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「青春の100冊!」&「夏本番! 海からの贈り物」

―2007年7月の展示
visit:2007/07/05

大きい特集コーナーがあるのが好きで毎月行っている杉並区立方南図書館、2007年7月の特集は「青春の100冊!」、そして「夏本番! 海からの贈り物」です。

§ 夏本番! 海からの贈り物

私は山より海派なんですが、思えばしばらく海に行っていないです。最後に海に行ったのは、もう一昨年か…。

さて、「方南図書探偵団!」コーナーには海の本がたくさん。海っていうとやはり青い空と海!という印象がある中、『スローライフ奄美』の表紙は漆黒の闇に浮かび上がる月とその下に広がる海の写真。思わず手に取ってしまいます。

中のエピソードがゆったりしていて(道を走る車が理由もなく速度が遅いとか)、羨ましく思ってしまいます。私は図書館に行っても、これとこれとこれを何分間で見る、みたいなバタバタした時間を過ごしてしまうもので(たいていの場合、その予定時間をオーバーしますが 笑)。

また、食べ物がね、見ていると食べたくなります。この本によると、奄美では煮物にニラを入れるそうで、これならウチでもやれるなあ(奄美のニラとこっちのニラと違わないですよね)。そのうちやってみよう。

§ 青春の100冊!

そして、図書館奥の大きい特集コーナーのテーマは「青春の100冊!」。特集棚には100冊はなかったと思うのですが、方南図書館の図書館だより、「方南Bookステーション」にはちゃんと青春小説が100冊挙げられています。

この手の小説、私ほとんど読んだことないんですよね。中高生の頃って、早く大人になりたかったので、中高生本ってちょっと冷めてみていたというか。村上龍の『69 Sixty nine』なんかも、友達に薦められて読んだのですが、「はい、はい、書きたいことはわかったよ」なんて思ってました(笑)。

そんなわけで、私が読んだことがある本は100冊中11冊。あれ、意外と多かったな。もっと少ないかと思いました。でも、『レベル7』や『山椒大夫・高瀬舟』のような青春小説?というものも入っているので、こんなものか。

この棚を見ていたら『ライ麦畑でつかまえて』くらいは読んでおいた方がいいのかなという気になり、村上春樹訳のものを後で地元図書館で借りることに。読もうかどうしようかと思う程度のものって、訳者によって「よし、読もう」に変わることがありますね。どうせ青春モノでしょ~、と思わずに、素直に読んでみることにします(笑)。