港南図書館
港区立港南図書館 訪問記
港区立港南図書館は、品川駅北東の、区営住宅の一画にある図書館。駅から遠いので、意外と利用者は少なく、他の港区立図書館より座席の確保がしやすいかも。LDの視聴もできます。
港南図書館の最寄り駅はJR品川駅なのですが、そこから20分ほど歩きます。そもそも品川駅って中央改札・北改札から港南口に出るまでに歩きますよね。港南口から斜め左方向(北東方面)へと更に歩き、海岸通りと東京モノレールや新幹線引込線の高架が交わる辺りまでいくと、シティハイツ港南という区営住宅があり、その1階~3階の一画が港南図書館となっています。
1階がカウンター、児童コーナーにCD、LD・DVD視聴コーナー、ネット閲覧PC。2階が一般書架とパソコンコーナー。3階が新聞・雑誌と閲覧席。
CDは試聴はもちろん、借りることもできますが、LDは館内試聴のみですね。1階が児童コーナーと視聴覚資料コーナーという組み合わせのせいか、前に行ったときなんて、子供がイヤホンコードで縄跳びしちゃったりして、何だかすごいことになってました(笑)。あ、でも、そんな光景は一度しか見たことないので、ご安心を。
2階は書架がずらりとあり、窓際に閲覧机があるという配置。閲覧席は、1人で1つの机を使うタイプと2人で1つの机を使うタイプがあるのですが、2席タイプの机は長方形ではなく、アイマスクのようにちょっと湾曲があり、2席の間隔はかなり近いです。友達と一緒に利用するにはいいけど、知らない人だったらちょっと近すぎると感じる間隔。混んでいるときは、1人1机タイプを確保したいです。
2階の階段からみて、右手手前が中高生コーナー。港区立中学校で使われている教科書や古典マンガ(「あさきゆめみし」や「マンガ日本の古典」など)も置いてあります。古典の授業が好きではない生徒さんも、マンガならとっつきやすいかもしれませんね。
中高生コーナーの中の「進路・進学を考えるコーナー」には、職業ガイド本や留学案内などの資料も揃っています。中高生自身はもちろん、親子でこうした資料を利用するのもいいのでは。
港南図書館の蔵書はちょっと面白い工夫があります。書籍は書店で売られる際に帯をつけて売られていますよね。あれは単なる販促ツールというわけではなく、本の内容を知ることができたり、表紙と帯が込みでデザインがうまくされていたりします。では、それを図書館の蔵書とする場合どうするか。
図書館によっては帯は全て本から外してしまって、図書館の新刊案内のツールとして利用するところもありますね。入口近くなどに展示して、「今月はこんな本が入りましたよ」といった具合に。それを港南図書館では、時に表紙と一緒にコーティングしたり、時に表紙を開いた最初のページに貼り付けたり、本によって様々な処理をしているのです。帯ってあらすじとか推薦文とか、本選びの参考になる情報が記載されているのですよね。港南図書館で本を選ぶ方は、帯もチェックして本を選んでみてくださいね。
見ていて、ちょっと気になったのが、料理本の棚。ジャンルによって、赤・青・黄緑・紫・緑のシールで分類しているのですが、何色のシールが何を示しているのかよくわかりません(笑)。紫はお弁当で、緑は飲物やお菓子っぽいのですが、赤・青・黄緑の意味がいまいち不明。せっかく色分けをしているなら、その意味を明示して、利用者が本を探しやすくしてくれるといいなと思います。
また、2階にはパソコンルームという持参PCを利用できる部屋があります。すごく狭い部屋に2席、知らない人とこの部屋に2人きりになるのは嫌な人もいるかも。あ、でもガラス戸で外から見えるので、誰からも見えない密室の状態にはならないのでご安心を。2人用の机席といい、他の利用者との密着度の高い図書館といえるかも(笑)。
3階は新聞・雑誌・閲覧席がかなり余裕を持って配置されています。椅子席の前なんて、ちょっと無駄に思えるくらいスペースが空いています。ただ、この雑誌が3階という構成はちょっと辛い点もありまして。雑誌の中でも切り抜きの被害等が激しいものは、最新号をカウンターで保管してあり、カウンターに申し出ないと閲覧できないのですが、3階の棚を見に上がって自分が読みたい雑誌がカウンター保管だった場合また1階に降りて、、と上がったり下がったりしないといけないのが不便。よく通う方は、自分が閲覧したい雑誌がカウンター保管かどうか覚えておいた方がいいですね。
窓際の背の低い雑誌ラックの上には、行政の広報チラシや美術館・博物館等のチラシがずらり。図書館にきたついでに、興味のあるイベントなどの予定もチェックしたいところです。
駅から遠いのが難点ですが、これで品川駅からのアクセスがよかったらもっと混んじゃうんだろうな。図書館としての落ち着いた雰囲気を考えると、これくらい距離があってちょうどいいのかも。お近くの方はぜひどうぞ。
