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秋の図書館フェア「来(らい)!ぶらり日本一周」 ~中国・四国エリア

―2005年10月22日から11月13日の展示
visit:2005/11/03

荒川区立図書館では2005年10月22日から11月13日まで「秋の図書館フェア 来(らい)!ぶらり日本一周」という企画を行っています。日本全国を5エリアに分けて、荒川区立図書館5館で展示などをやっているのですね。私は荒川区立図書館ファンなので(なんじゃそりゃ(笑))、これはいかねばと行って参りました。

今日行った南千住図書館は素盞雄神社(すさのおじんじゃ)の隣なんですね。さすがに今日は七五三で賑わっていました。参拝者もさることながら、写真屋さんも大賑わいのようで(笑)。

さて、図書館フェア、南千住図書館は中国・四国エリアの担当です。入り口を入ってすぐの通路両脇にいろんな展示がありまして、眺めている人も結構います。

まず、左側に中国・四国の各地を舞台にした小説。「二十四の瞳」などのお決まりのものから、さだまさしの「眉山」という小説なんかもありました。

その隣に、各県の民話と水木しげるコーナー。鳥取県堺港市出身の水木しげるの本を並べているだけでなく、妖怪分布図も作ってあります。私は水木しげるの作品をそんなに読んでいないので知らなかったのですが、こなきじじいは徳島県出身とか、一反木綿は鹿児島県大隈地方出身とか、出身地がある妖怪もいるのですね。

「~出身」と書いてある妖怪と「~出現」と書いてある妖怪があったので、「~出身」と書いてある妖怪は、確かにそこが出自なのでしょう。こう書き分けられると、作品読んで確認したくなっちゃいます。

通路右側の展示には、中国・四国の歴史。幕末なんかはこの辺の人物が活躍しましたもんね。市川染五郎が主演した竜馬がゆくの本が展示してあったのですが、個人的には、市川染五郎の坂本竜馬ってちょっと違和感あります。

隣には、各県の県名の由来が展示してあります。愛媛県の由来は聞いたことあるような気がするけど、後は知らなかったなぁ。興味がある方はぜひ南千住図書館に行ってみましょう!

そして、お遍路さんコーナーもあります。お遍路さん虎の巻というチラシがあって、用語集や道具の説明などが書いてありますね。杖を橋の上で突いちゃいけないんだ。知らなかった~。

そして、そして、私が一番そそられてしまったのが、中国・四国の食べ物!これも、レシピのチラシがあって、さっそくもらってきたのですが、一番気になったのが、展示にあった「ぼてぼて茶」。島根県松江の料理で、泡立てる番茶に御飯やお漬物などを入れて食べるんだって。

旅行に行く時間はなかなか取れなさそうだから、都内で食べられるところがないかとちょっと検索してみたけど、見当たりませんでした。やっぱりずるしちゃダメってことですね。今度松江に行ったら食べてみよう。

それにしても、この展示のバラエティはすごいですね。普通の特設展示3回分くらいのエネルギーを使っているのではないでしょうか。さて、13日までに他の4館も回れるかどうか。スタンプラリーもやっていて、恥ずかしかったけどもらってきたので、他の館もできる限り回ってみますね。