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「ドイツに関する本」&「手紙のぬくもり」

―2006年6月の展示
visit:2006/06/18

2006年6月の特集はワールドカップにちなんで、「ドイツに関する本」ですね。図書館だより「方南BOOKステーション」には紀行本などドイツという国を紹介する本が多く並んでいますが、特集コーナー棚の方はドイツ人、だけじゃないな、ドイツにゆかりのある人の書いた本が多く並んでいます。

グリム、ミヒャエル・エンデはまだ気軽に読めますが、カフカ、ゲーテ、カント、マルクス、ハイデガー、ニーチェなどなど、かなり気合い入れないと読めなさそうな人ばかり。「存在と時間」は読んだことあるはずなんだけど、全く覚えていませんね(笑)。

小さい特集コーナーの「方南図書探偵団!」は「手紙のぬくもり」。図書館の新刊コーナーの隣に、これも小冊子と連動したコーナーがあって、手紙の書き方の本や著名作家の手紙にまつわる本などが並んでいます。

手紙って、中学生の頃なんか毎日(授業中に)数通書いていたり、社会人になった当初の頃までは友達から慕っていた先生などなどいろんな人に書いていたのに、今ではほとんど書かないですね。私の場合は、明らかにメールの使用頻度が増えるのと同時に減っています。それで、メールアドレスを知らない方とは疎遠になって。。。

なので、先日久しぶりに手紙を書いたときには、その行為自体にうきうきしちゃいましたね。今のように、メールのやりとりが普通にされる世の中であえて手紙を書くということが既にそれなりのメッセージになっている。加えて、用紙はどんなものにしようか、筆記用具は何にしようか、字の大きさ、字の丁寧さなどなど、メールでは伝わらないものが良くも悪くも付加されて。たまには字を書かないと、本当に字って下手になってしまいますよね(苦笑)。

また、こちらは「方南BOOKステーション」とは連動していないのですが、児童コーナーの入り口には、「長新太さんありがとう」特集。去年の6月25日に亡くなった絵本作家です。

その隣には父の日の特集。おとうさんが登場する本を集めています。 ここにあった「パパがサーカスと行っちゃった」という絵本がよかったですね。 サーカスが町にやってきて、子供よりもお父さんがはしゃいだあげく、家族を置いてサーカス団と一緒に興行に行ってしまうという話(笑)。

絵本において「お父さん」と「お母さん」がどのように描かれているかって見たら面白い結果がでそうですね。国によって描かれ方も違ったりするかも。

それにしても、前月に引き続き、大きい特集より小さい特集である方南図書探偵団!の方が面白く感じてしまった。ワールドカップにちなんだ特集って、今は多くの図書館でやっていますからね。まぁ、たいていはサッカー特集なので、それに比べたら少しひねってはありますが。

そういえば、私の友達が大学でドイツ文学を専攻したのですが、彼女の母上が「もっと使える学問を選べばいいのに何でドイツ文学なんて。。」と嘆いていたなぁ。それに私が何て応えたのか忘れちゃったけど。そりゃ実学とは言い難いかもしれないけど、そう嘆くものでもありませんよね。たまには哲学の本などに手を伸ばすのもいいかも。