「ものづくりと品川」

―2007年3月の展示
visit:2007/03/21

品川区立図書館では、年に数回図書館フェアを行っています。2007年春の図書館フェアでは「品川区政60周年」を行っていて、そのうち大崎図書館のテーマは「ものづくりと品川」。

大崎図書館は2階がビジネス支援図書館になっていて、データベースCD-ROMの閲覧はもちろん、講習会を開く場所や、経営・起業の相談室なんかもあるのです。土地柄もあるのか、ビジネス支援の中でも特に「ものづくり」に力を入れているのですね。なので、今回の図書館フェアでも、大崎図書館のテーマはものづくりとからめたものになっています。

1階奥の特集コーナーには、ソニーの本とニコンの本が並んでいますが、言ってしまえばそれだけでしたね。この特集コーナーにも書いてあったように、品川区には明電舎や森永製菓の工場なんかもあったんですよね。ただ、そうした企業・工場で、関連本が出版されている企業となると限られてしまうのでしょうか。

そうそう、今日の1館目のゆたか図書館で見つけた本『がんばれ!商店街―しながわ夢さん橋イベント物語』によると、このイベントを始めたばかりの頃の大崎駅って山手線駅内で鶯谷に次いで2番目に乗降客が少ない駅だったのだとか。今はりんかい線も通っているので乗降客も増えているでしょうが、20年前はそんな駅だったんですね。