西葛西図書館
江戸川区立西葛西図書館 訪問記
江戸川区立西葛西図書館は、西葛西駅から徒歩6分の、西葛西中学校の隣にある図書館。江戸川区内では中央図書館の次に蔵書数が多く、駅からも近いので、いつも賑わっています。
西葛西図書館は西葛西駅の東北東に位置する図書館です。西葛西駅北口を出た先の交差点(りそな銀行がある交差点)で右折し、道の突き当たりで左折すると、最初の信号の右向こうに西葛西中学校の敷地があります。この信号で右折して、中学校の敷地に沿って歩いていくと、中学校の隣に西葛西図書館があります。
西葛西の、特に東西線の線路から北の方って、道が斜めに走っているところが多くて、気をつけないと方向間隔がわからなくなることがあります。細かい道も多くて、通りがかりにおいしいそうなお店を見つけて、いつか行ってみようと思っても、どこにあったかわからなくなることもしばしば。私もそうですけど、道をよく知らない非地元民は、よさそうなお店を見つけたらその場で入った方がいいかもしれません(笑)。
西葛西図書館は3階建て。1階にあるのは、新聞・雑誌コーナー、児童コーナー、ティーンズコーナー、カセット・CD・ビデオ・DVD。また、一般書架のうち、小説・家事関連本・育児・スポーツ・自然科学・医学・地理・旅行ガイドは1階になります。2階は、それ以外の一般書架と地域資料、辞典類。3階は視聴覚室、会議室、集会所です。
1階の入口を入ると、左先にカウンターがあり、右手前に新聞・雑誌コーナー、そこから奥に向かって、視聴覚資料、ティーンズコーナー、一般書架と配置されています。左奥の一帯は、児童コーナーです。また、カウンター手前の壁には、リサイクル本コーナーと区のイベントなどのチラシがあります。チラシの棚は「仕事」「暮らし」「その他」と分類もされていて、さすが図書館のチラシラックという感じです(笑)。
新聞・雑誌コーナーと視聴覚資料の間には、特集コーナーがあります。月に1度くらいの割合で、いろいろテーマを変えて展示をしてくれています。今展示されている特集テーマは江戸川区立図書館の公式ホームページで確認できるので、図書館から足が遠のいている人も気になるテーマの特集展示をしているときに、ぜひ図書館に足を運んでみてください。
ビデオ・DVDについては全体の蔵書数と同様に中央図書館に次ぐ点数を所蔵しています。一般の映画は少ないけど、スポーツ入門や人体・宇宙に関する科学もの、近藤典子さんの収納術のような実用DVDもありますね。カセットについては江戸川区で最も多く所蔵していまが、CDとなると江戸川区の他の図書館も充実していて、西葛西図書館は江戸川区全体の中では少ない方です。それでも4500点ほど揃っているし、ビデオの視聴機もあるので、書籍だけでなく音や映像も楽しんでくださいね。
家事関連本は、細かいジャンルで分類されており、棚見出しの色と本に貼るラベルの色を揃えてわかりやすくしてくれています。手芸なら「ベビー・子ども」「刺しゅう」「編み物」「ビーズ・リボン・その他」「バッグ・袋物・雑貨・その他」「パッチワーク・キルティング」、料理なら「日本料理」「アジア料理」「西洋料理・その他」「米・その他の食材を使った料理」「肉・魚介料理」「野菜・果物・豆料理」「麺類」「お弁当・おせち・その他」「パン」「お菓子」「飲み物」「テーブルマナー・調理道具・食器」といった具合。ジャンル別に細かく分けてくれると、作りたいものが掲載されている本を見つけやすいですね。
小説は、著者名の五十音順。但し、複数の作家によるアンソロジーは、著者名ではなくタイトルの頭文字で分類され、分類の最後に配架されています。つまり、小説の「ア」の棚に行くと、まず著者名が「ア」で始まる小説が、著者名の五十音順に並び、その後に書名が「ア」で始まるアンソロジーが並ぶ、という方式です。
1階の左奥にある児童コーナーは、広い窓が西葛西中学校の校庭に面していて、開放感がある空間です。自分の近い将来の姿である中学生の様子が垣間見える児童コーナーで過ごす小学生は、他の環境にある小学生より、自分の未来を思い描くことが多くなったりするかな?
ただ、西葛西図書館の児童向けの本を全て収納するには児童コーナーの面積がやや狭いようで、児童向けの 一部は一般書架のエリアにはみ出して置いています。詩集や雑学などの児童向けの本は、児童コーナーに接している一般書架の棚にあるので、見逃さないように注意してくださいね。
絵本は、タイトルの頭文字で分類し、頭文字の五十音順に並んでいます。ほとんどの江戸川区立図書館では、絵を描いた人の頭文字で絵本を並べていますが、西葛西図書館と鹿骨コミュニティ図書館だけは絵本のタイトルで並べています。並び順が違うと、普段と違う本が目に留まったりするので、普段江戸川区内の他の図書館を利用している方も、たまには西葛西図書館や鹿骨コミュニティ図書館のような並び方の棚を見に来てみてくださいね。
ちょっとしたことだけど可愛らしいのが児童向け読み物の見出しで、「あ」の見出しには「あ」で始まるもののイラスト、「か」の見出しには「か」で始まるもののイラスト、といった具合に、小さなイラストが添えてあるんです。読みもののうち、読みもの初心者向けの本には、赤い半円シールが貼ってあるので、絵本から読みものへと踏み出したばかりのお子さんは、ぜひそれを参考に本選びをしてみてくださいね。
2階はずらっと書棚が並ぶ空間。さすが、江戸川区内で2番目に蔵書数の多い図書館だけあります。といっても、中央図書館の一般図書が30万冊強あるのに対し、西葛西図書館の一般図書は9万6千冊弱で、1位と2位の差はかなり開いているのですが。
2階の閲覧席は、ちゃんとした机席のほかに、椅子にメモ台がついているタイプの席が壁沿いにずらっと並んでいます。ちょっとした読書や、本1冊とメモ帳1冊くらいなら、このメモ台付き椅子でも事足りますが、資料をあれこれ見比べたりしたい場合は、机席を確保したいところ。
2階の奥にある参考図書(辞典類)は書棚の下半分が前にせり出しているタイプで、厚くて大きい辞典類を棚の段差部分に置いて見ることができます。いちいち座席まで重い本を持っていかなくてもいいし、上に書いたように小さい台しかついていない座席が多いことを考えても、書棚で本を開けるようになっているのは嬉しいです。
辞典類の棚を眺めていると、特に調べたいことがなくても、読み物として楽しめるものもあるんですよね。書籍(おもに古書)を装丁家で分類した『装丁家で探す本』、選手だけでなく監督や解説者も載っている『甲子園高校野球人名事典』、作家のペンネームの由来をまとめた『ペンネームの由来事典』など、タイトルからしても面白そうでしょ。残念ながら辞典類は借りられないので、図書館の中で楽しんでください。
ただ、西葛西図書館は、駅から近いこともあって、いつも混んでいるのです。椅子席は比較的空いていますが、机席を確保するのはなかなか難しい。2階の机席のうち、4席ある社会人専用机席は、9:00~13:00、13:00~17:00、17:00~21:30の時間制で、使用するには申し込みが必要です。
座席の少なさの対策もあって、7月から8月にかけては3階の会議室を閲覧室として開放しています。私も一度利用したことがあるのですが、3階の視聴覚室・集会所・会議室は扉が大きくて立派!会議室も、そんじょそこらの会社の会議室なんかよりもゴージャスと言えるくらい。この時期に来るなら、ぜひ立派な会議室での閲覧をお試しください(笑)。
まあ、駅の方に行けば、喫茶店などもいろいろあるので、座席がなかったら貸出処理して、お茶を飲みつつゆったり読書するのもいいかも(本を汚さないよう注意しないといけませんね)。館内じゃなきゃできない調べものをする人は、気合入れて早めに来て、机席を確保してくださいね。
江戸川区立西葛西図書館 特集・行事・図書館だより感想記
本棚さんぽのススメ
「安全な暮らし」
講演会「インドを知る一日」

2012年3月18日に江戸川区西葛西図書館で、私自身が講師となり、講演会&イベント「本棚さんぽのススメ」を行いました。図書館の広い本棚の活用の話と、それを楽しんで体験できるクイズという構成。クイズは講演会後も2012年4月22日まで西葛西図書館カウンターで配布しています。