トップ図書館訪問記品川区品川区立南大井図書館 > 「東海道品川宿」

「東海道品川宿」

―2007年3月の展示
visit:2007/03/17

品川区立図書館では、ときどき図書館フェアを行っていて、ある大きなテーマに関して各館で個別の特集を組んでいます。2007年春の図書館フェアでは「品川区政60周年」を行っていて、そのうち南大井図書館のテーマは「東海道品川宿」。それにしても昔の人は東海道を歩いて移動したんだからすごいよなあ。

いや、昔の人だけじゃありません。こうやって現在も歩いて移動した方がいらっしゃる!私も秘かに「東海道沿いの図書館巡り」を企んでいるのですが、都内限定かつ自転車を使ってやる予定。文明の利器に甘えています(笑)。

ちなみに以前、この「都内のみの東海道沿いの図書館巡り」の話を大田区立図書館非公式ウェブサイトの管理人さんにしたら、私一人じゃなくてリレーしていくとかすれば京都まで「東海道中図書館栗毛」ができるかも、なんてアイデアをいただいたのですが、どなたか協力していただける方はいらっしゃいます?随時募集しておりますので、ご興味のある方はご連絡をお待ちしています(笑)。

話を図書館フェアに戻すと、新聞・雑誌コーナーの一画にある特集棚の上に品川宿入口や品川神社前などの昔の写真と今の写真が並べてあります。ちょっと写真が小さいのが残念ですが、今の写真はともかく昔の写真はむやみに拡大してもぼやけるだけでしょうしね。

東海道の本もあれこれ並んでいますが、私はここでは東海道とはちょっとずれるけど「むさしの国 荏原」という品川歴史館特別展のパンフレットが気になっちゃいました。

荏原という地名って荏胡麻というゴマが由来なんだとか。荏原の公立中学校、荏原第二中学校と荏原第三中学校の校章にも荏胡麻の葉が使われているのですって。
それにこのパンフレットの特別展の際に、品川歴史館でも荏胡麻の栽培をしてみたのだとか。害虫に悩まされながらも無事に実を収穫できたとありますね。

区政60周年なのは23区全てがそうなのですが、品川区立図書館だけがこんなフェアをやっています。ちなみに22区になったのが60年前の3月15日、その後板橋区から練馬区が独立したのが同じ年の8月1日。もしかして板橋区と練馬区では8月にこういった特集をやる図書館があるかも?!