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品川区立五反田図書館 訪問記

last visit:2014/12/01

品川区立五反田図書館は、不動前駅と五反田駅の中間付近にある図書館です。音楽ホールやプラネタリウム、幼保一体施設との併設施設ということから、子育て・音楽・天文の資料に力を入れています。

§ 図書館の場所

五反田図書館の最寄り駅は、東急目黒線の不動前駅。さらに、五反田駅・大崎広小路駅・戸越駅・戸越銀座駅からも歩いていける位置です(各駅からの詳しい道のりはこちら)。

建物の敷地自体が急斜面で、不動前駅から行くと急坂を下ってから建物入口まで急坂を上がるかたち、また、五反田駅・大崎広小路駅・戸越駅・戸越銀座駅から行っても、急坂を上った先に図書館があるかたちになります。自転車で行く方は覚悟して向かってください(笑)。教育文化会館という複合施設に五反田図書館や五反田文化センターが入っており、五反田文化センター入口が1階、五反田図書館入口が2階にあるのですが、1階が五反田文化センターのロビーで比較的天井が高いのに2階入口が路面と地続きになっていることからも、いかに敷地の傾斜があるかを感じさせられます。

ちなみに、五反田文化センターのロビーには、古いプラネタリウム映写機が2台常設展示されています。五反田文化センター5階にもプラネタリウムがありますが、現在の建物に建て直す前からここにはプラネタリウムがあったので、おそらく現在使われている映写機が3代目で、展示されている映写機が過去に使われた2台だと思われます。新しい施設のきれいなロビーに古い映写機があることで雰囲気にぐっと重みが出ており、プラネタリウムや古い機械に興味のある方には図書館エリアだけでなく1階ロビーにも行くことを強くお薦めします。5階のプラネタリウムは一般公開が土・日・祝日のみなので、ご注意ください。

§ 図書館内の様子

上で、建物の建て直しに触れましたが、建物としては新しい五反田図書館も開館したのは1982(昭和57)年。その後、2008(平成20)年7月から2010(平成22)年9月にかけての全面改築を経て、2010年10月1日から現在の建物で業務を行っています。品川区では二葉図書館南大井図書館も比較的最近改修工事を行い、さらに荏原図書館が現在改修工事中ですが、それらが必要部分の改修であるのに対し、五反田図書館は以前の建物を取り壊したうえで現在の建物を建てている。つまり、品川区立図書館のなかで建物として一番新しい図書館といえるのが五反田図書館です。

外から直接図書館へ入れる入口から入ると、左側に一般書架があり、右側に中高生コーナー、文庫、新聞・雑誌コーナー。正面に進んだ右寄りにカウンターがあり、カウンターから右奥へ進んだ区画が児童コーナーです。閲覧席は入口側にらくさん設置されており、入口から見て右側突き当りの16席では持参パソコンも使用できます。

印象としてはさっぱりしていてシンプルという様子。音楽ホールやプラネタリウムとの併設施設なので音楽・天文の資料に力を入れているはずなのですが、それらも一般書架の奥にあり、そういう収集方針だとは棚を見た限りではわからないくらい(笑)。同じようのプラネタリウムとの併設施設である渋谷区立こもれび大和田図書館には入口からも近い場所であるカウンター前に天文関連の展示を行うコーナーがありますし、五反田図書館にもそうしたコーナーを設置したらいいように思います。

§ 一般書架

一般書架は長方形状のエリアに書棚が同じ向きにずらっと並んでおり、よくいえば整然とすっきりしている、悪くいうとさっぱりしていて物足りない印象です(笑)。ただ、私もそうですが、書店などでPOPがうるさいのが嫌だという人には、古い本と新しい本、人気本とそれほどでもない本が等価値に並んでいる様子は、気分がいい光景ともいえます。

日本人の書いた読みものは、小説も随筆も一緒にして、著者姓名の五十音順に並んでいます。但し、アンソロジーなど複数の著者による小説・随筆は、タイトル名をとって五十音順の並びに入っています。例えば、夢野大志(ユメノ タイシ)が書いたの本の隣に、7人の作家による『夢を撃つ男』(ユメヲウツオトコ)という本が並び、その隣に湯本香樹実(ユモト カズミ)が書いた本がある、といったかたちになります。外国小説は、「東洋文学」「英米文学」「ドイツ文学」等の国・地域別に分類された上で、著者姓名の五十音順に並んでいます。

手芸や料理などの家事関連本は、シールを貼って細かく分類しています。例えば、手芸の本は「鉤針編み」「棒針編み 春夏」「棒針編み 秋冬」「レース編み」「子供の編物」「小物・バッグ・帽子」「人形・ぬいぐるみ」「パッチワーク」「その他」、料理の本は「たべあるき」「日本料理」「中華・東洋料理」「西洋料理」「魚料理」「肉・卵・チーズ料理」「野菜料理」「パスタ・麺類」「お弁当・駅弁」「お菓子」といった具合。家事関連の本は「○○を作りたい」とある程度決まっている状態で本を探すことも多いので、こうしてジャンル別に細かく分類してくれると助かります。

雑誌は、最新号にかけられた透明カバーの左上に緑のラベルで番号が印刷されており、同じ番号があるべき棚に貼ってあるので、読み終わった後に戻す場所がわかりやすいです。ただ、雑誌コーナーは通路がやや狭く、どんな雑誌があるのか物色したいときには他の利用者の邪魔にならないよう気を遣う必要があります。

机席は、パソコン利用可能可の席も含めて66席あり、大部分が窓の方を向いて座るかたちになっています。北東側の窓でブラインドもあるから眩しいことはないですし、向かい合うタイプより皆が同じ向きのほうが集中しやすいように思います。机席のうち、入口入って左側の窓から離れている席は奥行きが狭いタイプで、1冊の本を読むなら十分ですが、ノートや資料をたくさん広げての調べものには向いていません。窓際の席や参考資料コーナーの席は奥行きが広いタイプなので、資料をいろいろ広げたい方はそちらの席を確保してください。

§ 児童コーナー

児童コーナーは、カウンター向かって右奥の区画です。あまり飾りつけなどがないシンプルな児童コーナーですが、書架に点在している椅子が背もたれ部分がキツネやサルなど動物になっていて可愛いです。児童コーナーの書棚にはあまり見出しがない…というよりは、見出しのせり出し幅が少ないので、大きい本の陰に埋もれてしまっている感じもします。

児童コーナーの中のカウンター脇付近は子育て支援コーナーです。こちらも同じ建物内に幼保一体施設があることからの特色コーナーですが、同様に特色であるはずの音楽・天文が特にコーナーもないのに対し、こちらはスペースも広くて資料も充実しています。この子育て支援コーナーでは子育ての中でもお子さんがまだ小さい時期に必要な資料を集めていて、棚を見ると、育児の本はもちろん、育児雑誌や名づけの本、遊び場ガイド本、子どもの髪を家庭で切る際のヘアカット本、胎児や乳児向けのCD・DVDもあります。CD・DVDに関しては、胎児や乳児向けのものが子育て支援コーナーに、児童向けのものは一般のCD・DVDコーナー(カウンターからみて右端の壁沿いの棚)に、というかたちで分かれているのでご注意ください。

児童コーナー全体に目を向けますと、絵本は日本人作家の作品も外国人作家の作品も一緒にして、おはなしの作者の姓名五十音順に並んでいます。むかしばなし絵本もおはなしを書いた人の姓名五十音順になっているので、同じ物語でも文字に起こした人によって違う場所になります。

児童コーナー奥のおはなしの部屋は、開口部が広くて開放的。靴を脱いであがる場所なのですが、部屋の外と内が地続きのカーペットなので、靴を脱いで入ってしまう子も出てきそう。靴をしまう棚も側面がウサギになっている可愛い棚なので、お子さん連れで五反田図書館にきたら見てみてください。

§ 併設施設との関連展示もぜひ

上にも書いたように、五反田図書館は幼保一体施設や音楽ホール・プラネタリウムとの併設施設ということで、子育て支援・音楽・天文の資料に力を入れています。子育て支援については確かに専用コーナーというかたちで現れていますが、音楽と天文については、通常の分類番号順の並びとは別に壁沿いのCD・DVDの棚の右隣、一般書架のなかでも奥の方に設置していることで、かえって利用を遠ざけているような気も。資料の冊数としては、確かに地域館にしては多い気もするので、何だかもったいないです。

リニューアル開館したばかりの頃は、確かにできたばかりのきれいな図書館にごてごてと飾りをつけるのも無粋かなとも思いましたが、もうリニューアルから数年経ちますし、そろそろ主張を強めてもいいような。例えば、ホールで開催されるイベントやプラネタリウムのプログラムに合わせた展示をすれば、イベント紹介にもなるし、イベントに行く人にとって予習復習もできるし、この施設全体の活用を促す展示となれるように思います。図書館好きの人がホールのイベントやプラネタリウムを利用したり、また、イベントやプラネタリウム目当てに来た人が図書館にも寄ったりと、相互活用ができる可能性を持つ施設ですから、ぜひその点で今後に期待したいです。

品川区立五反田図書館 データ

住所東京都品川区西五反田6-5-1 教育文化会館2階 →大きい地図を開く
Tel03-3492-2131
開館時間
月~土曜9:00~20:00
日曜・祝日9:00~19:00
定休日第4月曜
第2木曜(祝日は開館し、翌日を休館)
年末年始
最寄駅東急目黒線 不動前駅から徒歩9分
東急池上線 大崎広小路駅から徒歩13分
都営浅草線 戸越駅から徒歩14分
都営浅草線JR山手線東急池上線 五反田駅から徒歩15分
最寄バス停「荏原一丁目」停留所から徒歩5分
東急バス 渋72(渋谷駅東口~恵比寿駅~五反田駅)
駐輪場建物2階入口手前と建物北西側(駐車場に向かって右)に駐輪場あり
建物北西側駐車場から見て左先の第一日野小学校第二グラウンド脇の急坂を上る途中に第二駐輪場あり。月~土曜は8:30~21:30、日曜祝日は8:30~17:00。
駐車場建物北西側に一般用駐車場8台分あり。8:00~22:00の間は30分毎200円、22:00~8:00の間は60分毎100円、22:00~8:00の最大料金400円。図書館利用者は30分間無料(1階の受付窓口で割引処理をしてください)。
建物1階入口手前左に障害者用駐車場1台分あり
所蔵資料
図書所蔵数2013/04/01現在 91,408冊 出典『平成24年度 品川区立図書館事業年報』
漫画ティーンズコーナー(34番の棚)に漫画あり
外国語新聞The Japan Times/International New York Times(英語)あり
外国語雑誌なし
外国語図書なし
外国語児童書なし
外国語絵本英語絵本が約80冊あり(数字は開架の冊数)
音声資料
CDカセットレコード
ありなしなし

試聴設備CD試聴機2台あり
映像資料
DVDビデオLD
ありなしなし
※ DVD・ビデオは広報DVD・ビデオを除いた市販ビデオ・DVDの有無を表しています
視聴設備なし
資料のリサイクル除籍蔵書を提供するコーナーを期間限定で設置
設備
検索機2台 (全てタッチ&キー入力機)
検索結果印刷機能あり
資料の複写カウンター向かって左の壁際にセルフ式コピー機あり。B5・A4・B4・A3モノクロ10円。
ブックポスト建物2階入口左脇の壁面にブックポストあり。開館中は使用不可。
自動貸出機なし
自動返却機なし
セルフ予約受取なし
座席数一般用89席、児童用41席
児童用椅子席12席
児童用机席29席
子育て支援コーナー(椅子)15席
新聞・雑誌コーナー(椅子)8席
新聞・雑誌コーナー(机)6席
パソコン席(机)16席
机席44席
飲食設備建物1階と3階に飲料自販機が各1台あり
ネット閲覧PCネット閲覧PC3台あり。利用は小学生以上で、品川区立図書館カードが必要。利用時間は1回1時間以内、1日2回まで。
データベース・CD-ROM閲覧なし
持参PC利用パソコン席(16席)で持参PCの利用可能。電源あり。
LAN接続なし
その他設備
  • カウンター前の記載台にご意見箱あり
  • カウンター内にAEDあり
児童用資料・設備等
紙芝居あり
布絵本なし
児童向け視聴覚資料一般書架1番の棚にあるCD・DVDコーナーに児童向けCD・DVDあり
児童エリア入って左の子育て支援コーナーに乳幼児向けCD・DVDあり
おはなし会幼児~小学生向けおはなし会週1回あり
靴脱ぎスペース児童コーナー奥に絨毯敷きのおはなしの部屋あり
授乳室新聞・雑誌コーナーの先にある女子トイレ向かって右に授乳室あり
オムツ交換台新聞・雑誌コーナーの先の誰でもトイレにオムツ交換台あり
児童用トイレ女性用トイレには児童用便座カバーがありますが、男性用トイレはどうなのか不明(私は女性用トイレしか入れないので)。但し、トイレ自体が児童エリアから離れているので、小さいお子さんをお連れの際にはご留意ください。
バリアフリー
障害者用駐車場建物1階入口手前左に障害者用駐車場1台分あり
エレベーター建物1階入口正面右にエレベーターあり
車椅子用閲覧席なし
誰でもトイレ新聞・雑誌コーナーの先にある女子トイレ向かって左に誰でもトイレあり
大活字本カウンター向かって左奥の8番の棚に大活字本あり
視覚障害者向け資料『広報東京都点字版』『都議会だより点字版』『点字厚生』あり
拡大読書器・老眼鏡なし
対面朗読室なし

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