中央図書館
中野区立中央図書館 訪問記
中野区立中央図書館は、中野駅南口を新宿方向に行った先にある、もみじ山文化センター内の図書館。とにかく広くて、資料も充実。地域資料コーナーでは、半年ごとの入替で、中野の歴史や文化がわかる展示を行っています。
中野駅の南口を出て、JRの線路沿いに新宿方面へ向かって歩いて行くと、10分ほどで道の右側に中野区立中央図書館のあるもみじ山文化センターが現れます。この道、古~い感じの団地があったり、お店も結構あったりして、歩くとなかなか楽しいですね。「もみじ山」の名にちなんで、敷石にモミジの絵が描いてあったり、街路樹の足元の金属板にもモミジが刻まれていたりしますので、歩く際には前後左右だけでなく下にも目を向けてみてください。
もみじ山文化センターは建物が大きいだけでなく、ダンスの練習やら講演のお客さんやら、建物周辺に人が集まっていることが多いのですぐわかると思います。中央図書館はそのもみじ山文化センターの地下1,2階。さすが中央館!すっごく広いです。
中野中央図書館はもみじ山文化センター本館の地下1階で、路面から階段を下りたところに文化センターを通らず直接図書館に入れる入口があります。入口入って左にカウンター、入口から左に回り込む形のエリアが児童コーナー。右から奥にかけてが広~い書架と閲覧席。カウンターを越えて左には参考図書・郷土資料のコーナーがあります。
地下2階は、AV資料とネット閲覧パソコン、無線LANコーナー。図書館の除籍蔵書をもらえるリサイクル本コーナーも地下2階ですね。
児童コーナーに入る前に、児童コーナーの窓から見える「本を読む猫」像を紹介させてください。地下1階の入口を出た正面に、本を開いて読んでいる猫の石像があるのですが、これが可愛いんですよ~。近づくと、ちゃんと本の中身も刻まれています。7ページでは身がついているお魚が、8ページでは骨だけに。この本は何かのお話で、7ページ目と8ページ目の間に何かが起こったのか、それともきれいに食べましょうという猫の世界のお行儀の本だったりして(笑)。
児童コーナーに入ると、児童用カウンター向かって右(一般用カウンターからみたら左)に「児童書研究コーナー」があります。児童コーナーが見える場所なので、お子さんが児童コーナーを利用している間、親御さんがこのコーナーを利用したりできますね。
また。児童コーナーカウンターの正面の棚下段には「しかけ本コーナー」があり、飛び出す絵本のようなしかけのある本が並んでいます。私、こういう本好きなんですよね。
外国語絵本も多いです。児童コーナーの奥の方にあるのですが、英語・中語・仏語・独語・ハングル・伊語・ポルトガル語・西語・その他と並んでいます。英語は800冊くらい、それ以外の「その他」でくくられていない言語はそれぞれ30冊以上棚にありました。
一般書架はとにかく広い!これという目当てのジャンルがある人はいいけど、私のようにいろんな棚を満遍なく見ようとする人は結構歩くことになっちゃいます。歩きやすい靴で行きましょう(笑)。閲覧席もたくさんありますが、その分利用者も多く、座席の使用率は高いです。席を確保したい方は、早くに行った方がよさそうです。
外国語図書もたくさんあります。やはり英語が一番たくさんありますが、ハングルと中国語もかなりの冊数。それ以外にも独語・仏語・その他とあります。
中野中央図書館の外国語図書は、昔はジャンル別配架(異なる言語を一緒くたにしてジャンルで分類)だったのですが、今は言語別配架になっています。本には色分けした言語ラベルも貼ってあります。
今の配架の方が見やすくて断然いいですね。本を探すのってジャンルで選ぶ以前に自分が読める言語であることが大前提ですから、例えば経済というジャンルの中に英語本も中語本も仏語本も混ざって置かれてもちょっと困っちゃう。冊数が少なければその中から自分の読める言語を探せって言われてもいいかもしれませんが、ここの外国語図書は冊数が多いので、こうした探しやすい分類は助かります。
外国語図書の棚より入口寄りにはガラスの展示ケースがあります。ここは展示を時々入れ替えているようですね。
2006年1月に行ったときは、漱石の「門」「虞美人草」、徳富蘆花の「不如帰」などのまぎれもない初版本(!)。2007年1月に行ったときには「開化出世寿語呂久」・「生徒勉強東京小学校教授双六」といった昔の双六がありました。これがどれも古い資料なのに状態がすっごくいいのですよ。いやあ、図書館って本当に素晴らしいです。
雑誌コーナーはちょっと変わっていて、上が吹き抜けになっています。で、上のホールでやっている講演などの声が聞こえてきてしまう構造。図書館って静かに利用しましょう、ってところが普通ですので、不思議に思いました。私は喫茶店での読書も全然平気で集中できる方ですが、静かにして欲しい人もいますよね。この構造だと、雑誌コーナーのみならず、雑誌コーナー近くの閲覧席もホールの声が聞こえると思うので、この辺の利用者の評判はどうなんだろう。
参考図書と地域資料のエリアは、ちょっとしたゲートで仕切られています。このエリアがこれまた結構広い!このエリアにはレファレンスコーナーもあるので、調べたいことがある方はこちらでご相談を。また、持参のパソコン・ワープロが使える優先席もあり、実際に利用している方も多いです。
ゲート入って真っ直ぐ進んでコピー機のある右付近に展示コーナーもあります。ここは閲覧席に近いのでちょっと見づらいのですが、なかなか面白い展示をやってくれるんですよ。地域資料コーナーの一画ですので、テーマに沿った本を集めるような特集コーナーではなく、地域に関することを図書館が調べまとめて展示するコーナーです。入れ替わりが半年に1度で、私も定期的に見に行っています。
中野中央図書館のカウンターの仕組みはちょっと変わっていて、返却手続がカウンターに返して終わり、ではないんですね。カウンターの正面に「100番台」「200番台」と書かれた棚があって、返却手続後に利用者が自分が借り終えた本を仕分けして入れます。職員さんはそこから棚に戻していくわけです。
何だか自治的な仕組みで面白いですね。私が行ったのが休日だったせいもあるのでしょうが、カウンターは結構行列ができちゃってて、職員さんの数が少ない気がしましたが、たぶん利用者の力を借りて少ない職員で運営するという姿勢でやっているのでしょう。
それと、時々「○番でお待ちのお客様」という呼び出しがかかるので何かと思ったら、閉架の利用に番号札を使っているみたいでした。1時間強滞在しただけでも何回かこの呼び出し聞いたので、結構皆さん閉架の本を利用なさっているんですね。
地下2階のAV資料はカセット・CD・ビデオ。ビデオケースが薄かったので、DVDを貸し出しているのかと思いましたが、棚にあるのはダミーで貸出手続をするときに本物を持ってきてくれます。ビデオは数が多く、映画のビデオが半分弱、残りは児童向けビデオ、スポーツ、科学など。
また、地下2階にはネット閲覧パソコンがあって、申し込んで1人1回30分利用することができます。地下2階には7台ありまして、参考図書・地域資料コーナーにも1台あるみたい。参考図書・地域資料コーナーの方は、商用データベースサイト利用のみのようです。
それとは別に持参したPCを使って無線LANを利用できるコーナーもあります。これはNTTコミュニケーションズの無線LANサービス「ホットスポット」を使えるコーナーですね。席を利用するのに図書館カウンターへの申込などは必要ありませんが、図書館からPCやLANカードを貸出したりはしませんし、自分でホットスポットの申込をしていなければここのサービスの利用もできません。図書館としては本当にホットスポットの場所を提供しているだけですね。ホットスポットについての問い合わせもNTTコミュニケーションズへとのこと。
全体的にどの棚もたくさんの本があり、さすが中央図書館ですね。図書館というだけでなくいろんな人が集まる場所になっているので(それこそ外に出れば踊っている人がいたし(笑))、それが結構面白い。この建物の裏には大きい公園もあるし、1日中いても飽きませんよ。
中野区立中央図書館 特集・行事・図書館だより感想記
『中野の神社をたずねて 北部編』
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『中野交通ノスタルジィ Part2 ~昭和・平成編~』
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