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「みつめよう 身近なくらし」

―2007年3月の展示
visit:2007/03/18

品川区立図書館全館で行っている春の図書館フェア「品川区政60周年」。二葉図書館のテーマ「みつめよう 身近なくらし」です。

この特集コーナーは入口入って右の文庫の棚の上を使って行っているのですが、棚の上にブックスタンドを置いて本を並べてあるだけ。今までいった中(南大井図書館五反田図書館)では一番気合が入っていないかも(笑)。

棚を見ると、「品川区勢概要」「品川の学童集団疎開資料集」「東京湾埋立物語」といった堅そうな本から品川散歩の本までと、何だかテーマに関係なく品川区に関する本が並んでいますね。まあ「みつめよう 身近なくらし」というテーマ自体漠然としているから、何でもありって気もする(笑)。

ちょっと面白かったのが『品川区小中一貫教育要領』。これ、講談社から出ているのですよ。何故に民間出版社が教育要領を?と思ったら、品川区は去年の4月に全国初の小中一貫教育校を開校したんですね。それでこうやって全国的に出版したようです。

品川区って図書館と学校図書館の連携もあって、公立の小中学校の図書室で区立図書館の蔵書検索ができたり貸出予約もできるんですよね。学校への団体貸出ではなく、学校を通じて区立図書館の本の貸出をしているのって、私の知る限り23区では品川区だけだと思います。

教育方面でいろいろ新しい試みをしている区と言えば、私は杉並区(民間出身の校長がいたりする)を真っ先に思い浮かべてしまいますが、品川区もいろいろ新しい試みをする区なんですね。