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改築前の旧・江戸川区立松江図書館

旧・松江図書館は2006年6月30日を最後に改築のための休館に入りました。その後、現在の松江図書館が2008年4月29日に開館しました。

以下は、改築前の旧・江戸川区立松江図書館の訪問記です。

改築前の旧・江戸川区立松江図書館 訪問記

last visit:2005/11/11

松江図書館は船堀駅から新小岩方面へ結構歩きます。私は他の用事もあって、一之江駅から行ったのでさらに遠かったです。

入口を入ると、雑誌とCD。その奥にカウンター。右に児童コーナー、左に一般の書架が広がっています。

一般の書架は、小さい部屋にいろいろ分かれています。思うに、最初から図書館として建てられた建物ではなく、他の用途で建てられた建物を図書館に改装した感じですね。

2階には書架と読書室があります。2階の小開架室と名の着いているエリアは、床も絨毯ではなくて台所の床のようなビニール加工(?)がしてあって、おまけにガラスはちゃんとしたステンドグラスではないけど絵が入っていて、これを見るまでは「小学校を改装したのかな」と思っていたのですが、これを見てから元が何の建物だったのがわからなくなりました。

また、中2階には視聴覚室がありますね。私が行ったときは、「愛と死を見つめて」(このタイトルの映画はたくさんあるようですが、吉永小百合主演のものです)の映画会を行う3日前だったので、視聴覚室前のスペースに映画の原作や吉永小百合の本などが展示してありました。

この図書館の除籍蔵書リサイクルは、常設ではなく期間限定で設置しているようですね。月1回程度で、一人3点までとのことです。

さて、この図書館の書架を見ていて面白かったのが、日本の小説の並び順。今まで図書館を回ってきた図書館は、たいていは著者の五十音順。また、場所によっては、姓の一文字と名の一文字(宮部みゆきなら「ミミ」)の五十音順で並べてあることもありました。

が、松江図書館は漢字でインデックスをつけているのですね。

例えば、頭文字がタの著者の中では、最初に「田」で始まる著者。その後、「高」、「竹」、「立・谷・玉」、、、といった具合に並んでいます。だから、「高」村薫と「田」辺聖子なら、五十音順なら高村薫が先にきますが、この順だと田辺聖子が先なんですね。

ここに限らず、図書館は大枠では日本十進分類表に従っていますが、その中の細かい分類はその図書館次第なんですよね。松江図書館の並びは、音で知っているけど漢字を知らない場合は不便かな。でも、視覚的に同じ漢字が並んでいると見やすいってのもあるなと思いました。

この辺は、各図書館さんの工夫のしどころ。そんな面からいろんな図書館を見るのも結構面白いですね。