「クラシック音楽の本 ~豊麗なる音の世界へ~」&「愛着の逸品 わたしの宝物」
visit:2007/11/21
大きい特集コーナーがあるのが好きで毎月行っている杉並区立方南図書館、2007年11月の特集は「クラシック音楽の本 ~豊麗なる音の世界へ~」、そして「愛着の逸品 わたしの宝物」です。
「方南図書探偵団!」コーナーの方が「愛着の逸品 わたしの宝物」。アンティークジュエリーの本やミニチュア模型の本などなど、愛着を呼び起こしそうなものがいろいろ並んでいます。『日本のオートバイの歴史。―二輪車メーカーの興亡の記録。』『国産二輪車物語』といった本も取り上げられていましたが、これはともに貸出中。
展示されていた本の中に『究極の文房具カタログ』という本があったのですが、この本がまた思い入れたっぷりの本で。著者がTVチャンピオンの全国文房具通選手権で3連覇した人なんだそうです。各ジャンルのこれという商品について、非常に詳しい解説というか著者の思い入れが語られています。
文房具への思い入れを読むだけでも面白いし、こんな商品があるんだという発見もありますね。電化製品を買ったときにコードを束ねている針金をビニールコーティングしたものってあるじゃないですか。あれがぐるぐる巻きになって、好きなところで切って使えるようになって売られているものがあるとは知りませんでした。あると便利だろうけど、わざわざお金出して買うかって言われると躊躇しちゃうけど。
図書館奥の大きい特集棚の方は「クラシック音楽の本 ~豊麗なる音の世界へ~」。小澤征爾や中村紘子などの音楽家が著者となっている本や、クラシックの作曲家に関する本、オペラの原作等々が棚を飾っています。
そういえば、今年の夏だったかな、オペラを観に行ったんですよね。親子向け夏休みオペラみたいなものを観られる機会があって、それを観て来たのですが、これがどうも私の心に響いてこなかった(笑)。その日のブログネタはそのオペラのことを書くつもりだったのに、急遽違うことを書いたくらいです(笑)。オペラに詳しくないくせに言うのも生意気だけど、初心者ならばこそ上質のものを見て、いいイメージを持ちたいですよね。
特集コーナーにはクラシック音楽を生んだヨーロッパの国々に関するもありました。ヨーロッパって一度も行ったことないんですよね。海外旅行に行く機会があっても、東南アジア方面に行ってしまう。暑いところが好きなのです。でも、一生に一度くらいはヨーロッパも見てみたいですね。
最下段にはコーヒーやワインの本もあって、たぶん「音楽を聴きながらコーヒーやワインはいかが?」という趣旨なのでしょうが、唐突な印象です。そこで気付いたのですが、この特集棚、何列目はオペラの原作、何列目はヨーロッパの国々に関する本みたいに数コーナーに分かれているのですが、各コーナーに関する看板類もない。せっかくの特集コーナーなのにもったいないです。
でも、図書館だよりの「方南BOOKステーション」には各コーナーの説明が書いてあるだろうと「方南BOOKステーション」を探してみますが、いつも置いてあるところにない。月の遅めに行っても(毎月初めに発行)カウンター周りには残っているのですが、今日はそれもない。利用者の皆さん、結構持っていくんでしょうね。
ないからと言ってあきらめたくはないので職員さんに聞いてみたところ、また印刷するのでよかったら刷り上ったときに連絡しますとのこと。ご好意に甘えて電話番号を渡して、増刷したら連絡してもらうことにしました。方南BOOKステーションは2006年4月号から欠かさずもらい続けているので、ここで途切れさせたくはない(笑)!
で、ふと思ったのですが、もしかして2006年3月号以前ももしバックナンバーが残っていたらいただけたりなどするのでしょうか。方南図書館は2005年11月に出来た図書館で、その頃から発行しているっぽいので、私がいただいていないのが5号分あると思うんだけど。増刷分を取りに行くときに聞いてみようと思います。