八雲中央図書館
目黒区立八雲中央図書館 訪問記
目黒区立八雲中央図書館は、都立大学跡地に建てられた、目黒区立図書館の中央館。とても広いワンフロアの施設で、資料が充実しています。
八雲中央図書館の最寄り駅は東急東横線都立大学駅。道のりとしては、実にわかりやすく、改札を出てただただ左に進んでいけば、道の左側に八雲中央図書館のあるめぐろ区民キャンパスがあります。同じ敷地内に、めぐろパーシモンホール・八雲体育館もあるので、駅や通り道のあるそれらの案内も道標となります。
八雲中央図書館は、めぐろパーシモンホール・八雲体育館・八雲中央図書館の併設施設の地下1階。めぐろ区民キャンパスが都立大学跡地なのですが、都立大学駅方面から行くと、広がる芝生の先に複合施設がある形で、ちょっとした散歩道にもなる感じ。目黒区公式ホームページ内のめぐろ区民キャンパス公園の説明によると、公園に小川も流れているそうです。いつも、図書館に直行していたので気がつきませんでした(笑)。次に行くときには、小川も見てみます。
八雲中央図書館は広いワンフロア。2009年10月に葛飾区中央図書館(5077平米)ができるまでは、八雲中央図書館(3020平米)が23区内のワンフロアの図書館で一番広い図書館でした。現時点でも、中央館(=当然、広い)でワンフロアの図書館は、23区内ではこの2館だけです。たくさんの資料がワンフロアに広がっている様子は圧巻!都立大学(現首都大学東京)の南大沢への移転で空いた広大な敷地をうまく利用した施設だと思います。
入口を入ってすぐ左にはロッカーが設置されています。また、入口の脇にはブックカートもありました。荷物を預けて、カートを利用できれば、多少多く借りたいときにも便利ですね。紙袋(一般のお店でもらえるような紙袋のリサイクル)も用意されているので、持って帰るときにも困りません。
また、ロッカーのそばにリサイクルコーナーもありました。図書館所蔵本と寄贈された本の中で不要になった本を自由にもらっていいコーナーです。いつも十数冊ある感じですかね。
ネット閲覧パソコンも4台あります。時間の都合で利用はしませんでしたが、使い方だけ聞いたところ、パソコンのそばにあるカウンターに申し込んで、30分くぎり(各時の00分~30分、30分~00分というように時刻で区切られた時間帯)で借りることができるとのこと。
また、持参したノートパソコンを入口からみて左に回りこんだところにある公開図書室の机で利用できます。電源も利用できますよ。
日本の小説については、著者の苗字の頭文字をとって、主要作家は著者名五十音順→その他という順に並んでいます。例えば、頭文字が“ゆ”の著者だったら、「唯川恵」「柳美里」「結城五郎」「結城昌治」「夢枕獏」「由良三郎」「ゆ」となっていて、最初の6人以外の著者は全て最後の「ゆ」に分類されます。また、複数作家による作品集は、五十音の並びの「わ」の後に「918」の分類でまとめてあります。
この主要作家とそうでない作家をわける方式は、“ゆ”のように該当する作家が少ない文字の棚ならまだいいのですが、該当する作家が多い文字だと二度探す羽目になったりする(主要かと思って探したらそうではなかった、またはその逆だった場合)ので、下手に分けずに全て五十音順にした方がいいと思います。
また、外国の小説は、「東洋文学」「英米文学」「ドイツ文学」等の国・地域別に分類された上で、著者の苗字の五十音順に並んでおり、日本の小説と同様に、作品集は五十音の並びの後にまとめられています。
外国語図書もたくさんあります。半分以上は英語ですが、その他にもハングル・中国語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語。
そうそう、外国語図書もそうなのですが、雑誌コーナーでなく、そのジャンルの書籍と同じ棚に入ってる雑誌がいくつかあるのです。私が確認したのは、外国の雑誌が外国語図書コーナーに。また、パソコン関連の雑誌はパソコン関連の棚にありました。それと雑誌コーナー自体も、大体は入口から右のエリアにあるのですが、女性誌だけは児童コーナーの奥にあります。ちょっと注意が必要ですね。
また、2005年5月に行ったときは、試験前の時期だったみたいで、ヤングアダルトコーナーが勉強する高校生でいっぱいでした。皆友達と来ているので、このエリアだけちょっとうるさかったです。それを見込んでか、このエリアは一番端に隔離されてますね。だからここって、グループ学習なんかにも使えると思います。学校でグループで調べたことを発表するようなことがありますよね。ここでそういったことの話し合いをしても、たぶん大丈夫。
CDコーナーに掲示してあったのですが、目黒区図書館ではCD・漫画の新規購入は停止したようです。今既に所蔵しているものはそのまま活用するけど、新規購入はCD・漫画は対象としないとのこと。これはこれで、ちゃんと姿勢を明らかにしているのでいいと思いますね、私は。実際、お金かかるけど、CDはレンタルCD屋さんがあるし、漫画もマンガ喫茶とかあるし、図書館で所蔵しなければいけないって訳でもない。図書館がそれ以外の書籍等に重点を置くって明らかにしてくれれば、利用する側も使い分けをすればいいですし。
ちょっと一休みしたくなったら、サンクンガーデンもあります。モノを知らない私は、「サンクンガーデン」って固有名詞かと思ってたんですが、地下にある庭のことを指す普通名詞なんですね(笑)。ここにはテーブルが3つあり、それぞれに椅子が4つあります。
それと、目黒区の資料がある辺りには、昔の目黒区の写真が展示されています。目黒区守屋教育会館発行の「目黒の風景100年」から抜粋した写真で、エビスビールの工場やこの図書館のある場所に都立大学の前身の府立高等学校が建つ前の写真など。府立高校建設予定地だった頃の写真は1930年頃のものなのですが、本当に何もない。写真でははっきりとはわからなかったんだけど、キャプションには「建設予定地の看板の脇に肥桶がある」って書いてある。とにかく田舎です(笑)。
勉強するもよし、気軽な読書もよし、ネット閲覧もよし、1日あっても使いこなせないくらいかも。この施設のそばに、お茶や食事ができるところもあるので、手ぶらで行っても困らないですよ。
児童コーナーは入口の真正面辺りにある空間。児童コーナーの周囲はガラスの仕切りで覆われているので、開放感がありながらも、音を防いでくれます。読み聞かせなども気兼ねなくできますよ。
絵本は、日本のおはなしも外国のおはなしも一緒にして、タイトルの頭文字で分類されています。同じ頭文字の中での並び順が面白くて、左に行くにつれ小さく、右に行くにつれ大きくなるような順序で並べられた坂がいくつかできるように並んでいるのです。タイトルがわかっている本を探すとしたら、同じ頭文字の中でも五十音順になってくれている方が探しやすいのですが、サイズ順の坂がいくつかある棚を眺めるとなかなかきれいで、絵本棚に来ると目当ての本を探す前につい棚全体を眺めてしまいます。
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八雲中央図書館見学ツアー

八雲中央図書館で開催された見学ツアーの体験記です。