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「かけがえのない地球 特集・地球環境の本」

―2008年6月11日から7月16日までの展示
visit:2008/07/05

港区立みなと図書館の2008年6月11日から7月16日までの特集は「かけがえのない地球 特集・地球環境の本」です。北海道洞爺湖サミットの主要テーマが温暖化対策であることなどを受けての特集でしょうね。

特集コーナーは新書などの気軽に読める本もあるけど、研究書のようなハードルが高そうな本が割と多いです。環境問題は普段の生活の工夫や見直しなどが重要だと思うのですが、そういった本が少なかったですね。でも、これはそういう本をピックアップしなかったのではなく、既に誰かが借りてしまったのかもしれません。こういうときに本そのものがなくてもピックアップした本の一覧があると、予約をしたりできるのですが。

コレラが街にやってくる―本当はコワーイ地球温暖化』は、温暖化によって菌が活動しやすくなったり、媒介となる生物の活動範囲が広まったりして、それまでない疫病が流行る可能性があるという本。「地球温暖化」の影響と言うと、海面が上昇するといったことが広く知られていますが、確かにそれ以外にもいろいろ影響はありそうです。

ただ、いわゆる「地球温暖化問題」に関しては、本当に地球は温暖化しているのか、温暖化しているとしてもそれが人間の活動によって排出された二酸化炭素が原因か(自然の気候変動の一局面にすぎないかもしれない)という点で疑問の余地があるのも事実。その点、テレビなどのマスコミの報道は一面的な傾向がありますが、図書館ならいろんな立場の本を読んで比較したりしやすい。温暖化問題に限った話ではありませんが、何事もいろいろな立場から見ることで理解を深めていきたいものです。

エコシフト』は百万人のキャンドルナイトのよびかけ人代表の一人であるマエキタミヤコさんの本。私はこういう、ファッションっぽくエコロジーを扱う雰囲気の呼びかけには、どちらかというと胡散臭さを感じてしまうのですが、こういうイベントによって電気を使わなくても快適な時間を過ごせるという認識が広まって、全体の電力消費量が減ればいいですよね。「イベント」を発信源としてでもいいから、それを「日常」まで落とせるか。その点は、イベントの主催者や政策担当者などではなく、結局私達一人ひとりが問われているのではないかと思います。

そういや、じてんしゃ図書館の土居さんが全国の図書館を回って推薦している『百年の愚行』も特集コーナーに置いてありました。土居さんの活動は、人類が地球環境などに対して犯した愚行を写した写真集『百年の愚行』を全国の図書館に推薦する自転車での旅を続けつつ、その自転車に水車状の本棚を作って自ら環境問題関連の本を貸し出す図書館をやっているというもので、私は土居さんの活動に賛同しているわけではないんですけど(どんな良書でも全ての図書館に置かれる必要はないし、やり方としてもまどろっこしいように思うので。土居さん自身も全ての図書館に置かれる必要はないと思っているのですけどね。)、図書館巡り仲間として応援しているという立場。今は中国地方のどこかにいるみたいですね。お身体に気をつけて。

そうそう、『「クリーン発電」がよくわかる本』を読んで思い出したのですが、私ソーラーライトが気になっているのですよ。日光で充電して、暗くなったら点灯するライトで、上大岡トメさんか誰かが昼間屋外で充電して、夜室内に入れて使っていると書いているのを読んで、それはよさそうだと思ったんですよね。今はいろいろな商品があるようなので、しっかり調べていいものを長く使いたいと思います。