、こちら新宿の方に家や学校や会社がある人でなければ、中央図書館の方を利用するでしょうね。ちなみに、地元の方には言わずもがなですが、「新宿」の読みは「しんじゅく」ではなく「にいじゅく」です。

金町から徒歩で行くと約20分。京成線の線路に沿って、柴又方面に歩いて行き、水戸街道と交わったところで右折します。水戸街道が高架になっているので、曲がるべき交差点はすぐわかります。しばらく直進しつつ、信号がうまく切り替わったところで進行方向左側の歩道に移ってください。亀有警察署前交差点まで行ったら、その左先にある大きな建物が新宿図書センターです。

§ 建物内の配置

新宿図書センターの建物は、現中央図書館が2009年10月17日に開館するまで、葛飾区の中央館である「葛飾図書館」として使われていた建物なんです。だから、結構大きい建物なのですが、図書館としての施設は1階のみ。地下1階は食堂で、食堂の営業時間である11時から16時まで地下に行けるようになっています。2階以上も普段は閉鎖されているのですが、おそらく2階の元一般書架室が保管書庫として使われ、3階の元閲覧室が講習会室として使われているようです。3階ではパソコン講習会が行われているようです。

利用者がメインで利用する1階の配置は、横長の建物の中央に入口があり、入口を入って右にカウンターと新聞・雑誌コーナー、左側に一般書架、児童コーナー、中高生コーナー、閲覧室があります。

§ 新聞・雑誌コーナー

新聞・雑誌コーナーは、カウンターのある辺りと比べて、数段低くなっています。ここには、机席が1席と平らな椅子が18席あるのですが、新聞を広げて読むのに、椅子に座って隣の椅子に新聞を広げて読む、つまり2席を利用して新聞を読む人が多いので、実質的には18席もないといえますね(笑)。だからといって、机をもっと置くほどのスペースもないので、難しいところです。

葛飾図書館時代は、段差の手前まで全てがカウンターになっていて、現在の新聞・雑誌コーナーはバックヤードエリアだったんですよね。で、新宿図書センターになってから、一時期カウンターが別のところに移動して、現在のカウンターがある辺り一帯が新聞・雑誌コーナーになったのですが、カウンターが今の場所に戻ってきて、新聞・雑誌コーナーが(入口から見て)右にずれ込んだような形。方向として、バックヤードだったところをどんどん利用者が使うエリアにする方向で改修してきている感じなので、これからももっと利用者エリアが増えるかも…というのは期待しすぎでしょうか(笑)。

§ 児童コーナー

新宿図書センターは、一般書架より児童コーナーの方が広いんです。初めてきた人はアンバランスに感じるかもしれませんが、葛飾図書館だった頃、1階は児童コーナーのみで、一般書架は2階にあったんです。その2階を保管書庫にして、1階に一般書架を後から設置、一方、児童コーナーは葛飾図書館時代とほぼ変わらない面積を保っているので、広いんです。

絵本は、日本のおはなしと外国のおはなしを別にして、絵を描いた人の頭文字2文字で分類しています。絵本の棚の上に、だるまちゃんや犬のハリーのぬいぐるみが置いてあるのですが、ただの飾りとして置いてあるだけではなくて、だるまちゃんのぬいぐるみは絵本のだるまちゃんシリーズが置かれている場所の上にある、ハリーのぬいぐるみは絵本のハリーシリーズが置かれている場所の上にある、といった具合で、絵本の場所の目印にもなっているのです。

読みものの方は、これは新宿図書センターだけじゃなくて、葛飾区立図書館全体での目印だと思うのですが、新一年生にお薦めの本にはランドセルのシール、夏休みの読書にお薦めの本には麦藁帽子のシール、読みきかせにお薦めの絵本には本のシールが貼られています。麦藁帽子シールと本シールは、幼児は緑、1・2年生向けが赤、3・4年生向けが黄、5・6年生向けが青、と色分けされています。ぜひ参考にしてくださいね。

また、実際に使われているのを見たことはないのですが、読み聞かせコーナーの右脇に庭へ通じる扉があり、外で読書もできるようです。ベンチとテーブルも設置されていますよ。天気のいい昼に来てみたいなあ。

§ 一般書架

一般書架は狭いのですが、これでも当初に比べたら広がりました。改修したにしては、少し棚と棚の間のスペースが狭いのですが、このスペースを広げたら今より棚が少なくなってしまうので、これくらいが妥協点というところでしょうか。一見シンプルですが、旅行ガイドの棚の上に、職員さんの手描きっぽいイラストがあったりして、シンプルさを和らげています。

小説は、著者名の姓の五十音順。著者名の五十音順と考えていいのですが、じっくり見ていくと、同じ苗字の小説家の並び順がところどころで適当なんです(笑)。まあ、一般書架の蔵書数が少ないので、ほとんど問題なく本が探せます。また、複数の小説家によるアンソロジー本は、913.6という分類で、日本の小説の棚の隣の列、外国の小説の裏側にまとまっています。

一般書架の隣に閲覧室もできたので、落ち着いて読書ができます。閲覧室は、一人ずつ区切られた机席と、長机に並んで座るタイプの席があるのですが、長机のほうも一人分のスペースが広いので、ゆったりと読書ができます。

また、児童コーナーの中で一番一般書架に近いエリアが、中高生コーナーと地域資料コーナーになっています。新宿図書センターの中で、「書棚のそばに机がある」という形になっているのはここだけなので、あれこれ読み比べたいときなどは便利。中高生の皆さん、中央図書館が混んでいるときは、新宿図書センターもいいですよ。

§ 地下の食堂

地下の食堂は小さいけれど安いですよ。定番メニューの中では、一番安いメニューが、かけそば・うどんで230円、一番高いメニューでもさしみ定食600円です。このほかに季節のメニューもありますね。食券制ですが、販売機で食券を買うのではなく、お姉さんから食券を買うような、昭和の雰囲気漂う食堂です。

この食堂の面白いところは、食堂って丼モノはテイクアウトも可能、また、電話注文も可能だというところ。現に、平日のお昼に行ったら、図書館利用者というより、周辺の会社からお昼御飯を食べに来た風の人の方が多かったんです。他の図書館の食堂とは一風変わったこの雰囲気、お昼時に利用することがあったら、ぜひ体験してください。私からは、唐揚げ定食が、唐揚げ大きめでお薦めです。

§ 葛飾区立図書館を支える保管書庫

利用者が出入りできる部分は限られていますが、新宿図書センターのすごいところはやはり保管書庫だと思います。私が2005年にこのサイトを始めてから、中央図書館が移設されたケースはいくつかあるのですが、全て旧中央図書館は閉鎖されてしまっているのです。そんな中、葛飾区は新中央図書館オープン後も旧施設を保管書庫として使い続けている。

中央館の書架ってただでさえ広いのに、利用者が入らない保管書庫ならもっと通路を狭くできるので、収容量はかなりのものになりますよね。多くの図書館は、蔵書が増える中、収蔵スペースに困っていると思うのですが、中央館の書架分の収蔵スペースを確保したというのは大きいと思います。将来的に、どの図書館からも除籍されてしまった貴重資料が、葛飾区立図書館で見つかった!なんてことがあるかもしれませんね。

それに、区の財産である建物を有効利用するという意味でもいいことですよね。違う場所に移転されたまま、次の用途もなく閉鎖されっぱなしの図書館っていくつかあるのですが、見ていて何だかねぇ、寂しいですから。もちろん、古く建てられた建物で耐震性が悪い等々、理由があって使えず、解体する費用もない、というケースもあるのでしょうが…。

話は少しずれますが、移転後の図書館建物活用法として、私にとって一番衝撃的だったのは、旧赤坂図書館が赤坂警察署の仮庁舎として使われていたこと。図書館だった場所に、パトカーやら警察官がうろうろしている、もとい、お仕事をなさっている(笑)のを最初に見たときには、文字通り口を開けて驚いてしまいました。

新宿図書センターに話を戻すと、私としては、葛飾区立図書館に大きな保管書庫を設置している実績を示してもらって(上に書いたように、ある資料を葛飾区だけが所蔵しているとか)、他の図書館に「うちも大きな保管書庫を作らなきゃ」と思わせて欲しいです。逆に「何かあったら葛飾区を頼れば」となっちゃったら困るけど。葛飾区立図書館さん、ぜひとも保管書庫の力を示してくださいね!

葛飾区立新宿図書センター データ

住所東京都葛飾区新宿3-7-1 →大きい地図を開く
Tel03-3607-9105
開館時間
火~木・土・日曜10:00~17:00
金曜10:00~20:00
定休日月曜・第4木曜
祝日
12月29日~1月3日
最寄駅京成金町線 京成金町駅から徒歩20分
JR常磐線 金町駅から徒歩21分
最寄バス停「亀有警察署前」停留所から徒歩1分
都営バス 草39(金町駅前~浅草寿町・上野松坂屋前)
京成タウンバス 小54(亀有駅南口~京成小岩駅)
「新宿図書センター」停留所から徒歩2分
京成タウンバス 有70(金町駅南口~亀有駅~お花茶屋駅・ウェルピアかつしか)
レインボかつしか 有71(金町駅南口~亀有駅~お花茶屋駅・ウェルピアかつしか)
駐輪場建物入口手前に駐輪場あり
駐車場建物向かって右に一般用駐車場20台分あり
建物手前の駐輪場の道路寄りに障害者用駐車場1台分あり
所蔵資料
図書所蔵数2015/04/01現在 96,388冊 出典『葛飾の図書館 平成26年度事業年報』
※学校図書館支援コーナーの所蔵数は新宿図書センターに加算
漫画あり
外国語新聞なし
外国語雑誌なし
外国語図書なし
外国語児童書なし
外国語絵本なし
音声資料
CDカセットレコード
ありありなし

試聴設備なし
映像資料
DVDビデオLD
なしなしなし
※ DVD・ビデオは広報DVD・ビデオを除いた市販ビデオ・DVDの有無を表しています
視聴設備なし
資料のリサイクル入口入って左に、除籍蔵書の提供と古本の授受ができるコーナーを常設で設置
設備
検索機2台(キー&マウス入力機1台、タッチパネル入力機1台)
検索結果印刷機能あり
資料の複写カウンター手前にセルフ式コピー機あり。A4・B4・A3モノクロ10円。
ブックポスト建物入口左にブックポストあり
自動貸出機なし
座席数一般用63席、児童用25席
児童用椅子席2席
児童用机席23席
新聞・雑誌コーナー(椅子)18席
新聞・雑誌コーナー(机)1席
YAコーナー(机)12席
椅子席2席
机席30席
飲食設備
  • 地下1階に食堂あり。営業は11:00~16:00、ラストオーダー15:30。
  • 1階入口手前右に飲物自販機1台あり
  • 蓋付き容器(ペットボトル・水筒など)の飲料に限り、机席での摂取可能。但し、飲むとき以外は鞄にしまってくださいとのこと。
ネット閲覧PCなし
データベース・CD-ROM閲覧なし
持参PC利用不可
その他設備敷地脇の道路に面したところに公衆電話2台あり
児童用資料・設備等
紙芝居あり
布絵本あり。ハンディキャップ登録をしている人のみ貸出可能。
児童向け視聴覚資料CDコーナーに童謡CDあり
おはなし会赤ちゃん向けおはなし会月1回あり
靴脱ぎスペースコルクマット敷きの「はだしコーナー」あり
授乳室1階の閲覧室手前左に授乳室あり
オムツ交換台入口入って右奥の誰でもトイレと女子トイレにオムツ交換台あり
バリアフリー
障害者用駐車場建物手前の駐輪場の道路寄りに障害者用駐車場1台分あり
エレベーター建物入口入って右の階段手前にエレベーターあり
車椅子用閲覧席なし
誰でもトイレ1階入って右の階段の先に誰でもトイレあり
大活字本一般書架の5番の棚に大活字本あり
拡大読書器・老眼鏡なし
対面朗読室なし

葛飾区立新宿図書センター カレンダー

4月
12
3
456789
10
111213141516
17
181920212223
24
252627
2829
30

5月
1
23
4
5
67
8
91011121314
15
161718192021
22
232425
262728
29
3031

Copyright(c) 東京図書館制覇! All Rights Reserved.