秋の図書館フェア「五教科」 ~算数
visit:2006/10/28
荒川区立図書館では読書週間に関連して、2006年10月21日から11月12日まで、「五教科」をテーマに荒川区立図書館全5館がそれぞれの教科を担当して、特別展示をしています。そのうちの町屋図書館の担当は「算数」です。
まず児童コーナーの手前あたりに算数クイズ。KING、QUEEN、JACK、JOKERから問題が出されています。数の数え方の問題にあったのですが、星座の数え方って知ってます?まんまといえば、本当にそのまんまなのですが、1座、2座って数えるんだって。
それと、通路の脇には数字や記号がタイトルに入った本。『69 Sixty nine』『華氏911の真実』『三人噺―志ん生・馬生・志ん朝』などなど。樋口「一」葉の本や小林「一」茶の本も並んでいて、もはや算数とはかけ離れている感がないでもない(笑)。
奥の閲覧席のそばには「図形」ということで、黄金比に関する本や建物に関する本など。この間、『ダ・ヴィンチ・コード』読み終わったばかりだから、ついついそっちの本に目が行ってしまいます。あと、地球上でも厳密には場所によって重力が違う、とかって書いてある本もあって、それも面白そうだったな。
特集としてはもう1コーナー、奥の棚の目立たない一画に「確率」を扱ったコーナーがあります。確率ということで、馬券やマージャン、カジノの飾りつけがしてあって、だからあまり大々的でなくひっそりと展示したのでしょうか(笑)。
ここにあった本を読んでいてすごく納得できたのですが、強いスポーツ選手やチームって、強さという絶対的な数値が高い(=数値が低い人には必ず勝つ)って感じのイメージでなく、勝つ確率が高い(=だから負ける可能性ももちろんある)というように捉えればいいんですね。
といった感じで、思ったほど真っ向から数学を扱った感じがしませんでした。まあ、展示は「数学」ではなく「算数」だからこんなもんか。