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江戸川区立葛西図書館 訪問記

last visit:2011/04/13

江戸川区立葛西図書館は、都営新宿線の船堀駅と東西線の葛西駅の真ん中辺りにある図書館。1974(昭和49)年に建てられた建物だけあって、シブい雰囲気です。

§ 図書館の場所

葛西図書館に行くには、電車&徒歩では歩く距離がやや長いです。最寄り駅である船堀駅から歩く場合、駅の改札を左(南口)に出て、右にある大きな通り(船堀街道)を進みます。200mほど進んだあたりから、先に橋が見えてくるので、橋の手前の交差点(左にファミリーマートがある交差点)で左折、そこから1kmほど歩くと、右に葛西図書館が現れます。

バスで行く場合は、都営バスの平23(葛西駅前-平井駅前)か、錦25(葛西駅前-船堀駅前経由-錦糸町駅前)に乗って、「三角」停留所で降りれば、すぐそばに葛西図書館があります。

「三角(さんかく)」という停留所名は、ちょっと面白いですね。現在のこの辺の地名に「三角」というものはないのですが、葛西図書館の北西から南東へと通る道は「三角葛西通り」という名前。以前、三角形の水路があったことが由来のようで、その名残なのか、地図で見ると葛西図書館の周囲は三角を作るように道が走っています。

§ 図書館内の様子

葛西図書館は3階建ての建物。1階にカウンター、一般書架、児童コーナー。2階に新聞・雑誌コーナー、辞典類、CD、ティーンズコーナー、地域資料、閲覧室。3階には視聴覚室があり、普段は閉鎖されていますが、イベント等があるときに開放されます。

入口は、東(三角葛西通り)側と西(一之江通り)側にそれぞれあり、カウンターは東側入口に向けて作られていますが、西側の方に駐輪場や駐車場があるので、西側から出入りする人も多いです。ちなみに、一之江通りは桜並木になっているので、桜の季節にはぜひ西側入口を利用してみてください。西側入口から一之江通りを左(南西)に進むと、新川をまたぐ橋があるのですが、新川沿いも桜並木になっていて、ここもお薦め。以前、桜の季節に通ったら、通行人全員が立ち止まって携帯電話を取り出して写真撮るくらいでした!

§ 一般書架

1階の東側入口から入ると、正面にカウンターがあり、右が一般図書、左が児童コーナーです。一般書架は狭い中に書棚がぎっしりという雰囲気で、下の段はちょっと見づらいです。

小説は、著者名の五十音順。但し、複数の作家によるアンソロジーは、著者名ではなくタイトルの頭文字で分類され、分類の先頭に配架されています。つまり、小説の「ア」の棚に行くと、最初に書名が「ア」で始まるアンソロジーがあり、その次に著者名が「ア」で始まる小説が、著者名の五十音順に並ぶという方式です。

一般書架の全部ではないのですが、細かくいろんな内容を含むようなジャンルの棚では、ジャンル名の頭文字によって分類されています。例えば、「783 球技」の棚では、「ア アメフト」「ケ ゲートボール」「ゴ ゴルフ」等々…と競技名の五十音順に細かく分類されていますし、「594 手芸」の棚では、「ア 編み物」「シ 刺繍」「セ 手芸全般」「ハ パッチワーク」「ヒ ビーズ」「フ 袋物」「レ レース編み」といった具合、007のパソコンソフトに関する本も「ア アクセス」「エ エクセル」「ワ ワード」と分類されています。パソコンソフトの棚には、「インターネット関連は547にあり」「デジタルカメラは746 テにあり」と、他のジャンルに配架される関連本の場所の説明もあり、わかりやすいです。

料理の棚をみると、棚板部分に「毎月12日はパンの日」「毎月3日4日5日はみたらしだんごの日」「11月7日は鍋の日」といった文字が躍っています。これらは企業などが定めた食品関連の「○○の日」で、今日のメニューを考えに料理本コーナーにきたときは、日付でメニューを決めるのもいいですね。また、2月初めに行った際には、「バレンタインデーまであと○日」というPOPも飾られていました。料理本のコーナーにこうした情報があると、せっかくだから買うのではなく作ってみようかなという気にさせられます。

おっ、と思ったのが、大活字本の棚。一般書架の一番手前左の棚に、視力が弱くなった人も読みやすい大活字本があるのですが、小説だけでなく、実用書やPCソフトのマニュアル本、でか字の地図や大きい活字の辞書もあるんです。大活字本というと、視力がとても弱い人向けというイメージがありますが、一般の人も使ってみると楽なんですよね(もちろん、その分ページ数が多くなってしまう難点もありますが)。地図や辞書など、試しに使ってみるのもいいですね。

§ 児童コーナー

児童コーナーは、一般書架とほぼ同じ面積か、カウンターが迫り出している分、やや狭いかというところ。児童コーナーの真ん中に靴を脱いであがる読み聞かせスペースがあり、壁沿いに書棚が並んでいます。この読み聞かせスペースの棚には絵本がずらり。絵本は、日本人の絵を描いた人と外国の絵を描いた人を一緒にして、絵を描いた人の頭文字で分類しています。一般書架とは対照的に、かなりゆとりを持って書棚が並んでいて、考えようによってはもっと上手く配置すれば収納量が増えるだろうにと思えるくらいです(笑)。

多くの図書館では、読み聞かせコーナーに絵本と紙芝居を置いているのですが、葛西図書館では、真ん中の読み聞かせコーナーには絵本だけを置いて、それとは別に向かって右側に「かみしばいのコーナー」があるんです。「かみしばいのコーナー」の入口上には、あきやまただしさんや飯野和好さんの色紙が飾られています。図書館イベントの際に描いていただいた色紙ですね。

向かって左には、「こわいおはなし」のコーナーがあり、この棚の周囲におばけや河童の顔のうちわが飾られているのですが、はっきり言って、“怖い”というより“可愛い”です!こちら側の棚には、怖い話の本のほかに、図鑑類やボランティアに関する本もあって、高学年向けっぽいエリアなのですが、ぬいぐるみもいろいろ並んでいて、とても可愛いです。

§ 2階の様子

階段を上がって(エレベーターはありません)2階に着くと、中央に新聞・雑誌コーナー、左にCDと辞典類(参考図書)、右に地域資料・ティーンズコーナー、閲覧室という配置です。CD・参考図書の部屋にはネット閲覧PCも2台あります。CD・参考図書の部屋にはカウンターがあり、CDの貸出・返却はこちらのカウンターで行います。また、コピー機も1階にはなく、2階のカウンター脇にあります。

CDは、市販のものと同じケースに入れて並んでいますが、中の見出しは図書館が新たに作っています。図書館が作った見出しは、色や書体を揃えているので、かなり探しやすいです。CDは、狭いスペースに文字を詰め込んでいるし、タイトルを先に書くか、アーティスト名を先に書くかもそれぞれなので、市販のままの状態だと、結構見づらいんですよね。その点、葛西図書館のCD棚は、目当ての本を見つけやすいです。

閲覧席手前にあるティーンズコーナーは、昔は「ヤングアダルトコーナー」という名前だったのを、2011年の春から「ティーンズコーナー」と名前を変えたコーナー。江戸川区立図書館では、2010年末か2011年初めくらい(私が気がついたのがそれくらいだったので、もう少し前からかもしれないけど)から、ティーンズ向け広報誌「ぐるぐるぐる」を発行しており、中高生向けサービスにそれまで以上に力を入れようとしている様子が窺えます。

閲覧席は、全ての席が南側を向いて、1つの長机を2人で並んで使う形。1人分のスペースも広い方だと思います。CD・参考図書の部屋が、隣り合う新聞・雑誌コーナーと壁で仕切られているのに対し、閲覧室と新聞・雑誌コーナーは広い通路で繋がっている構造なのですが、手前に並ぶ地域資料と中高生コーナーの棚が、実際上の仕切りの役割をしていて、静かに閲覧室を利用できます。

§ 時の流れを感じる図書館

エレベーターがなく、一般書架の書棚の間隔も狭くて、バリアフリー面ではやや劣る感のある葛西図書館。ただ、江戸川立図書館は、2010年12月に東部図書館開設、2010年4月に篠崎子ども図書館開設、 2008年7月篠崎図書館移設オープン、2008年4月に松江図書館改築オープンと、やけに新しい建物が多く、葛西図書館のようなレトロな建物は、今や貴重に思えるほどです(笑)。

ちなみに、江戸川区立図書館では、平成になってから建てられた図書館は、書架の中に閲覧席がある形。対して、昭和に建てられた図書館(葛西・小岩小松川・)は、書架とは別に閲覧室がある構造です。いろんな資料をあれこれ閲覧したい場合は書架と席が近い図書館、人の動きが少ない環境で集中したいときには閲覧室がある図書館、といった具合に、用途によって図書館を選ぶのもいいですね。

また、一般的に公共交通機関でのアクセスがよくない図書館ほど、空席率が高い(つまり席を確保しやすい)傾向があるので、それを利用する手もあります。実際、葛西図書館と西葛西図書館をはしごしたことがあるのですが、ほぼ同じ時間帯で西葛西図書館より葛西図書館の方が空いてました。この駅からの遠さも、うまく利用してくださいね。

江戸川区立葛西図書館 特集・行事・図書館だより感想記

  謎解きイベント「葛西図書館と挑戦状」
―2016年11月5日のイベント
葛西図書館で初めての謎解きイベントに参加してきました。都内の図書館の謎解きイベントには、参加できる限り参加してきた私ですが、この謎解きイベントは最も難しかったといっても過言ではありません!

江戸川区立葛西図書館 データ

住所東京都江戸川区江戸川6-24-1 →大きい地図を開く
Tel03-3687-6811
開館時間9:00~21:30
定休日第4月曜(祝日は開館し、翌日を休館。振替休日は休館)
年末年始
最寄駅東京メトロ東西線 葛西駅から徒歩17分
都営新宿線 船堀駅から徒歩20分
最寄バス停「三角」停留所から徒歩0分
都営バス 錦25・FL01(葛西駅前~船堀駅前~錦糸町駅前)
都営バス 平23(葛西駅前~平井駅前)
駐輪場建物西側(一之江通り側)入口手前と東側(三角葛西通り側)入口手前左に駐輪場あり
駐車場建物西側(一之江通り側)入口手前に一般用駐車場8台分、障害者用駐車場1台分あり
所蔵資料
図書所蔵数2014/04/01現在 107,819冊 出典『江戸川区図書館 事業概要 平成26年度』
漫画なし
外国語新聞The Japan Times/International New York Times(英語)あり
外国語雑誌Newsweek(英語)あり
外国語図書なし
外国語児童書なし
外国語絵本なし
音声資料
CDカセットレコード
ありなしなし

試聴設備CD視聴機1台あり。1人1点、30分まで。
映像資料
DVDビデオLD
ありなしなし
※ DVD・ビデオは広報DVD・ビデオを除いた市販ビデオ・DVDの有無を表しています
視聴設備なし
資料のリサイクル除籍蔵書を提供するコーナーを常設で設置
設備
検索機6台(1階5台、2階1台。全てタッチパネル入力機)
検索結果印刷機能あり
資料の複写2階の視聴覚資料・参考資料の部屋のカウンター向かって右にセルフ式コピー機あり。A4・B4・A3モノクロ10円、A4・B4カラー50円、A3カラー80円。
ブックポスト建物東側(三角葛西通り側)入口の左手前側面の壁にブックポストあり
自動貸出機なし
自動返却機なし
セルフ予約受取なし
座席数一般用67席、児童用21席
1階児童用椅子席7席
児童用机席14席
机席7席
2階新聞・雑誌コーナー(椅子)12席
新聞・雑誌コーナー(机)4席
参考図書コーナー社会人用席(机)4席
閲覧室(机)40席
飲食設備なし
ネット閲覧PC2階の視聴覚資料・参考資料の部屋にネット閲覧PC2台あり。利用は1回30分、次に待っている人がいなければ30分延長可能。
データベース・CD-ROM閲覧「聞蔵Ⅱビジュアル」「Japan Knowledge+N」「ポプラディアネット」の利用可能
持参PC利用不可
児童用資料・設備等
紙芝居あり
布絵本館内閲覧用の布絵本あり
児童向け視聴覚資料CDコーナーに児童向けCDあり
おはなし会子ども向けおはなし会月3回ほどあり
靴脱ぎスペース児童コーナー中央に靴脱ぎスペースあり
授乳室なし
オムツ交換台1階の誰でもトイレにオムツ交換台あり
バリアフリー
障害者用駐車場建物西側(一之江通り側)入口手前に障害者用駐車場1台分あり
エレベーターなし。入口にはスロープがあるので、1階までは車椅子で入れます。
車椅子用閲覧席なし
誰でもトイレ1階のカウンター向かって右前方に誰でもトイレあり
大活字本1階一般書架の一番手前(15番)の棚の、書架入口から向かって左の裏面に大活字本あり
視覚障害者向け資料1階中央ロビーの検索機の並び向かって左のラックに、広報資料等の点字版あり
拡大読書器・老眼鏡1階カウンターに老眼鏡あり

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