「地球環境問題と私たちのくらし」
visit:2007/02/21
砂町図書館の2007年2月21日訪問時の特集コーナーは「地球環境問題と私たちのくらし」。2月12日に「えこっくる江東」という環境学習施設がオープンしたことに合わせた特集です。
ここにあった異常気象の本なんかを見ていると、人間が自然を壊したり守ったりできると思っていること自体がおこがましくも思えてきます。自然が猛威を振るったら、文明も科学もひとたまりもないですね。人間が生活するために自然を使わせてもらっている、くらいの気持ちでいるのがいいのかもしれません。
地球温暖化についての本もいろいろ置いてあったのですが、地球温暖化については、先日いつも読んでいる田中宇のメルマガで「地球温暖化のエセ科学」という記事を読んだので複雑な気分。これによると、「そもそも温暖化しているのか」「温暖化していたとして、それが自然現象の範囲内ではなく、人間の諸々の活動によるものなのか」といった問題は、科学者の中でも分かれているのだそうです。
だいたい科学的な証明ってそんなに簡単にできるものではないですよね。例えば、先に起きた「あるある」のデータ捏造なんかでも、私なんかは捏造していなくたってあの手の番組の結論にどれほど根拠があるものかと思います。
科学的に証明するって、実際にある食物を食べて体重が減った人を100人連れてきたって証明にはなりませんよね。「他の要因で痩せたのではなく、その食物が要因で痩せたこと」や「その食物を食べずにいたならその減量はなかったであろうこと」を証明しないとその食物が痩せる食物だなんて言えない。そして、昨今の健康番組でそこまでの検証なんてしていない。
だから、あれについては捏造者も当然悪いんだけど、テレビ番組を鵜呑みにして納豆が店頭からなくなってしまうほど買い集める現代の人達もおかしいと思うんですよね。
で、健康だとかの比較的個人的なことなら自分で情報を見極めるように心掛ければ済みますが、環境問題なんかになると政治的な思惑が絡んでくるから余計複雑です。やっぱり何事もそのまま鵜呑みにするのではなく、反対意見にも触れてみて自分自身で考えることが必要なんでしょうね。それには様々な本が置いてある図書館が最適です(と半ば強引に図書館に結びつける 笑)。
まあ、科学的に温暖化していようがしていまいが、緑があるとほっとする気持ちには変わりありません。去年末あたりから、都内の庭園や植物園なんかに行く機会が増えたのですが、ちょっと気分がピリピリしていたりしても緑の中を歩いているうちに落ち着くんですよね。
ピリピリも常態化しちゃうと自分がそういう状態にあることも気がつかないので、気分が開放的になってから「あ、今までちょっとピリピリしていたな」って気付いたり。こうした感覚を味わうのにも、緑を大切にしたいものです。