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東京図書館制覇!

東京23区の区立図書館約250館を全て制覇(訪問)し、現在は多摩地域、島しょ部の図書館巡りをしています。いろんな視点での図書館ランキングやリストも掲載しています。
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杉並区立南荻窪図書館 訪問記

last visit:2011/02/03

杉並区立南荻窪図書館は、荻窪駅の南南西にある図書館。館内に杉並区のキャラクター・なみすけくんのイラストが溢れています。入口そば・ミニ特集・環境特集・児童特集と、4つの特集コーナーで毎月展示を行っています。

§ 図書館の場所

南荻窪図書館は荻窪駅から少し遠く歩いたところにあります。距離はありますが道のりは簡単で、JRの線路の南側に出て、西南方向(JR線路を背にして、斜め右方向)に進みます。環八に出たら、環八を南下して、「川南」交差点に来たら、進行方向右斜めに延びている道に入ってずんずん歩くと、右に南荻窪図書館が登場します。

このルートで歩いて行くと、「与謝野晶子 鉄幹 ゆかりの地 散策の路 荻窪 川南共栄会 商店街」という幟・ポスターが、環八の街灯や通りのお店の店頭に掲げられています。何でも、関東大震災後に与謝野晶子と鉄幹がこの付近に住んだのだとか。今、その場所は南荻窪中央公園(南荻窪4-3-22)になっていて、「荻窪二丁目」交差点を西に進んだ道を、電柱の住所表示が4-3になる手前で右折すると左にあります。

南荻窪中央公園は2007年11月11日に与謝野晶子公園という名もついたようで、その日にモニュメント完成披露式があり、孫に当たる与謝野馨氏も来たそうですよ。ただ、実際に行ってみると、結構小さくてびっくりします(笑)。その狭い中にネットに囲まれた球戯場が設置されているから更に狭いのですが、近くにボールを使って遊べる場所が少ないなどの事情があるのかな。まさに住宅地の真ん中に住んでいたんだなあと実感できる公園です(与謝野夫妻が住んでいた頃も、多少の違いはあっても基本的には住宅地だったろうと思います)。

南荻窪図書館は住宅地の中にひっそり建っている図書館です。通りに自転車置き場等が接していて、その奥に建物があるのでだいぶ近くまで来ないと建物が見えないのですが、「川南」交差点で曲がればちゃんとたどり着くので安心して進んでください。

§ 図書館内の様子

南荻窪図書館は、1階が一般書架と新聞・雑誌コーナー、CDコーナー、2階が児童コーナーと中高生コーナーという、わかりやすい配置です。閲覧席はそれほど多くはないですが、書架は広々としています。1階の左奥に閲覧机席があるのですが、そのエリアの棚上がステンドグラスになっていて、鮮やかな雰囲気でいいですね。図書館の中のステンドグラスと言えば、上池袋図書館のものもすごく素敵です。上池袋図書館のは青主体のさわやかなステンドグラスですが、南荻窪図書館のは木々などの温かみのあるデザインです。

§ 1階の一般書架

1階は、入口入って右に新聞・雑誌コーナー、その先にカウンター、入口左に一般書架が広がっています。入口正面には、CD棚や検索機があり、その奥の少し地下に下がったところに試聴機もあります。

一般書架は、分類番号ごとにしっかり見出しがついているのはもちろんのこと、著者名順に並んでいるところはそのように明記、ジャンル別に並んでいる環境・家事関連本には、ジャンルごとの見出しがついています。「007 コンピュータ」の棚板に「547(インターネット関係)もご利用ください」や、「620 園芸」の棚板に「470~(植物)もご利用ください」など、関連する分類に関する説明もありますよ。

南荻窪図書館は、環境関連資料に力を入れており、「519 環境」の棚は「Ⅰ 環境と暮らし」「Ⅱ 環境行政」「Ⅲ 環境と企業」「Ⅳ 環境法」「Ⅴ 公害・環境史」と独自の分類をしています。『環境問題文献目録』『環境六法』『日本環境年鑑』といった環境に関する参考資料も、参考資料の棚ではなく、この環境の棚にあるので、この棚だけで環境をいろんな側面から調べることができます。杉並区って、2002(平成14)年にレジ袋1枚に5円課税するよう制定するなど、環境に対しての取り組みに比較的力を入れている区という印象があります。図書館の資料を通じて、環境のことをじっくり調べるときには、南荻窪図書館の棚が強い味方になりますね。

その環境については、1階のCD棚とCD試聴機の間に環境特集コーナーがあり、テーマにそった環境関連本や環境関連の新聞記事の切り抜きを展示しています。南荻窪図書館は、これ以外にも、1階入口の2つの自動ドアの間にある特集コーナー、2つ目の自動ドアを抜けた右にあるミニ特集コーナー、2階にある児童特集コーナーと、4つの特集コーナーがあるんです。南荻窪図書館に来た際には、これらの特集コーナーも一巡りしてくださいね。

小説は、著者名の頭文字で分類されていますが、同じ頭文字の中の分類が独特で、著者名の頭文字ごとに図書館で著者に番号を振って、その順に並べているのです。つまり、「シ1」は誰、「シ2」は誰、みたいな番号を独自に振って、その順番で並べているのですね。新しい作家が登場すると新たな番号が振られるので、概ね「頭文字と文壇登場順」のような配列になるのですが、単純な著者名五十音順と比べるとちょっと探しにくい。杉並区立図書館は全館でこういう請求記号をつけているのですが、杉並区の図書館全てがこの請求記号で並べているわけではなく、著者名五十音順で並べている図書館もあるんです。個人的には、「頭文字と文壇登場順」的並び順より、著者名五十音順の方が探しやすいように思います。

また、小説のうち、複数作家の作品集は、著者名ではなく、出版社名の頭文字で分類されます。この場合、新潮社の本は「シ」というように、番号が付かない頭文字だけの請求記号になり、「シ1」の前に並んでいます。いろんな作家の作品を少しずつ読んでみたいときには、大きな出版社の頭文字の棚を見れば、いい本が見つかるかもしれませんよ。

閲覧机には、自習ができる近隣公共施設「西田ゆうゆうハウス」の案内があります。杉並区立図書館では自習は明確に禁止されているのですが、ただ単に「ここは図書館の資料を閲覧する席です」「自習するところではありません」と注記するだけでなく、自習できる施設を紹介してくれるのはいいですね。図書館で自習をしてはいけないことを知らずに来た人も、この施設を使えばいいということがわかるし、元々自習をしにきたわけではない人の中にも、この施設を知って使ってみようと思う人がいるでしょう。区民としては、図書館も他の公共施設もしっかり活用したいですね。

新聞・雑誌コーナーの広報チラシ・パンフレットなどが並ぶラックの側面には、美術館の割引チケットがあり、自由にもらえます。また、一般向け・中高生向け・児童向けと3種類発行している図書館だよりも、最新号をカウンター脇で配布しているだけでなく、バックナンバーのファイルがカウンター脇においてあり、昔の号をさかのぼってみることもできますよ。

そうそう、南荻窪図書館で資料を借りるときにもらうレシートには、イベントのお知らせが記載されています。私が借りたときは、児童向けおはなし会のお知らせでしたが、一般向け映画会などのお知らせも載ることがあるのかな?南荻窪図書館をよく利用する方は、レシートでもイベント情報をチェックしてみてくださいね。

§ 2階の児童コーナー

2階はフロアの大部分が児童コーナー、そのうち階段に沿ったあたりの壁付近が中高生コーナーという配置です。絵本はタイトルの五十音順。外国語図書もタイトルのアルファベット順に並んでいます。一般書架のところでも書きましたが、南荻窪図書館は全ての棚に、その棚が何の順序で資料が並んでいるかがしっかり書いているのがすごい。初めて図書館を利用する人でも、本を見つけやすいと思います。

児童コーナーにあるもので、大人にもぜひ見て欲しいものが、村松友視の色紙です。児童コーナーカウンター向かって右上の壁に、村松友視の色紙があり、「嘘と本当のあいだに、味がある」という言葉が書かれています。過去に南荻窪図書館で講演会をしたのかな。村松友視を児童コーナーに掲げるなんて、渋いですよね(笑)。読書や調べものを通じて、その先の「味」に触れたいですね。

§ なみすけがご案内

「なみすけ」と言われても、杉並区民でない方はピンと来ないかもしれませんが、なみすけは杉並区のキャラクター。杉並区立図書館の館内の検索機のトップ画面にいる、四足のへんな生物といえばわかるでしょうか(笑)。そのなみすけくんが館内のあちこちにいるのです。「技術」の棚で何かにひらめいているなみすけくん、「産業」では畑仕事をしているなみすけくん、「ハヤカワミステリ」のところでは衝撃を受けているなみすけくん、「旅行ガイド」では温泉につかっているなみすけファミリー、といった具合に、見出し板や棚の側面などに、なみすけくんのイラストが顔を覗かせています。

なみすけくんって、率直に言って最初に見たときは変なキャラクタだなあと思ったのですが、こうしていろんなジャンルの棚でいろんなことをしているのを見ていると、可愛く見えてきますね(笑)。図書館だよりにもたびたび登場しています。なみすけのブログ「てくてく×なみすけ Part2」には、4コマ漫画もたびたびUPされているのですよ。ぜひ南荻窪図書館で、なみすけのガイドを元に、たくさんの本に出会いましょう!

杉並区立南荻窪図書館 特集・行事・図書館だより感想記

  「できることからはじめてみます。」
―2008年10月の展示
  「~不安~の時代に」
―2008年9月の展示
  「夏の夜空」
―2008年8月の展示
  「超人たちの世界」
―2008年7月の展示
  「水玉もようの季節に~水の本~」
―2008年6月の展示
  「君亡き夏の ~与謝野鉄幹と晶子~」
―2008年4月の展示
  「はる色、三月」
―2008年3月の展示
  「天下流転 乱世を生きた人々」
―2008年2月の展示
  「冬の愉しみ」
―2008年1月の展示
  「おもてなしのこころ」
―2007年12月の展示

杉並区立南荻窪図書館 データ

住所東京都杉並区南荻窪1-10-2 →大きい地図を開く
Tel03-3335-7377
開館時間
月~土曜9:00~20:00
日曜・祝日・12月29,30日9:00~17:00
定休日第1月曜・第3木曜(祝日は開館し、翌日を休館)
12月31日~1月4日
最寄駅東京メトロ丸ノ内線JR中央線総武線 荻窪駅から徒歩21分
最寄バス停「川南」停留所から徒歩6分
関東バス 荻51(荻窪駅南口~シャレール荻窪)
関東バス 荻53(荻窪駅南口~五日市街道営業所)
関東バス 荻54(荻窪駅南口~高井戸駅~芦花公園駅)
関東バス 荻56(荻窪駅南口~日本年金機構入口)
関東バス 荻58(荻窪駅南口~高井戸駅~北野)
「荻窪小学校」停留所から徒歩6分
関東バス 荻60(荻窪駅南口~宮前三丁目)
駐輪場建物入口手前左に駐輪場あり
駐車場なし
所蔵資料
図書所蔵数2011/04/01現在 144,301冊
漫画あり
外国語新聞The Japan News、The Nikkei Weekly(以上、英語)あり
外国語雑誌TIME、Newsweek、NATIONAL GEOGRAPHIC TRAVELER、DISCOVER(以上、英語)、亜洲週刊(中国語)あり
外国語図書英語あり
外国語児童書外国語絵本の棚の上に英語児童書あり
外国語絵本英語絵本が約450冊、イタリア語・フランス語・ドイツ語・中国語・ハングル・ヘブライ語・タイ語・ペルシヤ語の絵本も1~数冊あり(数字は開架の冊数)
音声資料
CDカセットレコード
ありなしなし

試聴設備CD試聴機1台あり。利用は1日1回60分以内で4枚まで。
映像資料
DVDビデオLD
なしなしなし
※ DVD・ビデオは広報DVD・ビデオを除いた市販ビデオ・DVDの有無を表しています
視聴設備なし
資料のリサイクル1階右奥のお手洗いへの通路手前に、除籍蔵書を提供するコーナーを常設で設置。1人5冊まで。
設備
検索機5台(1階3台、2階2台。全てタッチパネル&キー&マウス併用機)
検索結果印刷機能あり
資料の複写1階カウンター正面にセルフ式コピー機あり。A4・B4・A3モノクロは10円。
ブックポスト建物入口向かって右脇の壁面にブックポストあり
自動貸出機なし
座席数一般用32席、児童用22席
1階新聞・雑誌コーナー(椅子)15席
椅子席5席
机席12席
2階児童用椅子席10席
児童用机席12席
飲食設備なし
ネット閲覧PCネット閲覧PC2台あり。利用は1回1時間まで、待っている人がいなければもう1時間まで延長可能。
データベース・CD-ROM閲覧ネット閲覧PCで「ジャパンナレッジ」「聞蔵Ⅱ」「ヨミダス歴史館」の利用可能
持参PC利用館内で持参PCの使用可能
児童用資料・設備等
紙芝居あり
布絵本なし
児童向け視聴覚資料CDコーナーに童謡CDあり
おはなし会子ども向けおはなし会週1回、赤ちゃん向けおはなし会月1回あり
靴脱ぎスペース児童コーナーの「おはなしのこべや」を17時まで開放しています
授乳室2階の階段・エレベーターからみて左に授乳室あり
オムツ交換台2階の階段・エレベーターからみて左の授乳室にオムツ交換台あり
バリアフリー
障害者用駐車場なし
エレベーター1階入口正面突き当たりにエレベーターあり
車椅子用閲覧席なし
誰でもトイレ1階カウンターを通り過ぎた右奥に誰でもトイレあり
大活字本1階左奥の閲覧机の右の壁の棚に大活字本あり
拡大読書器・老眼鏡なし

杉並区立南荻窪図書館 カレンダー

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