葛飾区立図書館 堀切地区センター図書返却ポスト
葛飾区立図書館 堀切地区センター図書返却ポスト 訪問記
堀切地区センター図書返却ポストは、堀切地区センターの入口脇に設置されているブックポストのみの施設です。葛飾区立図書館の本と雑誌なら、図書館まで行かなくてもこのポストで返却できます。
葛飾区立図書館以外の施設で、葛飾区立図書館所蔵の図書・雑誌が返却できるブックポストがある堀切地区センターは、堀切菖蒲園駅のすぐそばにあります。駅から堀切地区センターに行くまでに通りかかる青木書店は、古書業界では有名な古書店で、創業者の青木正美氏は著作も多数出しています。葛飾区立図書館では、青木氏の著作はもちろん、自筆原稿・色紙も所蔵しており、さすがに自筆原稿・色紙は貸出できませんが、著作を通じて古書や昔の東京の様子などを読むことができます。
ブックポストは堀切地区センター入口向かって右脇にあり、行けばすぐにわかります。このブックポストは、新小岩駅東北広場図書返却ポストと同様、風景が描かれた可愛らしいデザイン。堀切地区センター入口に向き合ったときに見える面は、建物の輪郭の上に月が浮かぶシンプルな図案ですが、本の投入口がある面には川の流れの上に花火が上がっている図案なので、ぜひ返すついでにこの図案も見てみてください。
ブックポストは堀切地区センターの外に設置されているので、堀切地区センターが閉まっている時間帯でも返却可能です。使い方は閉館時間に返却できるよう図書館に設置されているブックポストと同じで、葛飾区立図書館で借りた図書・雑誌を入れて返却することはできますが、CD・DVDなどの壊れやすい資料や、紙芝居のように全てが揃っているか確認する必要があるものは返せません。また、葛飾区立図書館を通じて借りた他の自治体の資料なども、ブックポストで返却することはできず、貸出手続きをした館のカウンターに返す必要があります。
また、このような図書館とは別に設置されたブックポストに共通の注意点ですが、回収されるのが1日1回などの頻度なので、ブックポストに入れてから実際に返却処理が行われるまでにタイムラグがあります。翌日に図書館に行く予定があるなら、このような独立したブックポストに返却するより、翌日に図書館に返却する方が、早く返却処理されることもあります。
この付近では、2016年3月26日、堀切菖蒲園駅から徒歩十数分のところにこすげ地区図書館が開設されたばかり。堀切にお住いの方で、通勤通学や買物で堀切菖蒲園駅に来ることが多い方は、借りるときこそ小菅まで行く必要があるものの、返却は生活の中での数十メートルの寄り道で済ませることができます。
このように、人が集まる場所のそばに返却ポストを置くことは、一人一人の利用者の利便性を上げるだけでなく、図書館全体の本の循環もよくします。毎日図書館に行ける状況の方は別ですが、大抵の人は複数冊本を借りた場合、読み終わったからといって1冊ずつ返しに行くことはせず、返却期限を迎えたときや借りた本を全て読み終わったときなどにまとめて返却しているのではないかと思います。でも、普段の生活圏内に本を返却できるポストがあれば、読み終わった本からその都度返すことができます。予約多数本を皆が返却期限いっぱいまで借りたら、待ち行列の最後の人に回るまでとてつもない期間がかかってしまいますが、皆が読み終わったところで返却すれば、最後の人に回るのもそれだけ早まる。せっかく図書館側が返しやすいポストを設置してくれたのだから、利用者としても利用者全体のために協力したいです。
この堀切地区センター図書返却ポストは、新小岩駅東北広場図書返却ポストに次いで、葛飾区立図書館にとって2つ目の、図書館とは別の場所にある図書返却ポスト。本のある図書館と、駅・商店に近くて他の用事のついでに返却しやすい図書返却ポストをうまく活用して、充実した図書館ライフを過ごしたいです。
葛飾区立図書館 堀切地区センター図書返却ポスト データ
住所 | 東京都葛飾区堀切3-8-5 堀切地区センター入口前 →Google Mapで見る |
Tel | 03-3690-7661(お花茶屋図書館) |
利用時間 | 24時間利用可能 |
定休日 | なし |
最寄駅 |
京成本線 堀切菖蒲園駅から徒歩2分
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駐輪場 | 堀切地区センター入口手前に駐輪場あり |
駐車場 | なし |
設備 | |
LAN接続 | なし |
飲食設備等 | 堀切地区センター1階に飲料自販機1台あり |
その他設備 |
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