東京図書館制覇!へようこそ

東京図書館制覇!

東京23区の区立図書館約250館を全て制覇(訪問)し、現在は多摩地域、島しょ部の図書館巡りをしています。いろんな視点での図書館ランキングやリストも掲載しています。
トップ図書館訪問記千代田区 > 千代田区立昌平まちかど図書館

CurrentIcon 千代田区立昌平まちかど図書館

千代田区立昌平まちかど図書館 訪問記

last visit:2013/07/18

千代田区立昌平まちかど図書館は、末広町駅の南西にある複合施設・昌平童夢館内の図書館。秋葉原駅からも近いです。昌平童夢館の隅っこにある「知られざる外神田の偉人達」がお薦め。外神田ゆかりの偉人を彫刻と文章で紹介しています。

§ 図書館の場所

昌平まちかど図書館の最寄り駅は銀座線末広町。場所としては、秋葉原電気街を北に進んだはずれのほうといったところです。

末広町駅から行く場合は、3番出口を出て、中央通りを秋葉原駅方向に進みます。150mほど進むと、道の右側に1階にエクセルシオール・カフェ、2階にサイゼリヤが入っているビルがあるので、その先の路地へ右折します。そこから100m強進むと、左に小学校・幼稚園・公民館の複合施設があり、公民館(昌平童夢館)エリアの1階に昌平まちかど図書館があります。複合施設と向かいの公園を結ぶカラフルな歩道橋があるので、それが目印になると思います。

秋葉原駅からも歩いて行けますよ。電気街口から中央通りに出て北上(万世橋とは逆方向)し、左にエクセルシオール・カフェが入っているビルが見えたら、その手前の路地へ左折してください。

それにしても、秋葉原駅周辺は変わりましたよね。駅周辺に大きなビルが次々建つ中、中央通りの西側は小さいお店が細かく並んでいて、昔ながらの秋葉原健在といった様子。最近は、銀座あたりを歩くと中国人観光客が多い一方、秋葉原周辺は欧米系の人も多いです。電気部品の街からホビー・カルチャーの街へと移り、今はオフィスビルも増えている、いろんな顔を持つ面白い街ですね。

§ 図書館内の様子

複合施設正面に向かって左の入口が昌平童夢館の入口です。そのほかに、建物中央に昌平幼稚園への入口が、屋外の階段で2階へ上がると昌平小学校の入口があります。昌平童夢館へ入ると、右側一帯が昌平まちかど図書館で、左奥にエレベーターがあり、昌平童夢館上階の他の施設へはそちらから上がるようになっています。

図書館エリアは、入口入ってすぐ右がカウンター。その先にある書架は、手前が雑誌・新聞、その奥に一般書架や児童の本があり、窓際が絵本コーナー、カウンターをぐるりと右に回り込んだ一番奥が昌平小学校の図書室で、小学校で使わない時間帯(月~金は12:20~12:50と16:00~20:00、土日祝・学校休業日は9:00~20:00)は一般利用者も閲覧室として利用できます。閲覧席利用の際はカウンターに申し込んでください。

図書館名に「まちかど」が入っていることから察せられるように小さな図書館で、そのデメリットをかぶってしまったのが、CD棚かもしれません。CDは、検索機の脇、文庫棚の隅、小学校図書室エリアと書架エリアの境と3ヶ所に分かれてしまっています。どれか1つだけを見て、「これだけか…」と思わないように気を付けてください。

以前、窓際の絵本コーナーそばにあった立て看板には、昌平まちかど図書館は1996年に貸出専門図書館としてオープンしたとありました。おそらく現在の台東区立石浜図書館のように閲覧席が全くない図書館だったんだろうと思います。今は、上に書いた昌平小学校の図書室部分のほかにも、書架エリア内に少し机席があります。

§ 書架の様子

小さい図書館なので蔵書も少ないのですが、その分、古くてあまり利用されない本の割合が少ないように思います。特に、経済や料理・裁縫、家庭医学といったジャンルは、新しい本が多いです。幼稚園や小学校の親御さんの利用や、周辺の会社にお勤めの人による昼休み利用などが多いのかもしれません。

日本の小説は著者名の五十音順、但し、複数の著者による作品集は、タイトル名を元に、五十音順の並びに入れられています。例えば、阿刀田高(アトウダ タカシ)が書いたの本の隣に、7人の作家による『あなたが名探偵』という本が並び、その隣に姉小路祐(アネコウジ ユウ)が書いた本がある、といった具合になります。外国の小説は、「中国文学」「英米文学」といった具合に国・地域別に分類した上で、著者姓名の五十音順に並んでいます。

絵本の棚は、図書館としてはよくないことに、分類方法が混在しています。タイトルの頭文字で分類されている絵本もあれば、絵を描いた人の頭文字で分類されている絵本もあり、職員さんに確認しても確かに混在してしまっているとのことでした。よくみたら、児童読み物の棚も同様に、著者名頭文字で分類しているものとタイトル頭文字で分類しているものが混在している状態です。どこかの時点で分類方法を変えて、でもそれ以前のものを全て変更していないということなのかな。とりあえず今のところは、昌平まちかど図書館で絵本を探したい方は、検索機で分類記号を調べてから棚を見た方がいいと思います。そして、昌平まちかど図書館には、早く絵本・児童読み物の分類方法を統一して欲しいと思います。

文庫の棚の上には、小学生による「図書館の人へ」という寄せ書きが飾られています。どれも1年1組から送られたものなので、毎年寄せ書きを送っているのでしょう。学校図書室と区立図書館が一緒になっている施設だと、図書館職員さんも先生の一人という感覚なのかも。昌平小学校は1学年2クラスあるようなのに1年1組だけというのが気になりますが、2組の分は違うところに飾ってあるのか、それとも1組は図書館へ、2組は違う施設へと分担して寄せ書きしていのかもしれませんね。

昌平小学校図書室エリアにある書棚を見ると、昌平まちかど図書館の紫色のバーコードラベルとは違う、昌平小学校と名前の入った茶色のバーコードラベルが貼られています。小学生が学校図書室の本を借りるときにも、千代田区の図書館システムを通じて借りるのかな。千代田区立図書館公式ホームページ内の昌平まちかど図書館の説明には、「昌平小学校図書室の本も利用出来ます」とあるので、千代田区立図書館の図書館カードでも学校図書室にある本を普通に借りられるのかもしれません。ただ、昌平小学校図書室の蔵書は検索機には出ないようですし、区内の他の図書館にもある本なら、昌平小学校の生徒さんのためにこの学校図書室の蔵書は残して、他から取り寄せて借りるのがいいと思います。

§ 知られざる外神田の偉人達

この小さな昌平まちかど図書館で、私が一番お薦めしたいのは、昌平童夢館入口入ってすぐ左にある「知られざる外神田の偉人達」コーナー。塑像が建っていて、壁には塑像の人物の説明があるのですが、これは南洲齋椋鳥という雅号を持つ方が、塑像と文章で外神田にゆかりのある人物を紹介しているコーナーなのです。この南洲齋椋鳥氏は、昌平小学校で図工を教えていらっしゃった教師の方で、千代田区の他の小学校に転任した現在も制作を続けていらっしゃるんです。図書館が蔵書を使って地域ゆかりの人物を紹介するというのはよくありますが、塑像も制作するというのはめったにありません。私も初めて見ました。

塑像の前には『知られざる外神田の偉人達』という冊子があり、これまで紹介した文章がまとめられています。この文章も読みごたえ十分。「知られざる」ということで、現代ではあまり知られていない偉人や、人物は有名だけど外神田との関わりが知られていない人を取り上げているのですが、その人の人生を通じて、江戸や東京、日本の昔の様子なども伝わってくる文章なのです。図書館の蔵書ではないのですが、かなりお薦めです。

ちなみに、2012年12月25日現在の展示はヴァイオリニストの安藤幸。この「知られざる外神田の偉人達」は2012年8月2日の朝日新聞東京版地域面にも取り上げられたので、よかったらそちらもご覧ください(塑像の前に新聞記事のコピーが貼ってあります)。記事によると、まだまだ取り上げるべき人物のストックがあるそうですよ。文章だけでなく彫刻があるので展示内容の入れ替え頻度も少ないのでしょうが、ほかにどんな外神田の偉人がいるのか楽しみ。昌平まちかど図書館をご利用の皆さん、ぜひ入口を入ったら左に目を向けて、外神田の偉人の彫刻にご注目を!

千代田区立昌平まちかど図書館 データ

住所東京都千代田区外神田3-4-7 1階 →大きい地図を開く
Tel03-3251-5641(代)
開館時間9:00~20:00
※12/29,30のみ9:00~17:00
定休日第2日曜
12月31日~1月3日
最寄駅東京メトロ銀座線 末広町駅から徒歩4分
JR山手線総武線京浜東北線 秋葉原駅から徒歩10分
東京メトロ丸ノ内線JR中央線総武線 御茶ノ水駅から徒歩12分
つくばエクスプレス 秋葉原駅から徒歩12分
東京メトロ日比谷線 秋葉原駅から徒歩13分
都営新宿線 小川町駅から徒歩13分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅から徒歩13分
東京メトロ丸ノ内線 淡路町駅から徒歩13分
都営新宿線 岩本町駅から徒歩15分
東京メトロ銀座線 神田駅から徒歩15分
最寄バス停「昌平童夢館入口」停留所から徒歩1分
千代田区乗合便風ぐるま 和泉・麹町便(千代田区役所~神田練塀町~千代田区役所~平河天満宮前~千代田区役所 循環)
「明神下男坂」停留所から徒歩1分
千代田区乗合便風ぐるま 四谷・あきば便(四ツ谷駅~御茶ノ水駅 循環)
駐輪場昌平まちかど図書館入口向かって右の、昌平小学校への階段の裏手に駐輪場あり
駐車場一般用駐車場なし。建物手前右に障害者用駐車場1台分あり。
所蔵資料
図書所蔵数2013/04/01現在 22,203冊 出典『千代田区立図書館年報 平成24年度』
漫画なし
外国語新聞なし
外国語雑誌なし
外国語図書なし
外国語児童書なし
外国語絵本英語絵本が約30冊あり(数字は開架の冊数)
音声資料
CDカセットレコード
ありなしなし

試聴設備なし
映像資料
DVDビデオLD
ありありなし
※ DVD・ビデオは広報DVD・ビデオを除いた市販ビデオ・DVDの有無を表しています
視聴設備なし
資料のリサイクル除籍蔵書を提供するコーナーを常設で設置
設備
検索機2台(キー&マウス入力機1台、タッチパネル&キー&マウス入力機1台)
検索結果印刷機能あり
資料の複写閲覧室(昌平小学校図書室)入口手前右にセルフ式コピー機あり。B5・A4・B4・A3モノクロ10円。
ブックポスト建物入口向かって右の壁面にブックポストあり
自動貸出機なし
座席数一般用4席、児童用40席
絵本コーナー(机)4席
昌平小学校図書室机席36席
雑誌・新聞コーナー(机)4席
※昌平小学校図書室机席は、小学校利用時間外(月~金は12:20~12:50と16:00~20:00、土日祝・学校休業日は9:00~20:00)は一般利用者も使用可能。利用にはカウンターにて要申込。
飲食設備なし
ネット閲覧PCネット閲覧PC1台あり。利用は1日1回60分、次に待っている人がいなければ1回30分に限り延長可能。
データベース・CD-ROM閲覧なし
持参PC利用不可
その他設備昌平童夢館入口入ってすぐ左に公衆電話あり
児童用資料・設備等
紙芝居10点ほどあり
布絵本なし
児童向け視聴覚資料閲覧室(昌平小学校図書室)と図書館書架の境目の棚に児童向けCD・ビデオ・DVDあり
おはなし会なし
靴脱ぎスペースなし
授乳室建物5階の神田児童館の「赤ちゃん・ふらっと」で授乳可能
オムツ交換台1階誰でもトイレ内にオムツ交換台あり
1階女子トイレ入って左側の広い個室内にオムツ交換台あり
児童用トイレなし
バリアフリー
障害者用駐車場建物右手前に障害者用駐車場1台分あり
エレベーター建物1階の図書館です
車椅子用閲覧席なし
誰でもトイレ建物入口入った先の男女トイレの間に誰でもトイレあり
大活字本絵本コーナー向かって左の壁の棚に大活字本あり
視覚障害者向け資料開架を見た限りではなし
拡大読書器・老眼鏡カウンターに拡大鏡・老眼鏡あり
対面朗読室なし

千代田区立昌平まちかど図書館 カレンダー

が休館
9月
123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930

10月
1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

Copyright(c) 東京図書館制覇! All Rights Reserved.