下井草図書館
杉並区立下井草図書館 訪問記
杉並区立下井草図書館は、西武線下井草駅近くの図書館。住宅地の中にある図書館で、広いテーブルを使った特集コーナーが目立ちます。閲覧机が手狭なので、閲覧よりは貸出向きの図書館かも。
下井草図書館は下井草駅から5分ほど歩いたところ。駅の南口を出て、右の通りへ進み、セブン・イレブンのある角で左に曲がり、しばらく歩くと左側に下井草図書館が現れます。このルートで行けば、下井草図書館の手前が「生産緑地地区」、要は緑生い茂る空き地で建物も立っていないので、初めて行く際にもわかりやすいと思います。
下井草図書館は2階建ての建物ですね。1階が一般書架、2階が児童コーナーと多目的ホールです。2階にはテラスがあり、上に書いたルートで行くと、そのテラスが見えるので、もしかしてテラスに出て読書もできるのかと期待したのですが、残念ながら締切になっていました。
1階は入ってすぐ右に新聞・雑誌コーナー、もうちょっと進むと右に旅行コーナー、左にカウンター。もうちょっと行くと、特集コーナーとCDコーナーがあり、もっと進んだところが一般書架になっています。カウンターから書架の方に進んだ壁際には、ネット閲覧PC2台と検索機3台がずらっと並んでいます。
旅行コーナーが本当に小さな部屋(3畳くらいかな)になっているのが面白いですね。地図もここにあります。部屋の入口がガラス張りなので、旅行会社の小さいカウンターにでも入る感じがしてしまいます。入ってみるとガイドブックと地図が並んでいるので、やっぱりカウンターじゃなくて図書館だよねと感じますが(笑)。
カウンターから見て左手にある特集コーナーは、棚の前にテーブルを広げた大きな特集コーナー。私は下井草図書館には二度行ったことがあるのですが、いずれのときも本だけでなく内容に応じた図表なども展示してあって、なかなか目立つ特集コーナーです。
一般書架の一画には、館内で図書を持ち運ぶのに使えるカゴが置いてあります。スーパーの買い物カゴより一回り小さいサイズで使い勝手よさそう。私自身はカゴが必要なほど一度に何冊も借りないのですが、スーパーの買い物カゴサイズだとすれ違う際にも邪魔になるし、だからといって小さすぎると入らないので、これはいいサイズなのではと思いました。
一般書架の左奥の方に閲覧机があるのですが、2人ずつ向かい合って座って4人でちょうどいいくらいの大きさの机に、3人ずつ向かい合って6人で使うようにしているから、かなり手狭。本を読もうにも、これでは肘も簡単に広げられない。無理して3つの椅子を並べるより、椅子を減らしてゆったり座れるようにした方がいいように思います。
児童コーナーのカウンターには、布絵本が数冊置いてあります。これは寄贈されたもので、この場所で見てくださいとのこと。私は図書館で布絵本を見つけると結構手にとっているのですが、これはとっても丁寧にしっかりと作られていると思いました。布絵本っていつか作ってみたいんですよね。
児童コーナーの書架の様子はかなりシンプル。図書館の児童コーナーって、ぬいぐるみや工作物が置いてあったり、壁には切り絵が貼ってあったりと、賑やかなのが普通ですよね。でも、下井草図書館の児童コーナーは、窓際にちょっと人形が置いてあるのと、壁に絵本画家さんの絵が飾られている他にほとんど何もないと言っていいくらい。
シンプルだと掃除や管理がしやすそうだけど、読書の楽しみを盛り上げるという意味ではどうなんでしょう。もちろん、ごちゃごちゃしていればいいというわけではありませんが、少なくとも私自身は他の図書館の児童コーナーに行ったときのワクワク感を、下井草図書館では感じませんでした。
特別これというものがあるわけではないけど、駅からも遠くない住宅地の中にあって、近くの人達が便利に利用している図書館なのでしょう。下井草駅周辺も地味と言えば地味だけど、私は帰りにセブン・イレブンより少し駅寄りに進んだところのジャズ喫茶でのんびり過ごせました。閲覧席も少ないので、読みたい本は貸出して外で読むのがいいのかもしれません。
