関町図書館
練馬区立関町図書館 訪問記
練馬区立関町図書館は、西武線の武蔵関駅の南にある図書館。練馬区立図書館の中で一番布絵本が多い図書館で、おそらく23区の中でも一番だと思います。新旧の教科書も揃っています。
関町図書館の最寄り駅は武蔵関駅。駅から南に進んで青梅街道をまたぐと、関町図書館への曲がり角で、方向を示す矢印つきの看板が登場するので、すぐわかると思います。。
駅から図書館への道は、住宅の中にちらほら小さい会社が現れたり、畑があったり。青梅街道と関町図書館の間の小さな畑にとうもろこしが植えられていたんですよ。6月だったのでまだまだ食べられなさそうだったけど、そこを通りかかったときちょうど隣家でお料理をしている匂いが漂ってきて、目も鼻も食欲をそそられちゃいました(笑)。
関町図書館は2階建ての建物ですね。入口を入ると、正面に外国語図書コーナーがで~んとあります。入口正面に外国語図書を並べちゃう図書館ってなかなかないですよ。言語は、英・中・ハングルと揃っています。
その手前には新聞もあります。雑誌はここではないんですよね。新聞+外国語図書コーナーというのは不思議な組み合わせです。
入口を右に曲がると、正面に雑誌コーナー、右に児童コーナー、左にカウンターとCDコーナー、中高生コーナーがあって、その先が一般書架となっています。一般書架の奥が、参考資料室。
入口を右に曲がったすぐ右に2階への階段があるのですが、その手前にリサイクル本コーナーもあります。1人10冊までとのこと。
雑誌コーナーの横には自動貸出機もあります。練馬区立図書館はもう全館に自動貸出機が設置されているのですよね。カウンターが混んでいるときにもいいですし、例えば病気の本とか、あまりその本を借りることを人に知られたくないときなどにも便利です。
児童コーナーには、布の絵本がたくさんありました。作品名の50音順に、バッグに入った状態で棚に入っています。練馬区立図書館報の第6号によると、関町図書館は練馬区立図書館の中で一番布絵本が多いのだそうですよ。布絵本の棚の側面には、アンパンマンの布製タペストリーもあります。
布絵本って23区ではたぶん練馬区が一番充実しているんじゃないかな。実は私も弟の娘のために作ろうと思っています。とりあえず最初だからキットを買っちゃっただけど、将来的には関町図書館にもあるような本格的なものを作ってみたいですね~。
児童コーナーの奥に進むと、紙芝居もたくさんあるし、靴を脱いで上がれるスペースも広いです。靴脱ぎスペースの手前には英語の絵本も140冊ほどあります。子供のうちから英語の絵本を読んでいれば、大人になったら入口正面の英語図書も読めるようになるかも?!
CDコーナーを見ているとあちこちに「ディスク・キーパーを導入いたしました」って書いてあるので何かと思ったら、CDケースを覆っているケースのことなんですね。レンタルCDショップなどで、中身の入っているCDの万引き防止にケースの上にさらにケースを嵌めて、専用の機械でないとケースが開けられないようにしているもの。あれ、ディスク・キーパーって言うんですね。初めて知りました。
CDは試聴できると書いてありましたが、カウンターの裏にあるCDプレーヤーと思しきものはかなり埃をかぶっていました。試聴する人はあまりいないのでしょうか。
また、AV資料については、関町図書館ではカセットとレコードも閉架で所蔵しています。レコードも300点あるんですよ。目録でリストを見られるのですが、クラシックが中心でした。
CDコーナーのそばにはネット閲覧PCがあります。ネット閲覧PCも練馬区立図書館は全館に設置しているんじゃないでしょうか。少なくとも私が今まで行った限りでは、全ての館で設置してありました。関町図書館では「待っている人がいる場合は30分程度で交替してください」という書き方をしているので、もしかしたら利用率が低目なのかな。他の図書館でよく利用待ちをする人には関町図書館だと待ち時間が少なくてすむかもしれませんよ。
一般書架の棚は最下段が結構高い位置にあるんですよね。床から一段目までがちょっと高いんです。加えて、下の二段が床に垂直じゃなくて、上向きに傾いているタイプの棚なので、一番下の段もすごく見やすい。
でもその分、棚の高さが高い。で、その高い棚の更に上にもブックスタンドを立てて本を並べています。場所によっては私(163cm)も届かない。まあ、そういうときは、職員さんに頼んだり、踏み台を使ったりすればいいのですが。
ちょっと気になったのが、そうやって高いところまで本があるのに、棚が床にしか固定されていないんです。図書館の書棚って、特に高い棚などは地震対策で上部も固定してあることが多いのですが、そういうのがありませんでした。
奥の参考図書室は、「室」といっても壁で仕切られている訳ではありません。あ、でも、すぐそばにあるレファレンスカウンターとはガラスの仕切りで隔たれていました。カウンターの周りは話し声がどうしてもあるから、その音をさえぎるためでしょうか。
参考図書室の机席は夏休みの間は指定席制になると注意書きがありました。やっぱり夏休みには混むんでしょうね。
2階は閉架と視聴覚室と談話室。談話室はやけに広いですね。学習室として使い人もいるだろうけど、入口近くに「学習室ではなく話ができるスペースだから、それに添って利用してください」という旨の注意書きが貼ってあります。グループ学習には使ってもいいのかな。
さて、関町図書館の蔵書の一番の特徴は、参考調査室入口近くの教科書の棚。尋常小学校から現在までの教科書がずらりと並んでいます。尋常小学校や高等小学校の教科書も、明治20年、37年、大正4年、8年、9年、、、といろんな年のものがあるんですよ。一番新しいものが昭和28年かな。「復刻版黒塗り教科書」なんてものもあります。黒塗り部分に何が書いてあるのかもちゃんと透けて読めます。
下の方の段にある現代の教科書も、平成13年、16年、17年と複数の検定年のものがあり、更に複数の出版社の教科書を揃えてあります。ここまで揃っていると、興味で色々読んでみるだけじゃなく、本格的な比較検討もできそう。
現役の小学生も、小学生時代が今は昔となってしまった人も、関町図書間でいろいろな教科書を比べてみてくださいね。
