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「品川今昔物語」

―2007年3月の展示
visit:2007/03/24

品川区立図書館では、ときどき図書館フェアを行っていて、ある大きなテーマに関して各館で個別の特集を組んでいます。2007年春の図書館フェアでは「品川区政60周年」を行っていて、そのうち大井図書館のテーマは「品川今昔物語」。入口を入ってまっすぐ進んだ右の壁が特集コーナーになっています。

ここにあった「まちの鼓動 しながわ写真集」(品川区企画部広報公聴課)によると、戸越銀座は最初の○○銀座という名前の商店街らしいとのことです。戸越銀座の場合はただ名前をもらっただけじゃなくて、関東大震災の後にレンガの処分に困っていた銀座からレンガを貰い受けて通りに敷き詰めたんですって。

この本をはじめとして、表紙がきれいなものがたくさん展示してありますね。一般の本じゃなくてもきれいな表紙だったりするんですよ。例えば、2006年3月の品川区勢概要なんて、表紙に4つの浮世絵がバーンとあって、タイトルの「品川区勢概要」は下の方に小さく書いてあるんです。区勢概要っぽくないデザインでいいなあ。

あと、ここで発見したのですが、品川区企画部広報公聴課から「グラフしながわ」という年2回(3月と10月)発行の冊子が出てるんですね。無料です。街や人の紹介などが載っています。

区の刊行物って結構面白いものを出しているのですよね。この間港区からいただいてきた「まち探訪ガイドブック」もよかったし。お散歩好きな人は地方自治体の刊行物も要チェックですよね。